【毎日小説投稿2日目】あの夏の天の川 第2話

10 2025/06/30 07:07

ピピピピピ・・・

星華の目覚まし時計の音が響く。

「うーん・・・」

カチッ

「今日から学校かー・・・・・・あ・・・宿題、前の家に忘れた・・・取りに行くか・・・」

(手紙書いていかないと・・・)

2分後・・・

「行ってきまーす・・・」

ガチャ

(走っていかないと、間に合わない・・・最悪だ・・・)

その頃理玖は・・・

「・・・ねむ・・・あれ?星華は?・・・ん?手紙?」

理玖が机の上に置いてあった手紙を手に取った。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

べにさんへ

すみません。

宿題を、前の家に忘れてしまいました。

なので、取りに行くために、早めに家を出ました。

星華より

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「ったく、少しは大人を頼れよ・・・仕方ねぇなぁ、車で送ってやるよ、学校まで!」

「ぜぇ・・・はぁ・・・や・・・やっと、着いた・・・30分全力疾走は流石に辛い・・・」

星華が前住んでいたアパートに入ろうとしたその時、べにさん(理玖)の声がした。

「おーい、学校まで送ってやるよー。早くとってきなー。」

そう言われ、星華は全力疾走で宿題を取りに行った。

「あ、あの・・・」

「なんだ?」

「その、ありがとうございます・・・送っていただくなんて・・・」

「いいってことよ!俺が好きで、来てんだから。」

「はい。」

その時の星華の顔は、分かりずらいが、少し笑っていた。

「おい、着いたぞー、起きろー。」

「うーん・・・もう、着きました?」

「おう。門が開く時間ぴったりに着いたぞ!」

べにさんと星華が車から降りた。その瞬間・・・

きゃああああ!!!!

女子たちの悲鳴が聞こえた。

叫んでいた女子の目線の先を見ると・・・

「まって、やらかした・・・ちょっと手伝って。」

「すみません。俺、女の人苦手なので・・・」

「うそでしょ!?」

「それじゃあ、また後で・・・」

「クルさん、助けて・・・」

結局、車動かすからどいてと言ったら、道ができ、逃走したべにさんだった。

パン屋にて・・・

「ベニさん?クマ、すごいよ?大丈夫?」

「大丈夫だと思う・・・?」

ベニさんが疲れ果てていた。

「僕は大丈夫だと思う。だって、普通にパン作ってるんだもん。」

「まぁ、大丈夫なんだけどさぁ、星華の学校のjkにつかまってさぁ・・・」

「あーね?人混みに行くと、毎回つかまるもんねー。べにさん。」

べにさんが「あっそういえば」と何か思い出したように言った。

「今朝さ、星華が少し笑ったんだよ!わかりずらいけど!」

「そうなんだ!はぁー、よかったぁー。あの子全然笑わないからさぁー・・・」

カランカラン

お店のドアが開く音がした。

「クルさん!接客よろしく!」

「はーい!・・・おはようございます。今はクロワッサンが焼きたてです。どうなさいますか?」

学校にて・・・

「パン、お昼ご飯にしたいな・・・帰ったら聞いてみよ。」

「1限目始めるぞー。」

教室の中に先生の野太い声が響いた。

こうして、今日が始まった。

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タグ: 毎日小説投稿1日目 天の川

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第2話!!


すごすぎるだろこれは


>>2
いいほう?わるいほう?どっちのすごい?


とっても読みやすいし、面白いです!


>>4
ありがとうございます!


>>6
いえいえ(≧▽≦)


1話のいいねの数と、2話のいいねの数の差がすんごい


>>9
ありがと(≧∇≦)


めっちゃ 面白いです !!


>>11
ありがとうございます!


また、気になる〜


頑張れー🏳️


▶作者は、一生この話を続けることをフォロワーさんに誓った


めっちゃ面白い。続きが読みたい‼︎


>>16
また、明日第3話ですので、お楽しみに!


>>17
やったー♪───O(≧∇≦)O────♪


メッチャ面白かった!!星華くん性格良さそうだね!

30分全力疾走お疲れ様🍹

てかベニさんめちゃモテだね!

小説頑張ってね!🎌


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