あれから私は

登場人物紹介

大橋來夢(おおはしらいむ)主人公

大橋琴夏(おおはしことか)主人公の母

智風菜夏(ともかぜなな)主人公の友達

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私の名前は大橋來夢。

私は昔から頭が悪い。勉強が大っ嫌い。勉強した所で人生は変わらないと思っていた。

私が頭の悪い理由それは不登校だから。

「頭が悪い」というたった一つの事実それだけで虐められる。

「頭が悪い」だけでバカにされる。

そんな人生は私は嫌。

母に何度もそんなに嫌なら勉強すればいいじゃない。と言われていた。

なんで私が虐めてきたやつを見返すためにわざわざ勉強なんか、、、、。

私は中学３年生。

そう受験生だ。

受験のことなんて考えたくない。私は受験も勉強も大っ嫌い。

なんでやりたくないことまでやらされるの、、、

私は今とても辛い。自殺しようと思っていた。

でもそんな私が今こんな状態だけど生きれているのは友達のおかげ。

私の唯一の味方。

お母さんよりも気持ちを理解してくれている。

その子の名前は智風菜夏。

本当に優しいの。その子は。

親の前だと言えないことも全部吐き出せる、、

私は不登校だからいつも菜夏とはLINEで会話している。

画面越しでも伝わってくる菜夏の優しさ。

いつもありがとう菜夏。

ある日の朝。

私は何故か勉強机で勉強をしていた。

部屋全体に響き渡る字を書く音。

私がこんなに勉強をしている理由。

それはね

人生を変えたいから。

人生変えるきっかけをくれたのは菜夏。

菜夏がかけてくれた言葉。

それは

何もせず人生が変わるわけないよ。

菜夏の口から初めて聞いた厳しめな言葉。

でも私はその通りだと思った。

このまま勉強をしない人生。

勉強から離れて生きてきた人生。

人生を変えれるのは自分。

菜夏の言葉で私は勇気づけられた。

明日やろうを繰り返したってさ。分かってるじゃんどうせやらない事。

今日の1歩が大事でしょ？

、、、、、、、、、、、、、

まずは1歩から。

ひたすら問題を解きまくる。部屋中に響き渡るこのシーンとした空気。

私の偏差値は39。

私の志望校の偏差値は42。

、、、、、、、、、、

違う違う違う違う違う違う、、、、

來夢「お母さん！私偏差値60の高校に行きたい」

琴夏「は？あんた何言ってるの今更本気になって。どうせ勉強しないんだから無理だよ。」

來夢「やらない後悔より、やる後悔！チャレンジしたい！」

琴夏「、、、、、」

來夢「いい？お母さん、、、」

今でも泣きそうな目で私はそう言う。

琴夏「頑張りなさい。」

お母さんも今でも泣きそうな目をしていた

私は急いで勉強机に駆け込んで勉強した。

分からないことばかり。なんで出来ないの、、、

あーもーやだ。

イライラする毎日。なんで私はこんな選択を取っちゃったの、、、

何もせず人生が変わるわけないよ。

、、、、、、、、、、、、、、

まずは1歩踏み出してみなきゃ。

私は毎日勉強した。

そして迎えた受験当日。

不安な気持ちなどない。今の私は自信に満ち溢れている。

上手くできたかなんて分からない。ただ自信しかない。なぜか。

そして時は流れ合格発表の日。

お母さんと一緒に向かう。

私の番号は3064。

3064、、、、、、

あった！あったよお母さん！

私は嬉し涙で止まらなかった。

お母さんもだ。

最後にかけてくれたお母さんの言葉はこの一言だった。

琴夏「頑張ったわね。」

私はすごく嬉しかった。お母さん今まであまり期待してなかったから

みんな！あれから私はこんなにも変われたよ！

みんなに伝えたいことはただ1つ

「人生変えるのはあなた。1歩踏み出してみようよ。今日の1歩がどれだけ大切か実感する時が来る。」

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おしまい

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バイバーイ！