小説 多々良小傘 わきちは妖怪?【東方】
前回のあらすじ
人間を驚かす程度の能力の多々良小傘。
最近は人間を驚かす自信がなくなり、毎日泣いているのだった。
ある日、自分の体が透けるという異変に怖くなり、博麗神社に行くも、霊夢からは「もうすぐ消える」とだけ言われた。
小傘の運命(?)は.....?
前回 https://tohyotalk.com/question/390258
博麗神社から
(もうすぐ...消える...?)
小傘はその場に座り込んでいた。
あまりのショックに言葉も出ない。
「そんなに消えるのが嫌なら、」
霊夢が何かを言い出した。
「命蓮寺にでも言って、お経でも聞いてきたら?」←適当
小傘は霊夢の言った事にハッとした。
「命...蓮寺。」
小傘はゆっくりと立ち上がり、博麗神社を後にした。
命蓮寺へ
小傘は歩いて命蓮寺まで行った。
博麗神社から命蓮寺まではそこそこ遠いのだが、頭の中の整理がまだあまりついておらず、ものすごく近く感じた。
「久しぶりに来たな...。」
小傘が門に入ったその時
「おっはよぉーーーーーーございまぁーーーーーーーす!!!!!!!!!!!!!!」
耳がキーーンとした。前までは慣れていた響子の大声。最近は滅多に命蓮寺に行かなかった為、耳に響子耐性が無くなっていた。
「響子ちゃん...大きい.....。」
「ぎゃーてー!ぎゃーてー!ぜ〜む〜と〜ど〜しゅ〜!!」
相変わらずだな。小傘はそう思った。
そんな事を思いながら、お寺の敷地内に笑顔で入っていくのであった。
そう、あの事を忘れて..........。
聖白蓮から
小傘は寺の中に入った。
「こんにちは。」
軽く挨拶をした。
「あら小傘。久しぶりね。
今日はどうしたの?」
聖が笑顔で聞いてきた。
「そ、その....。」
あの事を思い出した瞬間、心が曇ってしまった。
「わきち...消えてしまうみたいで...。」
下を向きながら言った。
「あら、もしかして、本性去現象?」
聖がその事を知っていて驚いた。
「は、はい。...と言うか、なんでその事...。」
「最近、妖怪達も妖精達もその現象に悩まされているの。」
聖が困ったように言った。
「実はね..雲山も消えかかっているのよ。」
聖が言った。
「え、ええ!?」
「だから、貴方に頼みたいことがあります。」
「頼みたいこと...?」
「はい。それは...
貴方が妖怪代表で、この《異変》を解決して下さい。」
命蓮寺について。
命蓮寺(みょうれんじ)とは、「上海アリス幻楽団」制作の弾幕STG「東方Project」内に登場する寺院の名称である。
幻想郷において聖白蓮が開いたお寺、またはその勢力を指す。
人間の参拝者も多く訪れるが、妖怪寺であり住職の白蓮を始め関係者は全て妖怪で構成されている。
白蓮の弟である僧侶、命蓮(みょうれん)からとって名付けられた。
ちなみに命蓮は亡くなっている。
参考URL https://dic.nicovideo.jp/a/命蓮寺
※1番最後のちなみに...は私が知っている情報を書きました。
ごめんなさい!最後のURL命蓮寺ごとコピーしないとページが見つからないになるのでよろしくお願いします!語彙力なくてごめんなさい!