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「ねぇみあ、明日一緒に遊ばない?3時に学校の正門で待ち合わせしようと思うんだけど」
親友からの久々の誘い。しかもきらっきらの目をしている。かわいいなあ。
「いいよ、お菓子とか持ってくね」
「ありがと!じゃあまた明日、ばいばい」
「ばいばーい」
...大好きなれいが去っていった道で小さく呟く。
「わかんないなぁ。こんなにも一緒にいて。
大好きなのに。」
あの子の中身がわかんない。何が詰まっているのかわからない。 楽しそうに笑ってる時も、真剣に授業を受けている時も。 いつもあの目の奥に浮かんでる何か。
ま、気にしすぎなだけかぁ。
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「お〜〜い!みあ、久しぶり」
「ちょっ、声おっきい!てか昨日も話したじゃん...」
「んふふ」
私がツッコむと何故か満足げに笑いはじめる。何がそんなにおかしいのか。 まあでも楽しそうだからいっか。
「えっとですね、じゃじゃーん! ちゃーんとお菓子買ってきたよ。棒付き飴とポテチとその他諸々」
「ありがとう。じゃあ早く公園行こっ」
最近話題のゲームの話だとか、美味しいお店、最近読んだ本の話。 色んな話をしながら、少し遠い公園に向かう。
「っはぁ、よしっ、やっとついた」
「みあ体力無さすぎない?でも、いつも思ってる以上に疲れるね...」
「一言余計〜。」
そう言って横にいるれいを見る。 ああ、やっぱり曇っている夜空みたい。わかんないや。
「みあ?どした」
「……っ…なんでもないよ、お、鬼ごっこしよう〜!!」
「私とみあしかいないのに?ふふっ。
おっけー、私めちゃくちゃ強いからね。」
「じゃあれいが鬼で」
「おけ」
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それから色んなことして遊んだ。一緒に好きな曲とかも聞いたり。 恋バナとか。
「ぁ〜〜やばい、お茶無くなっちゃった…
自販機行ってくるわ」
「みあ、まって、私もなんだけどw」
流石に水分がないのはつらい。
二人で車が来ていないか確認しながら道路のむこうの自動販売機へ歩く。
ピッピッ
チャリン
ガラガラガラ…
お先にジュースを買う。
「やっぱり冷えたジュースほど美味しいものはないね」
「…………。」
「れい?」
「え」
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ふと気がつくと、さっきまでたくさんいた車、人、鳥。植物と建物以外は何にもいなくなっていた。
しかも白黒の世界。
「な、にこれ」
れいもいなくなっている。
パニックで泣きかけていると、
ぼやけた視界の先に異様な赤い鳥居がある。あそこだけ何故か色がついているし。
明らかに怪しい。
けれど。
その鳥居を見た瞬間、 猛烈にあの鳥居の先へ行きたいと思った。脳が操られているような気分。
どれだけ嫌だと思っても、体は自然と鳥居へ一直線に歩き出してしまった。
そうして鳥居を潜り抜けたその先には
親友。
「ああ、やっと来てくれたんだ。私の愛しい人。」
「ここ、どこか知っ」
「あなただけ。私の、空っぽなこの中身を愛してくれたのは。」
「……ねぇ、はなし、きいてよっ……」
声が震える。涙で視界が揺らぐ。なかみって、なに。なにもわからない。恐怖だけが増していく。
「えっーと、だからね、ほんとに感謝してるの。」
おかしい。こんなの現実じゃない。現じつじゃない。げんじつじゃない、めのまえの、れいは、なにかは
「ぁ」
「やっと手に入れた。」
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伽藍堂 side
私の名前は伽藍堂。
数千年前、生まれつきの痣を理由に生贄として、神社に捨てられた。
けれど、その神社の信仰が無く、堕ちてしまった神が私を育ててくれた。
成長した私は、いつの間にかその神と同じ…いや、それ以上の力を持っていた。
ヒトはいつの時代も、とっても醜い。
表面しか見ない。他者のことを考えてるようで、全く何も考えていない。
でも気分転換に、学生の「れい」としてヒトの世界に紛れ込んでみた。
そこで出会ったみあ。
みあは、醜いヒトたちと同じ世界で生きていて、同じ種族で。
それなのに、輝く太陽のように眩しくて、きれいだった。
わたしの愛おしいヒト。
私の空っぽな中身をあのきれいな目で見てくれた。
きれいなみあで醜いわたしの中を満たせたならどんなに幸せだろうか。
だから私の中に引き摺り込んで今、あなたを蝟ー縺。
「縺?縺?☆縺阪□繧医?∵?縺励※繧九?ゅ∩縺ゅ?縺阪l縺?□縺九i縲√%繧薙↑縺ォ繧らセ主袖縺励>繧薙□縺ュ縲」
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