【クレしん映画評論 第3弾!】「映画クレヨンしんちゃん ガチんコ!逆襲のロボとーちゃん」の感想
「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」について語っていこうと思う。
一般的な評価・ファンの評価
一般的な評価はかなり高く、3.8〜3.9点くらいのサイトが多く、ヘンダーランドと同じくらいの評価である。
なんJ民からは極めて賛否両論で、格付けではSランクかAランクに位置していることも多いが、Eランクに位置していることも時々ある。
Yahoo!知恵袋での評判は結構高く、1位に挙げる人も結構多い。
よって、ファンからの評判は、賛否両論ながらもそこそこ良い。
あらすじ
ギックリ腰で腰を痛めたひろしは突如現れた謎の美女に連れられ、マッサージも兼ねてエステの「無料体験」を受けることに。
エステを終えて家に着いたひろしだったが、そこで自分の体がロボットになっていることに気づき驚く。ロボットになった自分を前に警戒心むき出しのみさえに対し大喜びのしんのすけ。
そんな中ひろしは、自分の体がロボットになった原因があのエステサロンであったことに気づく。それは、邪険に扱われる日本の弱い父親達の復権を企てる『父ゆれ同盟』の恐るべき陰謀だった。
「家族は、オレが守る!!」
崩壊寸前のカスカベを前にロボットになったひろし=ロボとーちゃんが、しんのすけと共に立ち上がる。
感想
笑い・感動・キャラクターのどれを取っても実に素晴らしい作品だと感じた。ちちゆれ同盟の「ちち、ゆれ」という踊りのところやロボとーちゃんのロボット的行動やその他いろいろなところで爆笑でき、例の最後のシーンやその他にさまざまな場面ですごく感動できるような作品であった。キャラクターに関して言うと、まずそもそもロボとーちゃんが神である。ロボとーちゃん=野原ひろしであると私は考えている。だから、ロボとーちゃんは野原ひろしと同レベルの神人物だと考えることになる。ひろし自体クレヨンしんちゃんの人物の中で3番目に好きなので尚更のことであろう。また、黒幕が魅力的に感じた。死刑とか言いながら、死刑しようとしてなかったことも評価できるし、何よりすごく共感できる黒幕だと思った。黒岩仁太郎は、物を壊したりしたので、最終的に逮捕されてしまったのだが、黒岩仁太郎の母妹(黒岩仁太郎にいじめ行為かなり最悪な奴ら)にもなんらかのペナルティーを与えて欲しかったくらい、可哀想に感じた。その他には、段々原照代や、とても面白い頑馬博士も良かった。見所も多く、ロボットの演出や、ロボとーちゃんの心情表現など、とても丁寧に描かれていてかなり良かった。最後の腕相撲のシーンついてだが、一般的な考え方をすると感動的または残酷的であると考えられるが、捉え方はその人の自由なので、私はそのシーンの良し悪しは考えないようにしている。主題歌が、映画に合ってて、すごく良かったのも魅力的である。
総評
「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」
の個人的な評価は、「3.9点/5点」である。
笑いも感動も歴代の中で共にトップクラスで、なおかつ人物も最高である、大傑作だと思った。ここ数年名作がなく、クレしん映画の中では微妙な作品が続いていた(黄金のスパイなどいくつか良作はあった)が、この作品はここ数年でブッチ切りで面白く、歴代でも個人的に3番目に良かった。基本的に若者全員、特に、2005年以降の作品をあまり面白くないと感じている人にオススメできる作品である。
>>8
うんうん!!
初期映画は個人的にはあまり感動はしなかった(雲黒斎とか特に)けどギャグが圧巻だと思う!!