小説 鬱な僕と犬な君※BL注意 第一話

プロローグ

僕は哀川憂。中２だ。

僕は絶賛不登校中。

僕はいつも考える。

－生きる意味って何だろう

　僕なんか死んでもいいんじゃないか

　

犬な君

ある朝。

眠い目をこすりながら布団から出ようとしたその時。

ガシッ！

僕の足が、何かに掴まれて動けない。

僕はとっさに恐怖を覚えた。

恐る恐る振り返ると、、

なんと、そこには、犬のような耳が生えた見知らぬ少年が、僕をじっと見つめていたのだ。

「行かないで！ボクを置いて行かないでぇっ！」

少年は今にも泣き出しそうだ。

僕は何が起こっているのか分からず、困惑して聞いた。

「ぇあっ…きっ…君は誰…？」

僕は口下手だ。

「ボクは、憂クンに会いにきました」

どういう事だ！？

僕はますます意味が分からなくなる。

「だって…！憂クンは、ボクの運命の人だから！」

「きっ…君はなんで僕の名前を知ってるんだよ！？」

「いいから！ボク憂クン大好き！」

そう言い、少年は僕を抱きしめた。

へっ…？

僕は一瞬…顔が熱くなった…いや…

これは気のせいだ…っ！

登場人物

主人公

哀川憂（あいかわ　ゆう）

中２の少年。

陰キャで不登校中。

？？？

急に憂に会いに来た（？）少年。

次回予告

謎の少年の名前や年齢が明らかに…！？

以上…

次回もお楽しみに。

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