〔小説〕仲良し 1話
私は中野美月。ごく普通の小学6年生。
これは私が小学5年生の時の話。
私はいつものように校庭でみんなと遊んでいた。
「美月、何して遊ぶー?」
「んー、教室戻りたーい」
「つまんないな~」
って感じでしゃべりながら歩いている。運動は苦手だからね。
リーダー的存在の杏奈。
私と気が合う野乃花。
そして私、美月。
いつまでもこの仲良しの友だちでいられると思っていた私バカだったかもしれない。
ある日のこと。公園でいつもの3人と遊んでいた時。
私抜きで話している。何してるんだろ?近づいても離れていってしまう。
まぁいっか、と思いながらその日は帰った。
でも、その次の日から私は3人に避けられるようになっていった。理由はわからない。でも、今までずっと一緒に居ようっていていた友達が急に離れてしまったことが怖くて、毎晩ベッドにうずくまって泣いた。
来る日も来る日も話しかけてみたが、おはようも行ってくれない。
うぅ、現実から逃げたい…。私の心には深い傷を負った。
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タグ: 小説
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