幽霊で悪かったな！最終回

〜幽霊で悪かったな！最終回〜

やっと帰ったよ...

「やっぱ可愛いなぁー」

また来たんか！？

『お前呪うぞ』

「ｷﾞｬｰｰｰｰ」

ま、そんなことしないがな

『ていうかお前死ぬ間際のもや見えるぞ』

「え」

死ぬ間際の人間には黒く、ぼやけたモヤが見える。

それが見えると2日以内に死ぬ。

その運命はたとえ幽霊でも変えられない。

『お前2日以内に死ぬよ』

「え...マジ？」

”死ぬ“と告げた相手は何度も見てきたが、全員気が狂っていた。

そして、告げた日に死んでしまった。

死というには痛くはない。

そして、霊という第二の人生が始まるのだ。

私のように。

だからといって、霊が怖いわけではないのだ。

つまり元人間。

他の幽霊も心は人間である。

死に向き合うことは大切なのだ。

『でも、死んでも冥婚で向き合えるさ』

「ほんと？」

『ああ。』

そして、数時間後がたった。

「じゃあ、帰るわ。実家に」

『ああ、』

ん？あ、あれは！

ガーガーガーガーガーガー

『危ない‼︎‼︎』

ドンっ‼︎‼︎

彼は車に轢かれ、死んだ。

心が痛くなった。

だが、私達は冥婚で結ばれた。

人間界ではない。霊界で。

終わり

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あんまりいい終わり方じゃなかったけど、霊でも人間の心はあるということを伝えた話でした、

この小説はこれで終わりです。

読んでいただきありがとうございました！

そして、3月25日連載開始で3年？4年程度続く「名探偵　高岸の真実への走り人」もお楽しみに！

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