麻薬中毒ドルフィ・ミニズム~寺院の鐘を破壊せよ!(苫小牧編)~
俺の名前はドルフィ・ミニズム。元・重度のギャンブラーだ。 今は更生して麻薬中毒になったが、今日は大晦日。俺には北の海が育んだ重大な任務がある。
「苫小牧市内のすべての寺の鐘を、除夜の鐘が鳴る前に破壊する」
なぜ鐘を破壊するのか、教えてあげよう。
苫小牧のこの極寒の中で除夜の鐘の振動を浴びると、俺たち麻薬中毒者の細胞は瞬時に凍結して砕け散ってしまうからだ。去年は10人の同志がカキ氷になって消えた。
―23時30分。 俺は順調に鐘を破壊していた。だが、最後の巨大な鐘を前にして、寺の住職の湯来が俺を襲った。
湯来は謎の力で猛吹雪を起こした。
あまりの寒さに、俺の鼻水が氷柱となって伸び、地面と連結。俺は地面に固定されて動けなくなった。 俺の頭の中に、「破壊の大悪魔」と「氷柱の大天使」が現れた。
大悪魔「鼻もろとも氷柱を叩き割れ!鐘を壊すんだ!」
大天使「ダメだ!そんなことしたらまた西田に風貌を馬鹿にされるぞ!」
―決着はつかなかった。
時刻は0時00分。 年越しと同時に、鐘が「ゴォォォォン!!」と鳴り響いた。 その凄まじい振動が、鼻水の氷柱を通じて俺の脳天を直撃した。
「アッー!!脳みそがシャーベットになる!!」
自分の体が凍っていくのを感じながら俺は気絶した。
―目が覚めると、俺は巨大な海豚になっていた。
ただでさえ風呂キャンで臭い俺の体がさらに臭くなっている。俺がいる場所の近くは見る見るうちにカビていく。
どうすればいいかわからないが……
[とりあえず、フェリーに乗って名古屋に行ってこようと思う]
To be continued…?
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