⚠️ヘアーキル　怖い話#5

どーも、今日二つ目の怖い話はですねー

ヘアーキルというものです。

えー、なんとこちらのお話…僕が作りました。

いつもはキヨ。さんの動画を上げていますが、

今回は僕が文章で書いていきます。

えーわんちゃん最後らへん少しおもろいかもw

〜プロローグ〜

みなさんはー今までに髪の毛を自分で抜こうとしたことは

ありませんか？まあ自分から抜いたりはしないって人も

抜けちゃったってことはたびたびあると思います。

みなさんの髪の毛は生きている間は基本的に伸び続けていますが、

ある1人の女性には髪の毛がないんだとか…？

〜1〜

俊一「おい、もう帰るぞ」

紗奈「うん、ごめん」

俊一「こんな時間に紗奈1人置いてったら、危ねえだろうが」

紗奈「気をつけるね」

俊一「ああ、絶対に明日からは今日みたいに行事で忙しくなんだからよ、

　　　時間になったらちゃんと俺と一緒に帰るんだ。俺はお前を危険には

　　　させたくない。」

紗奈「ありがとう。俊一」

〜2〜

俊一「はあ、今日も疲れたな。紗奈は本当におっちょこちょいだし、

　　　顔も可愛いから、すぐ変な男共が寄ってくるからな。守んねえと」

(電話📞from紗奈)

俊一「ん？なんだ？」

　　「もしもし？どした？紗奈」

紗奈「俊…一…助け…て……」

俊一「！？おい！どうした！？」

紗奈「さっきから私の家のインターホンがずっと連続で鳴り続けてて…

　　　窓から見たら髪のない人がずっとインターホンのところから

　　　髪ちょうだい…髪ちょうだい…ってずっと言ってくるの…

　　　両親も今仕事でいないし…怖いよ…助けて」

俊一「落ち着け。大丈夫だ。

　　　今、家の鍵はかかってるか？窓とかも」

紗奈「うん、閉めてある…」

俊一「そして、警察に通報しろ。

　　　それは不審者だ。いいか？俺が今からそっちへ向かう。

　　　俺が来るまで絶対にそこから動くなよ？分かったな？」

紗奈「でも…そしたら俊一が…」

俊一「大丈夫だ。紗奈を1人にさせるわけがないだろう？

　　　俺は彼氏だ。待っとけよ。」

(通話終了📞)

〜3〜

俊一「くそっ、紗奈！頼む無事でいてくれ」

俊一の家から紗奈の家までは自転車で約20分くらいの距離がある。

紗奈「俊一…早く来て…」

紗奈はスマホを起動し、警察へ通報を試みるがあることに気づく

紗奈「え？圏外？ウソ…なんで…

　　　さっきまで普通に使えていたのに！？」

それを知ったと同時にインターホンの連続鳴りが止まった。

〜4〜

俊一は電話を様子確認のため紗奈に電話をかけた。

俊一「な…なんでだ？さっきまで電話できたのに…！？

　　　クソっ！！ふざけんなよ？」

仕方なくただ無我夢中でチャリをこいだ。

〜5〜

俊一「はあ、はあ、もう着く」

そして、紗奈の家に着いたが、インターホンのところに

誰かいる様子はなかった。

俊一「！？もしかしたら…窓ぶっ壊して入られてるのか…！？」

俊一はインターホンを押さずにそのまま紗奈の家のドアへと入った。

なぜか閉まっているはずのドアが…

俊一「……もしかしたらあいつ…勝手に外に出たのか」

？？？「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

俊一「！紗奈ーーーーーーー！紗奈！」

俺は必死に階段を駆け上がる。そして紗奈の部屋のドアを開けた。

〜6〜

俊一「おい…嘘だろ？」

彼の目に見た物は紗奈が髪の毛のない状態で血を流して倒れているところと、

何者かに抜けられた大量の紗奈の髪の毛だった。

〜7〜

次の日

優馬「おい、元気出せよ。」

俊一「ああ…すまねえ」

紗奈は緊急手術の末なんとか一命はとりとめたものの、

髪がもう生えてくることはない、そして

後遺症が体全体に残るという残酷なものへとなった。

俊一が警察に事情を説明したのにも関わらず、自傷行為だと

言われ勝手に解釈される。紗奈はその出来事が一切覚えていないという。

カメラがあったわけではないため、証拠はなかった。

優馬「なあ、紗奈はもう学校へは来ないのか？」

俊一「ああ、精神的にもかなり危険な状態だ。

　　　あの時、俺がもっと早く紗奈を助けられていれば…」

そう思うと、非常に怒りと悔しさが込み上げてくる。

優馬「髪を何者かにむしりとられたのか？」

俊一「ああ、確実にだ。」

優馬「俺、一つ心あたりがあるんだ。」

俊一「？なんだ」

優馬「ヘアーキルって名前の幽霊なんじゃないかって」

俊一「！？なんだそいつは？」

優馬「人間の髪の毛を狙ってな、むしって痛めつけて、

　　　その髪を自分の死んだ子供に与えてやるっていう幽霊なんだ。」

俊一「！？そんな奴がいるのか？」

優馬「ああ、ヘアーキルはな、もともと主婦でな、夫からすごく暴力を

　　　受けていたらしい。

　　　んで、そこから自分の子供にもするようになって、最終的に全員

　　　髪むしられて、血だらけで死んだんだとよ。」

俊一「紗奈の見た光景と一緒だ。

　　　でもなんで、そんな他人を巻き込んでするんだ？」

優馬「そんなの簡単だよ。あいつにとって髪は命だ。

　　　どんな綺麗な髪の毛だっていつかは汚くなっちまう。」

俊一「つまり、汚くなった髪は捨てて、また新しい髪の毛を

　　　探しているというわけか。」

優馬「ちなみにこれを見てみろ。」

そう言って、優馬はスマホの記事を見せる。

俊一「なに！？」

優馬「www騙されたな。俊一w

　　　残念だがここでお前もヘアーキルのエサだw

　　　もし、ヘアーキルの過去を聞くようなものがいればそいつの髪はいただく。」

俊一「？どういうことだ！」

優馬「つまり、紗奈は誰かにヘアーキルの過去を聞かされたからこうなったってわけだw」

俊一「ハア……嘘だろ？お前…裏切ったのか…」

優馬「当然！だって友達なんて何人でもいるしw1人くらい消えたところでどうでもいいしw」

俊一「でも、お前もヘアーキルの過去を知っていることには変わりないから、お前もだろ？」

優馬「あ」

次の瞬間、後ろにヘアーキルが現れ2人の髪がなくなり、血を流して倒れていたところを

救急車で運ばれ、紗奈と同じようになった。

〜8〜

俊一「これで一緒だな、俺も」

紗奈「うん、俊一も髪の毛なくなっちゃったね」

俊一「お前はもう二度と離さねえからな。」

紗奈「うん、死んでもそばにずっといる！」

完

〜エピローグ〜

はい、どうでしたでしょう。正直僕も作ってみましたが、

ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか分からないww

そして、優馬は性格悪すぎるw

んじゃバイビー

ジャンル:ホラー、スリラー　実況者:ザザ。