俺だけ年越しが出来ない話
“2024年12月31日23時59分”
「2024年も終わりかぁ…短かったな…」
俺はそう呟いた。
「よし、もうすぐ1月1日か…時計見るか…」
俺は時計を見た。時計を見た俺はびっくりした。
『時計が動いてない…!?』
俺はテレビやスマホを見たがテレビは放映されてなくスマホは電波障害で見れなかった。
ど、どうなっている?
ラジオをかけたら謎の音が聞こえた。それは暗号みたいだった。
ラジオで住所で住所を言っているのを聞こえた。
「◯◯市◯丁目◯◯◯◯-◯◯◯◯」
その住所の場所が家の近くだったので俺は深夜車を走らせて全力でその場所へ向かった。
いつもの道路がいつもと違うと感じた。
そこに行ってみたらそこは事務所みたいな建物だった。
他の家は電気が点いてないのにその建物だけ電気が点いていた。
ドアは鍵がかかってなくドアを開けて建物に入った。
「何か手掛かりは無いか…?」
その瞬間持っていたスマホの電波が繋がるようになった。
“2025年1月1日00時00分”
「時間が動くようになった…」
俺はその事を安心した。
だが疲れていてその場所で寝てしまった。
“2025年1月1日08時00分”
俺は起きた。そして気がついた。
「あれ…俺は謎の建物に居たような…?」
そこは俺の家だった。
だがポストを見たら誰から来たか分からない年賀状が届いていた。
その年賀状には
「あけましておめでとう。君はつまらなくて君にはがっかりしたよ。せっかく遊び相手になると思ったのに…」
と書いてあった。
後日、謎の建物が建っていた場所に行ってみると廃墟になっていた。
何故時間がとまったのか?何故謎の建物に居たのに家に戻っているのか?それは俺も分からない。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
※トピ画は廃墟のフリー素材を加工した物です。