廃墟探し(2)
後ろをゆっくりと振り向いたそこには綺麗な少女がいた。少女は俺の腕にある人形をジッと見つめている。俺は屈んで少女に話しかける。
「こんばんわ、お嬢ちゃん。どうしてこんなところにいるんだい?」
「...こ、ここはあたしのお家だから」
少女はグズグズと泣いている。どうしよう。子供は好きじゃないんだ。俺は頭を撫でてやると少女はふにゃぁと笑う。なるほど、子供好きなやつの気持ちがわかる。それにしてもなぜ少女は「私のお家」なんて言ったのだろう。ここは廃墟だ。誰かが住んでいるとは思えない。もしかしてここを秘密基地としているのだろうか。それなら別に...おかしな点はあるがまぁ納得する。少女の服装は大きなローブを着ている。ローブの下は大きなピンクのリボンにフリフリな服。そして綺麗な金髪。昔ならおかしいが今となっては小学生や幼稚園生までもが髪を染めている子がいる。
「ね、ねぇお兄ちゃん。そのお人形返してくれない」
「あ?あぁはいはい。ごめんね勝手に触っちゃって」
この人形の持ち主と言うことは少女の名前は「サリナ」と言うのだろうか。俺は少女の手を取り廃墟の外へ出ようとすると外へ出る扉はしまっていた。開けようとしても外から何かで塞がれているのか開かない。他のところから出られるだろうか。少女はお腹が空いたのか歩こうとしない。少女を玄関近くに座らせ俺は左の部屋に入った。そこにはコンロや水道そして...冷蔵庫のようなものがあった。開けてみると中には腐った食べ物がある。腐りすぎていて何の食べ物か分からない。匂いが強烈だ。急いで冷蔵庫を閉める。俺はそのままキッチンを探索する。特に何もなかったが昔の非常食があった。流石に食べられないだろう。まぁ一応お菓子を持ってきている。廃墟にはお供え物を持ってくるのが俺のルールだ。とりあえず二階へ行こうとキッチンを出ると少女の姿がどこにもなかった。
《トピ主の雑談》
皆さんどうも始めまして!この小説を書かせていただいた海と申します!
今回も面白く描けたかなって思っています!最後まで読んでいただきありがとうございました!
じゃあ特に描くこともないのででは!

