サスペンス小説 笑う神 第一話
<<人物紹介>>
天野昇 (主人公)
てんの のぼる
植田真帆(友人)
うえだ みほ
佐田裕介 (友人)
さだゆうすけ
頬に、赤い鮮血が飛び散った。
「ちょ、ちょっと待て…俺はお前を信じてた…」
中々しぶとい奴のようだ。腹を刺されているのに、こんなにベラベラと戯言を話せるとは。
俺は奴の腰を足で押さえつけ、奴の腹に刺さったままのナイフに手をかけた。
そのままぐりっとナイフを回し、引き抜く。
「…!!」
奴の顔が歪む。同時に大量の血が噴き出した。こうすると出血量が多くなり簡単に殺せるのだ。
奴が俺に向かって手を伸ばす。
「お、前、は…」
奴の手がだらりと垂れ下がった。事切れたらしい。
橙色の光が俺の目に差し込んできた。夜が明けそうだ。ここに誰かが来てしまえばまずいことになる。
「さっさと処理しないとな…」
俺は独り言ち、奴の死体を担いだ。
「…同窓会?」
『あぁ。久しぶりにいいかと思ってな』
天野昇は友人である佐田裕介の誘いに顔をしかめた。高校の時の思い出にはあまり良いものがない。友人は佐田しかおらず、よく孤立していた記憶がある。
「仕事は大丈夫なのか?」
『今は、な。だがまぁ、ご遺体が出る可能性も少なくはないが。最近この辺で連続殺人事件が起こっててな…』
連続殺人と聞いて、昇は顔をしかめた。佐田は警察署に勤めている警部補だ。連続殺人事件の担当になったんだろう。
「そうか…怖いな。まぁ、僕は行くよ。連絡頼む」
『あぁ、分かった』
そして、同窓会当日--
「お、来た!」
「同窓会やるのも久しぶりだね」
「あとアイツが来てないな」
「ちょっと一回メール送るわ」
「わかった」
「今どこいる?」
だがなかなか返信が来ない。
「あれ、大丈夫かな」
「ちょっと電話掛けるわ」
「わかった」
プルルルル...プルルルル
「来ないな..」
<<制作>>
匿名3@BB7 同窓会当日から執筆
◌.*Շわ*.◌ @reme1213 最初から同窓会当日まで執筆
(共同制作)
この小説はフィクションです。
<<NEXT STORY>>第二話
『連絡が来ない.....』
『どこへ行ったんだ』
次回もご期待ください。
>>6
こういう小説とか文章を投稿したい状況の時ってみんな画像投稿のキャプションを使うんだよな
普通に文章を投稿する機能も実装した方がいい状況だと思わん?