やるかぁ… 完成品はURLから
霞「テデドン…」
氷河「その効果音伝わる?」
霞「伝わる人には伝わるでしょ…」
闇氷「お前…何する気?」
霞「明日はバレンタインでしょうが!!だから作るんですよ…」
闇氷「…ぁーリア充デーね、爆発しろ」
霞「言い方よ…いやあの、俺非リアだからね?後渡すのは友チョコだけだからね?」
氷河「告られた事がある奴が何を言うか。」
霞「いや断ったよあれは。そもそも恋愛興味ねぇんだもん。いや無くしたが正しいか。第一何処に好きになる要素があるか分からん。」
ハクモ「相変わらず捻くれてるね、主。」
霞「あ、ハクモ。」
ハクモ「もう少し自己肯定感を上げたらどうだい?あまりにも卑屈になりすぎだよ。」
霞「いやだってさー…仮にさ、自分が自分の事をすっごい可愛いし綺麗、世界一だって思ってる自意識過剰なヤベー奴だとするじゃん?でも実際は違う。某1000年に1度の美女さんにボロ負けよ。それを知ってショックを受けるのは自分でしょ?なら、最初からハードルを低くしておけば不細工って言われてもそうですが何か?って軽く返せるってわけよ。」
ハクモ「でも君、いざ褒められたら頑なに謙遜するじゃないか。」
霞「そりゃ上には上がいるからね。」
ハクモ「…そんなんじゃいずれ誰からも、友人としてすら愛されなくなっちゃうよ?」
霞「ッ」
ハクモ「…まぁ、たまには素直になってもいいと思うよ。悪い事ではないのだから。それに君が愛されたい人間だっていうのはもう僕らに周知の事実だからね?」
霞「…ヘ?」
樹石「そうですよー!僕らをよく撫でてくれるのも僕らへの愛着と同時に愛されたいって気持ちがあるのわかってるんですよー!」
霞「…フェ…?」
闇氷「ついでにかまってちゃんだしなお前。」
霞「な!?」
氷河「そして極めつけには1人が好きだけど独りは淋しい淋しがりやで甘えたのリア主だねぇ。」
霞「ちょいちょいちょいちょいちょっとあんたら何そんなしょーもない勝手な想像してくれてんの!!?」
氷河「事実でしょ」
闇氷「事実だろ」
ハクモ「本当の事だろう。」
樹石「ホントの事じゃないですか!」
霞「はぁーーーーーーー!!!??俺そんなんじゃないから!!俺に変な偏見持たんといとくれ!!ほら、俺もうチョコ作り始めるさかいほら早くさっさと出た出た!」
樹石「わわわわわっ!」
氷河「えーなにさもぅー…」
闇氷「やっぱあいつ素直じゃねーわー。」
ハクモ「他人事のように言っているけど君達も似たような事言えるからね?特に氷河。」
氷河「えぇぇー!?」
霞「…………はぁ…全く人騒がせなうちの子ですこと。…別にそんな俺愛されなくたって…たって…………」キョロキョロ
「もういないんか…早いなぁ…まぁ隠れてるだけかもしれんけど。防音結果張ーっとこ。」
[無言作業中]
霞「…ひとまず今日は高校の友人分が出来ればオッケーだね。……あーぁ………やっぱあいつらの手前あぁは言ったけどさ……やっぱり…さ、ぁ……」
…友人として…愛されてぇなぁ…
「なーんて…ね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
霞「よーし、出来た出来た。…後は固まるのを待つだけ~っと。…あー口ん中チョコで甘ったるっ…伊右衛門飲も…」[退出]
水刃「…あら、チョコ?まだ固まってない…ふふっ、ちょっと遊んじゃおっかしら?」
霞[入室]「伊右衛門美味し〜…って水刃さん何してんの!?」
水刃「あ、霞ちゃん!ちょっと飾り付けしちゃおっかな〜って♪」
霞「思いっきり三上水刃のイニシャル付けちゃってるじゃないですか…それ水刃さんが食べてくださいね?」
水刃「あら、もらっちゃっていいの?」
霞「まぁはい。これ氷河らのなんでね。そろそろ呼んでいいかな。あんたらー!チョコいるけー?」
樹石「チョコですか!?」
ハクモ「わー!」
闇氷「落ち着け甘党共…」
氷河「今年もこれなんだね。…というか何でこれだけイニシャル?」
霞「水刃さんに悪戯された…だから本人に食べてもらう。」
水刃「ふふっ、ちょっと悪戯しちゃった♪」
闇氷「…まぁ本人が食うならいいだろ。」
樹石「美味しいですー!!」
ハクモ「おいしー!」
闇氷「ったくこいつらは…まぁいいかもう…」
水刃「美味しいわね〜」
氷河「うん、昔と変わらない味。」
霞「幼稚園時代からずっとこれだからね〜…喜んでくれたなら何より。」
樹石「霞さん!これってどうやって作るんですか?」
霞「んー、これの作り方?源氏パイにマシュマロ挟んで20秒レンチンしてチョコ塗って飾り付けして固めてはい終了よ?」
樹石「簡単ですね!」
霞「手間はまぁまぁかかるけどね…あ、完成品はこちらだよ。」
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