本当に頭のいい人



このトピックは、名前 @IDを設定してる人のみコメントできます → 設定する(かんたんです)
画像・吹き出し

タグ:

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する
暮らし2025/08/08 12:50:22 [通報] [非表示] フォローする
TTツイートしよう!
TTツイートする

拡散用



正直いって私は自惚れてた 小学校に上がるまで

周りの奴はみんなバカ 文章を読むのも遅いし、数学の簡単な足し算すらできないし、漢字も書けないやつはなんなんだ と、小学一年生の頃は今でも鮮明に覚えている位に自惚れてた。俺は頭がいい。成績だってクラスで2位だ。 そう2位だった。1位は別にいた。しかしその事に目を向けていなかった。俺は賢い そう信じて疑わなかった。

が、事態が変わったのはその年の秋の事、もう12年前の話である。しかし今だに忘れない。

国語の授業、先生の一言だった。「秋といえば、なんですか?」小学校だから季節にちなんだ話をしようという訳だ。祖父の影響でそうした季語にある程度の知識があった私は「秋蛍」と考えた。小学一年生で秋と言われて秋蛍をこたえるなどと今思い返しても気味の悪いものだが。あの秋蛍のもつ儚さは秋特有の者だろうと。そうして周囲が「虫の声!」なんて言うのを聞きながら内心勝ち誇っていた。やっぱりバカだ。と、思った。

しかし、だ。クラスの女子が手を挙げた。陸上クラブに入っている活発な女子だった。それぞれが無秩序に思いついたものを叫ぶ中でその女子はニヤニヤと手を挙げた。バカだった。バカなはずだった。私は一種侮蔑の目を彼女に向けた。しかしだ、彼女は半分笑いながら「土砂崩れ!」と叫んだ。私は訳が分からなかった。アホだ、とも思ったが、そんな考え方は先生の反応を見てすぐに消え去った。担任の先生はなにか深く考え込んだようにしてしばらくの間を置いた後、そういう事か と漏らした。一番前の席だった私にはその声が鮮明に聞こえた。そうして担任はその女子児童の代わりに土砂崩れの意味を我々に敷衍した。「日本の気候だと夏から秋にかけて台風が多く発生する。だから秋になると日本の各地で土砂崩れが発生する  ってことよね?」今思うとこの説明も当時の小学一年生にしてみれば晦渋な物であったはずだが、それに彼女は笑いながら「そういうことーー」と答えた。教室が笑いに包まれる。山野(彼女はそういう苗字だった)さんなにいってるのーー 土砂崩れはないでしょー  彼らからしてみれば笑うのは当然だった。彼らにとってそれは「予想されている結果を裏切る」というお笑いの本質で違いない。しかし、気付いていない。クラスのバカを演じたあの生徒がどれだけ物知りか。聡明で論理的か。


私の住む地域は住宅が密集してきて保育園、幼稚園にも多くの人がいた。私が育った環境はけっしてド田舎の極小のコミュニティの中ではない筈だ。しかしそこで初めて、本当に頭のいい人を知った。虫の声ー と答える周囲の中で(無論秋蛍と答えるバカもいたが)あのような答えが述べる事のできる人間は生きづらいだろう。と思った。 

彼女は中学校、誰もが知るような有名中学校に進学していった。周囲の小学校3校が一つの中学校に進学するので、なかなかのマンモス校だったが、私の成績はそこでは1番だった。しかし何もうれしくはなかった。彼女はもうここにはいない。完全に勝ち逃げされたのだ。私は小学校6年間、彼女に勝てたことはほとんどなかった。だから中学1年生の頃、なんとかして頭がいい同年代の奴と話したい と思った。だから6年前にネットで議論のできるサイトを探してこのサイトにたどり着いたというわけだ。


高校に上がっても賢い奴は5万といた。進学校だったからか、
文理共に変態が多くいた。
3年生の夏。学力順に振り分けられるクラスわけの中で私は1番上にいた。これはある種奇跡のようなものだったかもしれない。
私が模試で国語の偏差値65を達成した時だった。校内偏差値だったから全国偏差値に治すとそれより遥かに上だった。(当時の私にとって全国偏差値はアホを含めたなんの指標にもならない数値だったので残念ながら今は覚えていない。)有頂天になっていた。そうして放課後クラスの人たちと成績の参照を行った。
国語と世界史が引っ張りあげ、私は学校9位、文系4位を達成した。天動説でも地動説でもなく、俺動説を唱えるほどに調子に乗っていたかもしれない。
クラスの男子が、俺今回良かったよ。そう名乗り出た。ほう面白い。この私よりもかね。冷静に考えると私が在籍するクラスは学校の1番上なので同じクラス内に私より上が文系でも少なくとも3人はいたはずだが、そのことは毛頭頭になかった。
その男子の成績表を開く。数2BCの欄に見慣れない数字があった。85。85?なんだ85って、点数か?模試で8割なら中々だな。

違った。85は点数ではなく偏差値だった。全国偏差値だったが全国偏差値でも、私は国語で80なんて偏差値を出したことがなかった。彼は文系でありながら数学の偏差値85をとったのだ。彼は お前(テル)すげぇよ、国語そんなに高くて、俺68だもん。全国。イキリ散らかして全国のアホを侮蔑していた私とは違い、彼は全国でものを考えていた。数学で偏差値85を出せるヤツが国語で68。わけがわからなかった。体育終わりに「ク○ト○スって響だけじゃなんもエロくないよな」なんて言っている彼が、全国で指折りの知識を持ち合わせていることに尽く絶望した。
彼は早稲田の法に進学した。


以上、私の人生の価値観をめちゃくちゃにしてきたアホの天才の話でした。


5: メイク @make 2025/08/08 15:23:21通報 非表示

あれテルさん何年生やっけ?


君のめっちゃ頭いいやん!


いずれ私もこうなるんですかね...状況が似てますし...


画像・吹き出し
タグ:

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する

名前 @IDを設定しよう☆