東方二次創作小説「一人の研究家と一人の奴隷2」
第二話のはじまりはじまり~今回はちゆり視点を書くよ。途中から夢見視点になるけどあと登場人物追加:神綺 ルイズ 幽香 エリー くるみ以上それじゃ第二話スタート
第二話「奴隷のくらし」
私は本当に人間なのか、時々不思議になる。私は奴隷で何一つ自由なんてない。人間って自由に生きて笑って、泣いて、幸せを噛みしめるものなのに。
私は奴隷で名前はない下の子供達からはちゆり姉と呼ばれている。
下の子「ちゆり姉、大変 大変なのあいつらがくる、あいつらがくる、大変 大変。」
ちゆり「大丈夫、大丈夫だから落ち着いて私がサボってるふりするからみんなは掃除するふりして、そしたらヘイトが向くから、怖がっちゃだめだよちゆり姉との約束」
下の子「うん、うん、で でもちゆり姉が...」
私は不安そうな子の頭を撫でるとニコリと笑った
ちゆり「大丈夫だよ、君は優しいんだね、君みたいな子はのびのび生きたらいいんだよ、私はなれてるから。さ、急いで」
小さく「うん」と言うとタッタっと行ってしまった。私は道具を隠すとゴロンと横になった。
そうするとギイイとドアを開けてクソヤロウが現れた。
クソヤロウ「おい、ちゆりぃ〜またサボってるのか小さい子が掃除してるってのに」
私はビクリと震えたフリをして布団に潜り込むクソヤロウは布団から私を引きずり出すと思いっきり腕を引っ張ってドアの外へ連れて行った。
そして別の部屋の床に私を思いっきり叩きつけた。
クソヤロウ「悪い子にはお仕置きが必要だなwww」
私が泣き真似をするとやつらは楽しそうに笑う。そして、私の頬を思いっきり叩いた、その衝撃で私は倒れるそしてクソヤロウ共は私を踏みつけて蹴り飛ばした。
これが日常、入ってきてた子は売られてゆく私は悪い顔を常にみせるので売れ残っている。でも、それでもいいこれが私の生き方、私のかわりに誰かが傷つくのならこのままでいい。
ピンク髪の少女「可哀相な生き方ね、まあ口出しする気はないけど」
ピンク髪の少女いや客は話してすらないのにこちらの考えが読めているように話しかけてきた。答える気にもなかった。
ピンク髪の少女「答える気がないならいいわ」
???「お姉ちゃーんこの子買って買ってー」
少女の妹らしき人物がこちらへ向かってくる
ピンク髪の少女「はいはい、わかったわ、あとあまり騒がないの」
妹らしき人物「は~いごめんなさい あれっその子誰?」
ピンク髪の少女「いえ、特になんでもないわ、行きましょうか」
戻る際私の方をみて軽く手をふった
〜岡崎夢美視点〜
色々考えるとは言ったもののどうしよう。中庭ベンチに座って考える。
夢美「あっ、そうだしーちゃんに相談したらいいんだ」
携帯を取り出しメールを送る
ゆーめゆめ『しーちゃん今から行ってもいい?ちょっと相談があるんだけど』
しーちゃん『いいよ〜珍しい、こんな時間に連絡なんてね』
ゆーめゆめ『る~ちゃんのメンテナンスで後は待つだけだからね』
私は部屋に入って
夢美「魔界に遊びに行ってくるね〜」
理香子「ああ、行ってらっしゃい気をつけろよ」
モーガン「夢美は強いから心配いらないと思うよ。昼までには帰ってきてね」
「はーい」と答えて大学をでる。
魔界に入ると目の前に大きな城がある窓からすうっと入る。
神綺「いらっしゃい、夢美ちゃんあのさ急になんだけど夢幻館でお話しない?知り合いがいるのよ」
夢美「夢幻館ってところはよく知らないけどいいわよ、行きましょう」
神綺につれられて空を飛ぶ、しばらくすると大きな館が見えてきた。
神綺「さ、ついたわ ここが夢幻館よ」
???「おや、神綺さんいらっしゃ〜い あれれ~その方はどちら様かな〜」
神綺「あら〜くるみちゃんこんにちは、この子はお友達の夢美ちゃんよ」
くるみ「へ〜まあ楽しんでいってね」
夢美「あはは、くるみちゃんだっけ?ありがと、バイバーイ」
そう言い残すと長い廊下を神綺の後に続いて歩く。ある部屋の前でピタリと止まる。ドアを開けるとお茶を飲んでいる女性がいる。
神綺「幽香ちゃん、おはよ~こちら友達の夢美ちゃん仲良くしてね〜」
幽香「あら、そうなのね夢美さんいらっしゃい。エリー、エリー、もうひとり分のお茶を用意して頂戴」
エリー「はいわかりました。夢美様、神綺様、こちらえおかけになって下さい」
私は椅子に座って一瞬で出てきたお茶を飲む
夢美「このお茶めっちゃ美味しい〜」
幽香「お口にあって何よりだわ、それで今日はどうされたの?」
神綺「なんかー夢美ちゃんが相談あるらしくてー2人より3人のがいいかなって来てみたのよ」
幽香「まあ、他に魔界には気が合いそうな奴はいないものね、で、相談ってなにかしら」
ちゆり視点少なくなるかも 次回第三話「幽香の助言」