【クロスオーバー】東方×ポケモン #プロローグ
それはまたある日の事だった———
神々が恋した場所、"幻想郷"。つい先日から、明らかに異質な穴が、空中に現れているとの報告が相次いでいた。
魔理沙「おーい!起きろー!———ってもう起きてるか」
早朝から、魔法使いの元気な声が神社の境内に響いた。
霊夢「うっさいわね朝っぱらから…あんたと違ってこっちはまだ寝起きよ?それにまだ午前4時だしさぁ」
魔理沙「ほら、さっさとしないと調査に置いてくぞ?」
霊夢「何よその態度」
魔理沙「おー、悪ぃな」
霊夢(相変わらず反省する気1mmも無いわね全く…)
心の中でそんな事を考えつつ、霊夢は着々と準備を進めていった。
魔理沙「お、出来たか?準備。そんじゃ、行こうぜ」
霊夢「分かったからさっさと行くわよ」
魔理沙「よし、とりあえず目撃報告があった場所へ向かうか。」
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霊夢と魔理沙は、穴が発生したと言われた人里の外れの方の林へ到着した。
魔理沙「んあ?何も無いじゃねえかよ」
霊夢「場所は合ってると思うんだけどねぇ…」
魔理沙「しゃーねぇ、別の報告があった場所に向か———」
霊夢「りさ…」
魔理沙「あ?なんかあったか?」
霊夢「魔理沙!あれ!」
霊夢が驚いた様子で声を上げながら指を刺したのでその方向を見つめると、そこには丁度今穴が発生しようとしていた。
魔理沙「穴が…出たな…」
霊夢「と、とりあえず飛んで近くまで行ってみましょう」
霊夢に言われた通りに2人で見に行くと、突然轟音が響いた。
魔理沙「今度は何だ?」
ふと周りを見渡すと、驚きの光景が広がっていた。
その"穴"が、いきなり幻想郷各地で一斉に開いていったのだ。
霊夢「ち、ちょっとこれ一体どうなってんのよ!」
魔理沙「私に聞くな!」
魔理沙「ま、まず一回紅魔館の方に行くか」
続く
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ポケモン要素全然入れられなくて申し訳ない…
次回からは本格的になると思います