ごめんね。。助けてやれなくて。第四話「鋭崎くんと私と余命」
「鋭崎くん、私、余命一ヶ月なんだ。今まで隠しててごめん。」
「は?」 嘘だろ。。亜衣音が一ヶ月で死ぬなんて。 「亜衣音!嘘だと言ってくれ!俺はお前が何よりも大事なんだ!」それでもあいつは答えない。なのにあいつは「わたしは大丈夫だから。きっと戻ってくる。」 といって俺に髪を束ねていたヘアゴムを渡した。そのときのあいつは天女の様に美しかった。 「それでも私が死んだらこれ持ってて。簡単な形見だけど。」
「ありがとう。」 しかし彼女は自ら死を選ぶとは知るよしもない
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