小説 私が死にたかった1日は、貴方が生きたかった1日(第二話)
(第一話)https://tohyotalk.com/question/355802
私(3年前、、?しかも壮馬の事故の一ヶ月前、、、、。どうして、、、)
壮馬「ん?どした?」
私「いやっ、、なんでも、、、」
壮馬「ってか、やべっ!!!もう8時半だ!w遅刻だww」
私「ほんとだ!走ろ!!www」
(私の選択で、壮馬の運命が変わるんだ、、、。もしかしたら、壮馬が生きれるかもしれない。)
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放課後。
明日は大切な日。壮馬の誕生日。
何を渡そうかな。壮馬が好きなものと言ったら、、、。
『お揃いのキーホルダー』◀
『小さなぬいぐるみ』
あっ、また出た。
本当はぬいぐるみを渡してたんだよね、、、。
思い切って、お揃いのキーホルダープレゼントしてみよっかな。
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夜
どんな渡し方したらいいかな。「いつもありがとう」も無難だしな、、、。
んでも、シンプルイズベストって言うしなー、、、w
無難が一番かw
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次の日
私「あ、壮馬〜おはよ〜」
壮馬「お、歩乃華、おはよ!♪」
私「今日は一段と機嫌がいいねwなにかあったの?ww」
壮馬「そ、そうかな、、w」
私(かわいいなぁ、、、ww)
『誕生日プレゼントを渡す』◀
『誕生日プレゼントを渡さない』
あっ、、また出た。
前は渡してたんだよね、、、。思い切って渡してみようかな。
私「はい、お誕生日おめでとう、いつもありがとう、これからもよろしくね!」
壮馬「えっ、ありがと、中身見ていい?」
私「お好きにどうぞ!w」
壮馬「、、、、、、あっ!!これ、俺が欲しかったキーホルダー!!しかもおそろい?!」
私「こっちは私の分、なにげに私達お揃いのもの持ってないなーって思ってw」
壮馬「ありがと!絶対大切にする!!!」
私「うん!ありがとう!」
喜んでもらえてよかった、、、。
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昼休み
モブA「おい壮馬〜遊びに行こうぜ〜〜」
壮馬「あっ、うん!」
モブB「え、まだあいつと付き合ってんの?」
壮馬「ん、あいつって?歩乃華のこと?」
モブB「そうそう、あいつ、キモくね?別にかわいいわけでもねーしwうざいじゃん」
壮馬「あ?」
モブC「え、あいつ他にも男いるよ?お前14番目くらいだろw」
壮馬「そんなはずねーだろ。見ろよこれ、歩乃華に貰ったキーホルダー。お揃いで貰ったんだよ。」
モブA「は?だから何?wそれに愛がこもってるとでも思ってんの?wきもww」
モブC「こんなもん、さっさと捨てちまったほうが楽になるよw」
ブチッ
私は見てしまった。モブAが、私が壮馬にあげたキーホルダーを引きちぎった。
その瞬間、私は飛び出そうとした。だけど、怖かった。
あそこまで悪口を言われて、飛び出す勇気が出なかった。
逃げ出したかった。
私は体を壮馬から背け、駆け出した。
もう、どうでもよくなった。
これ以上、壮馬が辛い思いをするのが嫌だった。
だから、私が居なくなれば壮馬は幸せになれると思った。
私は、横断歩道に飛び出した。
だけど、車は止まった。私は死ねなかった。
そして相談室に呼び出され、カウンセラーも強制的に受けさせられた。
Bad end 『お揃いのキーホルダー』
バッドエンド、?どういうこと?壮馬は?どうなってるの、、、
??「もう一回やり直す?」
『もう一度やり直す』◀
『ここで終わりにする』
壮馬が死なない未来を選ぶまで、何回でもやり直す。
『もう一度やり直す』◀
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『誕生日プレゼントを渡す』◀
『誕生日プレゼントを渡さない』
今度は、渡さないを選択してみよっかな。