独り言

5 2021/02/01 04:45

私は君の特別になれないから

君を私の特別にさせてください

そう願うのに

君はそうやって笑うんだね

蘇る

初めて会った日

約束の15分前にはそこにいて

私を待っていてくれた君

私を見て少し照れたように笑う

想像より、かなり綺麗だったから

嬉しい

容姿を褒められて素直にそう思ったのはいつぶりだろう

もう恋なんてしないと思っていた

そんな陳腐な台詞をつぶやくまでに

私は君が好きだった

いやだった

自分が自分でないようで

顔が近くなる

唇と唇が触れそうな距離

もういいや

半分自暴自棄になって目を閉じる

吐息を唇に感じた

ごめん

君の声

私、好きな人いるから

やっぱり、私は誰かの特別にはなれない

彼女の指と指の間に私の指を滑り込ませる

強く握る

もう離れないように

それでもいいよ

押し付けるような、キスをした

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その他2021/02/01 04:45:26 [通報] [非表示] フォローする
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