小説 多々良小傘 わきちは妖怪?【東方】.

2 2022/09/09 20:12

前回のあらすじ

人間を驚かす程度の能力の多々良小傘。

最近は人間を驚かす自信がなくなり、毎日泣いているのだった。

命蓮寺に行き、聖に相談。なんと、聖も本性去現象の事を知っていた。

そこで聖は小傘に妖怪代表として、《異変》を解決してと言われ...

※注意 今回は暴力行為があります。苦手な方は1番最後は見ない方がいいです...。

妖怪代表


「え...?」

小傘は驚きのあまり、開いた口が閉じなかった。

「どうか、お願いしたいのです。

私の復活の日、勇敢に博麗の巫女と闘ってくれた貴方ならきっとできます。どうか、この異変を解決してください!一輪と雲山の為にも!」

聖に必死にお願いされた。

聖はいつの間にか小傘の手を握っていた。

「....。」

小傘は不安な目で聖を見ていた。だが、ふと思った。

(私が異変を解決すれば...みんな見直してくれるはず...!)

「やります!」

「!」

「この異変!解決してみせます!」

小傘は思い切って言った。

「期待しています!」

聖は半泣きで言った。

「お、やるかい唐傘お化けさんよ。」

ぬえの声がした。いつの間にかすぐそこにいたようだ。

「私は応援するぞ。頑張れ二面さんよ。」

「...!」

(私は二人の期待。絶対に裏切らない!)

小傘はそんな気持ちを心に秘めた。

人里にて。


「期待しています!」

「私は応援するぞ。頑張れ二面さんよ。」

私は二人の声を思い出しながら、人里へ向かった。

ついでに誰か驚かせようか。

(そしたら異変解決....なーんてね。)

小傘はニコニコしながらそう思っていた。

ドンっ!!!

誰かとぶつかってしまった。

「あ、すみませ...」

謝ろうとした瞬間

「あん?」

いかにも悪そうな人とぶつかってしまった。

「ごめんなさい!」

小傘は謝り直した。

「おぉい。てめぇのせいで服が汚れちまったじゃねぇかよぉ。」

よく見ると男性の手には洋菓子があった。

「あ...ごめんなさい!あとで洗たk....」

「てめぇこっちこい。」

「え!?」

小傘は男性に引きずられ、何処かへ行ってしまった。

やっぱりわきちって...


人気の全くない場所に連れてこられた。

「ここで罪を償ってもらう。」

「ひゃあぁぁぁぁぁぁ.....。」

小傘は泣いていた。

「おい嬢ちゃん。ここで泣いてちゃ後が思いやられるぜ?」

そう言いながら突き倒された。

丁度何かの角に頭を打ってしまった。

「いたあいっ!!!!」

「んあ?てめえよく見たら最近噂のヴザ唐傘じゃねえか!こりゃいじめがいがあるわなぁ!!」

「いやだぁ!!」

そのまま腹を殴ってきた。

「い''や''あ''あ''!!!!!いだいぃ!!!!」

失神したいが、妖怪だから中々失神できない。

「お''らぁ!!!!!!!」

「いやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁあん!!!痛いよおおおぉぉぉおぉお!!」

「大きい声出すなこの

ゴミ!」

その言葉だけで小傘は意識を失った。

聖白蓮について


人も妖怪も神も仏も全て同じと言う絶対平等主義者。 大昔の僧侶で、人間をやめた大魔法使い。

多くの妖怪たちを仏道の弟子としており、寺でともに暮らしているが、彼ら妖怪たちからとても慕われている。東方星蓮船の物語自体、バラバラになっていた命蓮寺の面々が再結集し「みんなで聖を助けに行こう!」というもので、聖白蓮の人徳が伺えるエピソードである。

しかし必ずしも完全に統制を取れているわけではないらしく、弟子の妖怪たちは陰で飲酒や肉食といった戒律破りをしているようで、彼女自身は表裏の無い真面目な性格から弟子の妖怪達もちゃんと戒律を守ってくれてると信じていたらしく、「え?私の知らないところでいったい何を……?」とショックを受けていた。

いいねを贈ろう
いいね
2
コメントしよう!
画像・吹き出し

タグ: 小説多々良 きち 妖怪 東方

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する
アニメとゲーム2022/09/09 20:12:59 [通報] [非表示] フォローする
TTツイートしよう!
TTツイートする

拡散用



モチベなくなったんで失踪します。

失踪して欲しくない人はいいねしてくだたい。

いいねが5いったら失踪しません。


画像・吹き出し

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する