【毎日小説投稿3日目】あの夏の天の川 第3話
カランカラン
「ただいま帰りました。」
星華が言った。
「おかえりなさ~い、ただいまでいいんだよ?」
「帰ったか!おかえり~!」
クルさんと、べにさんが星華を迎えた。
「その・・・お願いがあるんですけど・・・」
「「?」」
ピピピピピ・・・
1時間後・・・
「行ってきまーす。」
「はい!これ、頼まれたやつ。」
クルさんが何かを渡した。
「ありがとうございます。」
「行くのか!行ってらっしゃーい!」
べにさんの声がパン屋に響く。
「行ってらっしゃい。」
「行ってきます。」
星華が、少し笑った。
「・・・星華くん、今笑って・・・」
「お、また笑った。」
キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが鳴る。
「星華~、一緒に今日昼飯食おうぜ~?」
「まだ、朝だよ?早くね?雅。」
星華が、誰かと喋る。
「葉凪海弥 雅(はなみや みやび)は、いいの!」
「自分のこと、フルネームで呼ぶ人なかなかいねぇよ?」
「じゃあ、俺は、いいの!」
「もうおせぇって・・・」
星華の口が悪くなったのは、星華の親友(幼馴染)の葉凪海弥 雅のせいである。(雅は、女の子です。)
「みっ・・・雅ちゃん!その~、お昼一緒に~食べたりって~、出来る?」
ある1人の、男子が話しかけてきた。
「星華と、昼飯食う約束してっから、無理!」
「・・・そ、そうなんだ・・・ごめんね・・・じっ、じゃあ・・・」
「おう!じゃあな!」
昼休み、屋上にて・・・
「お!うまそうなパンだな!俺は、購買のパンだぞ!」
「新しい、親?的な人がパン屋やってるから、作ってもらった。」
「良かったな!いい人で!・・・ジュル・・・一口頂戴!!」
「いいよ。」
ぱくっ
「う・・・・・・うめぇ~!!!!」
「そうなんだ。じゃあ俺も・・・」
ぱくっ
「・・・うま。」
「だよな!こんど、遊びに行っていいか!?こういうパン、作れるようになりてぇ!」
「聞いてみる。」
(いいって、言うかなぁ・・・毎日、忙しそうだし・・・)
そう、星華が考えた後、雅が言った。
「そういえばさぁ~。」
「むぐ?」
「食べてる時の星華って、なんか可愛いよな!ハムスターみたいで!」
「!?ゲホゲホッ・・・はぁ!?んなわけ━━・・・」
「いや、ハムスターだね!特に頬張ってるときとか!」
「はぁ!?」
星華が戸惑った。
パン屋にて・・・
「ただいま。」
「あ、おかえりなさい、星華くん。」
クルさんが1番に迎えた。
「おかえり~!」
次に、べにさんが迎える。
「あの、友達を明日呼んでいいですか?」
「お友達って誰?」
「雅です。」
((男の子の(お)友達か~、どんな子なんだろう。ていうか・・・楽しみすぎるっっっっっっっ!!!!パン、準備しとこ・・・))
チュンチュン
「おはよう!星華!」
雅が来た。
「うん。おはよう・・・」
(ねむ・・・)
「「えっ!?」」
雅ちゃんがめちゃ可愛いの文章で伝わってくる、男子生徒雅ちゃんとお昼残業だったね…
星華くんのパンも美味しそう😋
3話も面白かった!!