〔3位あざす‼︎〕『夜叉刀』
まず‼︎適当小説通り‼︎ます‼︎
ノリで書いたんで低クオやし、説明口調になってるのはマジごめんなさい‼︎
なんかこっちはおまけじゃないけどおまけ的な((
まぁ投票してくれたら嬉しいです‼︎
うーん、相変わらず謎小説
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『刀に選ばれし少女は14の年に刀を手にしこの国をも支配する力を持つだろう。』
その刀の名は___「夜叉刀」
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時は大正。
街も随分と異国の文化が取り入れられ洋風化を遂げている。
そんな中、椿柄の美しい着物を着た14歳の少女が歩いていた。
彼女の名は水紀埜 翠(みずきの すい)。
今最も勢いがある硝子屋の一人娘だ。
黒く長い髪が特徴的な、赤い目をした美しい少女だった。
街を行く人々の服装は随分洋風化し夜空の下、翠の椿柄の着物が一際目立っていた。
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夜、翠が部屋で手紙を書いていると不意に物音がした。
不思議に思った翠は恐る恐る障子をあけ、長い廊下を覗き込んだ。
そこで見たのは赤い目をした鬼だった。
身長約2mほどの巨体だ。
しかし翠は自分でも不思議と、怖さを感じなかった。
むしろどこか懐かしいような気がしてならなかった。
鬼を見つめていると手招きをしてきたので言われるがままに翠は鬼について行った。
どこまでもどこまでも歩いて、気づけば朝になっていた。
しかし翠は不思議と疲れを感じなかった。
地に足がついていない様な、不思議な感覚だった。
そのうち、一軒の古い館についた。
壁はひび割れ、戸は外れ、そこから半分ほど館の中が見えてしまっている。
翠は迷わず館に入った。
いや、体が勝手に動いたと言った方が適切だ。
長く、古い廊下をやっと抜けると、4畳ほどの小さな部屋に着いた。
4畳の部屋には、たんすや化粧台はなく、その代わりに一刀の刀があった。
柄は漆黒で、一箇所だけ赤い椿の花が刻まれていた。
鬼は黙ってその刀を取り、翠に差し出した。
その時、翠はこう言った。
『こんなもの、とても受け取れません。これは私ではなく、本当の持ち主を探している刀です。どうか私で妥協せずに、持ち主を探してやってください。』
気がついたらこの言葉が口から出ていて翠は自分自身の言動に驚いた。
しかし鬼はこう言った。
『この刀は長い間持ち主を探していた。貴方様はこの刀に選ばれし者、さぁこの刀を受け取りなされ。』
すると勝手に翠の手が動き、刀を受け取った。
なぜだか懐かしい刀だった。
すると鬼が唐突に喋り出した。
『この刀は夜叉刀。椿が咲き誇る夜に本来の力を発揮する。そして、夜叉刀を手にした者は国をも支配する力を授かる。さぁ、願いを言え。』
『私は国を支配するつもりなどございません。どうかこの刀と共に家に返してくだされ。』
翠は反射的にこう答えた。
すると鬼が手を挙げたかと思うと次の瞬間景色は変わり、翠は見慣れた家の門の前に立っていた。
夢の様な出来事だった。
しかし、夜叉刀はしっかりと翠の手に握られていた。
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