弱肉強食~Weak meat and strong food~【小説】①

3 2021/11/15 21:24

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一匹の豚が言った

「立場を逆転すればいいんじゃないか?」

この日から世界はがらりと変わった。

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「うっひょー!!今日の弁当豚肉入ってるぜ」

俺、藍沢零真(あいざわれいま)が言った

「はぁ、しっかり人参も食べるのよ?ばーか」

ウキウキの俺に冷たい視線が入る。彼女の名は花嵜朔耶(はなさきさくや)

この夢見高校の首席入学者だ。顔立ちもルックスも成績も全てにおいて完璧だ。

_彼女が廊下を通ればそう、明るい声ばかりだ。

「この女のどこがいいんだ?あ、豚肉うま。」

「サラっと悪口言わないで頂戴」

「あ、そう言えば朔耶ー…」

そう言おうとした瞬間窓ガラスが割れた。

0,1秒もなかった。

びちびちびびちびちびちっ!!

一匹の豚が一人の人間を喰っている。

「ーへ?」

何が起きたか分からない。頭が真っ白だ。

豚が口を開けて喋った。

「人間を加工しなくては。俺たちの大事な食糧だ…」

__________________________

2話は来週に出します。毎日投稿は難しかったのでやめます

↓小説紹介URL

https://tohyotalk.com/question/229249

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タグ: 弱肉強食~Weak.. 小説

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