結末は同じはずだった6話(最終話)
今日は卒業式。
高校2年生で終わるはずだった私の人生は隣のクラスの誠くんによって変えられた。
この1年間、色々なことがあった。
転生を繰り返すようになってから初めての友達ができた。
人と関わることってこんなに楽しかったんだ。
今、私は大号泣している友達、るなの隣を歩いている。
さっき最後のホームルームが終わり、それぞれが自分の進む道を歩もうとしていた。
私はるなと同じ大学へ行く。
るなは頭がいいから同じ大学へ行くために頑張って勉強をしたんだ。
るな「由梨~、もう卒業だね」
由梨「るな、そんな泣かないでよ笑」
るな「由梨は卒業悲しくないの?」
由梨「悲しいけどるなとか誠くんとは同じ大学だから会えるしね~」
るな「まぁ、確かにね」
そんな話をしていると、誠くんがやってきた。
誠「由梨ちゃん、るなちゃん。大学へ行ってもよろしくね!」
由梨「うん、こちらこそよろしくね。」
るな「よろしくぅ!」
まただ。
誠くんと話すと鼓動がはやくなる。頬も赤くなってるし。
それにるなと誠くんが話している光景を見ると胸が苦しくなる。これはきっとヤキモチ。
これってつまり、、、
私は誠くんのことが好きってこと!?
でも確かに今まで誠くんと話すと胸がドキドキしたり顔が赤くなったりした。
今から告白してしまおうか。
でも周りには人がたくさんいる。
先生や保護者の方もたくさんいる。
それに誠くんはるなと今話しているから呼び出すなんて失礼かもしれない。
どうしようかと悩んでいると誠くんに声をかけられた。
誠「ねえ、由梨ちゃん。」
由梨「うん?」
誠「僕は由梨ちゃんのことが好きなんだ。何事にも一生懸命に取り組む姿。可愛い笑顔。ほかの子にも平等に優しく接しているところ。」
由梨「うん。」
誠「僕は毎日由梨ちゃんを目で追い、話しかけたりしていた。そのたびに由梨ちゃんへの好きの気持ちは高まって、本当は偏差値がもう少し低い大学へ行こうとしたけど由梨ちゃんと同じ大学へ行きたかったから頑張った。」
誠「由梨ちゃん、僕と付き合ってくれませんか?」
急な告白で私の顔はきっとりんごのように真っ赤だろう。
周りには人がたくさんいて恥ずかしい。
でも私も好きなんだ。この気持ちを伝えたい。
由梨「はい!」
誠「いいの?!ありがとう。これからよろしくね。」
そういって私達は付き合うことになった。
私は歩み続ける。
私の人生を助けてくれた初恋の人、誠くんと共に。
~end~
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結末は同じはずだった最終回です!
続きが遅くなってしまい、大変申し訳ございません。
素人がかいている下手くそな物語ですが読んでいただきありがとうございました。
これからもお話を不定期ですがあげていこうと思います。
読んでみたいお話のジャンル等がありましたらコメントしていただけると嬉しいです。
天才だあ╭(°ㅂ°)╮╰(°ㅂ°)╯
リクエスト:クラス全員でおとまり会するお話とかかいてほしい~((だまれえ
わぁ~!
おもしろかった~!
できたらで良いんだけど、主人公が夢に向かって突き進む!っていう感じの物語作ってほしい!(わがままでごめんよ~)