Y-101の団臨の結果まとめ

階段ビクビク6丁目で有名なE217系Y-101編成。本日5月10日、そんなY-101編成使用の団体臨時が運転されました。

209系常磐線里帰りや255系復活で撮り鉄が殺到しテキモンしまくっていたことから死人が出ると噂されていましたが結果どうだったのでしょうか。

JRと神奈川県警の本気

本日早朝、早速Y-101編成団臨の場所撮りの為に何千人もの撮り鉄が横須賀線大船以降に殺到しました。

そんな中、有名な某ストレート撮影地に大量の撮り鉄が押し寄せ、住民から通行妨害などの通報が殺到。神奈川県警は某ストレート撮影地で撮影禁止を出し、ショバを封鎖しました。これには撮り鉄も不満がいっぱいだったようで、乱闘が起きたようです。

さらに、大船駅や他の駅にもロープが支給。東逗子ではエキセン封鎖など、JRもガチガチの対策をしてきました。

止まらない迷惑行為

今回、令和に入って一番荒れると予想されていたイベント。案の定何千人もが押し寄せその中には迷惑撮り鉄もおり、大荒れとなりました。内容を見ていきましょう。

【テキモン】

Y-101編成通過前と通過後にとある踏切にて撮り鉄によって障害物検知装置が作動してしまい安全確認のため10分ほど遅れがでました。やはり255系モノサクとは違い、比較的都会部の路線だったこと、朝ラッシュが終わったころの直後だったことから影響が大きく及んだと思われます。

【乗客との衝突。大荒れの車内】

Y-101編成後続の数本は追っかけようとした撮り鉄が大量に乗車。撮り鉄にあまり縁のない地元住民や鎌倉観光客もいる中、占領を始めたり、騒ぎはじめるなどの行為が多数。注意した乗客との論争や乱闘で車内は動物園化。ひっきりなしに罵声が飛び交い、無理やり駅に引き釣り降ろすや車内でシャトルランをするなどの209系やメト6ラストランの何倍もの荒れとなりました。

【所要人数オーバーの駅】

非常に大量の撮り鉄や鉄道ファンが殺到したことで大混乱となった大船駅以降の駅。特に横須賀駅と大船駅では明らかにキャパオーバーなくらい激パとなり、罵声などで鼓膜が切れた方、押されたことによる怪我人もでたとのことです。これは非常に大変な事態になってしまいました。

【地元住民との衝突】

案の定敷地内無断立ち入りもあったようで地元住民ら町会は撮り鉄に出禁を言い渡す事例もあったようです。

【止まらない犯罪】

罵声大会や押し合い、撮影妨害されたことによる恨みでの暴行や晒し上げでの肖像権侵害での問題がこれでもかと発生したようです。

とは言え愛された車両。ありがとうコール

往路の発車と復路の入庫回送発車前に起こったありがとうコール。

特に復路では何千人にものファンがありがとうと叫び別れを告げました。これは2018年松戸駅で209系1000番代常磐線撤退ラストランで起こった鉄道史上最大のありがとうコールの記録を塗り替え、鉄道史上で一番発言の多いありがとうコールとなった模様です。

また、昔からY-101編成を見てきた地元民やまともなファンは撮影ルールを守り、とても素晴らしい別れを遂げた人もかなりいました。

結論

近年で一番迷惑行為があり荒れてしまいましたがそれを超えるほど愛された車両というのも明らかでした。JRは今回どういう心境なのか私たちは知りませんが、もう走らせないと言ったのに走らせたJRには感謝するべきです。