【食べ物総選挙】小説-夢届けるオムレツ

7 2025/01/11 17:11

-夢届けるオムレツ-

⚠注意⚠

この物語は、一部実話を含んでいます!どこが実話かは、一番下のあとがきをご覧ください!

[登場人物]

・笹木桃花(ささきももか/主人公)

・田中料助(桃花の同級生だった男子)

・田中料助の母

・るるね(桃花のペットの犬)

----第1章 一つのオムレツに導かれてーーー

私は、笹木 桃花(ささきももか)。

料理人だ。

...なんで料理人になったかって?

それはね、、、、

中学の頃に、料理が上手で料理好きな男子がいて、、名前は田中 料助(りょうすけ)って言うんだけど、、、その子に恋をしちゃって...

それで、告白したの。

そしたら、照れて

『りょっ...料理が上手くなったらつきあうか考えてあげえてあげてもい...いけど?、、』

って言ってたの。可愛かったな...笑

でも、悲劇は突然起きた。

料助は、交通事故で亡くなった。

私は学校で料助が亡くなったと聞いた時、途方にくれて、何をすればいいか分からず、まるで心が暗い森で迷子になってるみたいな、、?そんな気持ちだった。

で、私が家に帰ったらね、こんな手紙がポストにあった。

『 桃花へ

この前は、告白してくれて嬉しかった。

ありがとう。

こんなお礼しかできないんだけど、

キッチンに僕が作ったオムレツが置いて

あるから、よかったら食べて。

お母さんに許可はもらってるから、

安心して。 料助より 』

って可愛らしい字で書いてあったの。

亡くなる前にポストに入れてくれたんだな、、、ありがとう。

気持ちを切り替えて家に行ったら、

''桃花へ''とケチャップで書かれた、美味しそうなオムレツがあった。

たった一つのオムレツが、私の夢を見つけてくれた。―

だから、料理人になる決意をした。

『ワンワン!』

『あっ、るるね!今日もよろしくね。』

『ワフン!!』

この子はるるね。中学の頃にお母さんが買ってくれたペット。

今日は、るるねと一緒に、『伝説の調味料』を探す予定。

上司に言われて探すことにした。

けど、伝説の調味料なんて本当にあるのかと疑いがあった。

---第2章 伝説の調味料----

『やっとついた!』

私はやっと例の調味料があるという場所にやって来た。

時間はいつの間にか17時になっていた。

私が休んでから1時間程度探したあと、るるねが突然、

『ワン!ワンフ...!』

と鳴いた。

『るるね!ちょっと待って!』

ついていった先はとても暗い森だった。

でも、奥で微かに何かが光っている。

私がその洞窟で立ち尽くしていると、

突然誰かに押された。でも振り返っても誰もいない。

『わふん...?!?!』

るるねがちょっと小さい声で突然鳴いた。るるねも誰かに押されたのかな。

これはあの光に行けということなのだろうか。

私とるるねは光に向かって走り出した。

『あっ、あったーーーーー!』

『ワフワンワン!!』

光の正体は、まばゆい光を放ち、虹色に光る、草っぽいやつ?だった。

これが伝説の調味料ってやつ...?かな?

私はるるねを家に戻してから、上司のところへ走り出した。

----第3章 ありがとう、料助----

『上司さん!これですか?』

『お..おお...これが伝説の調味料か...!!』

『え?これが...?』

『恐らくそうだ。こんなの今まで見たことがない。』

こんな会話が続いてたんだけど、私は誰かに洞窟の前で押されたことを思い出した。

『あの、聞きたいことがあるんですけど...この調味料は洞窟で見つけたんですけど、洞窟の前で立ち尽くしているとき、誰かに押された感じがしたんです。でも振り返ってみても、誰もいなかったんです。るるねも鳴いていたので、恐らくるるねも感じたと思うんですけど、、、』

『多分それは料助かもな。』

『え?どうしてですか...??』

『料助は、亡くなってしまっただろ。だから、霊となって、久々に桃花に会いに来たんじゃないか。』

だとしたら、嬉しいな。

あの料助が私の後ろにいたなんて。なんか可愛いな...

『上司さん、この調味料使ってもいいですか?』

『なんでだ?』

『料助に、お礼がしたいんです。私の夢を見つけてくれたから。』

『そういうことならいいぞ。』

と微笑んだ。

そして出来たのは、

料助が私に作ってくれたオムレツを再現してそれに伝説の調味料をかけたもの。仕上げに料助へ、と書いて完成だ。

''料助、喜んでくれるといいな。''

その一心で、料助の家にオムレツを持って向かった。

ーーーー第4章 料助に届け!----

『お邪魔します。』

(料助のお母さん):『あら、桃花ちゃんいらっしゃい。そのオムレツは...?』

『料助さんへのお供えものです』

『私がお供えしておきましょうか?』

『私が直接お供えしたいので家にお邪魔してもよいでしょうか?』

『大丈夫ですよ。』

飾られている料助の写真を見ると、悲しさと嬉しさがこみ上げてくる。

私が涙をこらえていると、肩が突然温かくなった。きっと料助なんだろうな。

『料助、これはお礼だよ、

私を支えていてくれてありがとう。』

そしたら、肩の優しい温かさが消え、私の耳元で、微かだけど、『こちらこそありがとう』って聞こえた。

料助、

ありがとう。

----The end----

(あとがき)

いかがだったでしょうか?

トピ画は適当なのですが、ピンクの髪の子が桃花でその隣のわんこがるるねです()

小説を作るのが下手なので、ストーリー性、題名の発想&語彙力があまり無いですが、すいません。

ちなみに、最後らへんの肩が温かくなったっていうのは、信じられないかもしれませんが、実は私の家族の1人が(?)実際に経験した実話です。

私の家族の1人が亡くなってしまった時、廊下でAさん(家族)が泣いていたところ、肩が温かくなったという実話を取り入れてみました。(意味不明)

誤字脱字などあったらすみません。

投票よろしくお願いいたします‼でもステラは遠い夢ToT

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タグ: 食べ物 選挙 小説-夢

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その他2025/01/11 17:11:00 [通報] [非表示] フォローする
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いいお話!すごい泣ける🥺


>>1
ありがとうございます😭


めちゃ良かった!!桃花可愛いし投票したよ👍


>>4
ありがとうございます!!!


>>5
いえいえ!!!


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