〈東方小説〉バカだけど強い私【第一話】

5 2022/09/23 18:00

そこは、誰もきた事がない世界だった。

しかも、みんな別々のところに飛ばされていた。

殺梨は博麗の巫女がいるところへ、姫乃と零は庭が広い屋敷へ、

雷は紅い館へ飛ばされた。

みんなそれぞれのことを探していた。

「波夷羅兄妹ぃ〜!シスコn...ヴウン...雷ぃ〜!

 どこにいるんだよぉ...探すのだるいじゃん...」

殺梨は、神社の前の方で3人を探していた。

その時、殺梨の前に弾幕が飛んできた。

「うわぁ!?だれ!?レディーに攻撃をするとはどういうこと!?」

殺梨はパニックになっていた。

なぜならいきなり目の前に弾幕が飛んできたからだ。

「あーね?流れ弾ってやつ?...しばきに行こうかな...でもめんどくせ...」

そう呟いていると、殺梨の後ろに誰かが来ていた。

そして、肩をポンと叩いた。

「うわぁ!?【炎符 熱き炎】」

殺梨は驚いてスペルカードを撃ってしまった。

だがそれを彼女は綺麗にスペルカードで応戦してきた。

「【霊符 夢想封印】

 あんた誰よ。いきなり他人にスペカぶっ放してくるなんてイカれてるわね。」

そういい、彼女はお祓い棒を持った。

「え...あんた巫女?私美波川殺梨。」

殺梨が自己紹介をすると巫女はため息をついた。

「はぁ...私は博麗霊夢。あなた一体どこから来たのよ。」

「知るかバーカ。気づいたらここにいたんだよ。」

「あなた...何言ってるのかわかるのかしら?」

そういい、彼女...霊夢はお祓い棒を構えた。

それを見て、殺梨も構えた。

殺梨が口を開けたと同時に、白黒の魔法使いが来た。

「霊夢〜!遊ぼうぜ...って、そいつ誰だ?」

「さぁ?なんか気づいたらここにいたらしいわ。

 早く元の世界に戻さないとめんどくさくなるわね。」

「ねぇ...そこの白黒の人間の名前は何ていうの?」

殺梨が質問したら、白黒の彼女はこう答えた。

「先に聞いて来た方が名前を言うんじゃないのか?」

「そうだったの?私は美波川殺梨。能力は...」

殺梨がそこまで言いかけたら。霊夢が殺梨の言葉を止めた。

「どうして幻想郷に来たばっかの殺梨が能力のこと知ってるのよ。」

「うーんと...私は昔から幻想郷について知っていた。って言ったら分かるかな?

 そして気づいたら自分の能力がわかっていたって感じかな?」

そう言ったら、2人は驚いたような表情をした。

「そうなんだな...私は霧雨魔理沙!よろしくな!殺梨!」

「こいつうるせぇな。」

「やめてくれ...」

「そうでしょ?魔理沙はいつもそうなのよ。」

殺梨は困惑していた。

理由はバカだから。

「とりあえず能力言っていい?」

「ええ。気になるしね。」

「私の能力は【自然の力を操る程度の能力】よ。

 説明すんのだるいからいつか実践の時に見せるわ。」

今この説明を聞いて2人はこう思っただろう。

(説明放棄した...)

と。

「今2人とも説明放棄したって思っただろ!?

 そうだよ!私説明放棄したよ!」

「そうだなー」(棒)

「殺梨って確か人探していたわよね?」

それを聞いて殺梨は自分が何をしようとしていたのか思い出した。

これに加えて他の3人の状況が分からないという事態だった。

だけど1人心配しなくていい奴がいた。

その人物は十六夜雷だ。

雷は空間を移動できるため向こうから見つけてくれるのでは?と思っていた。

「ねぇ、十六夜雷っていう奴見なかった?」

十六夜と言った途端、霊夢と魔理沙が異様な反応をしていた。

「十六夜って...ねぇ魔理沙?」

「ああ...咲夜しか思いつかないぞ...」

「え?咲夜のこと?咲夜いるの?」

殺梨は雷と仲が良かった。

それのおかげで、咲夜とも仲が良かった。

だけど、2年前に咲夜が行方不明になったというニュースを聞いて、咲夜との関わりが途絶えた。

「はぇ〜...咲夜って幻想郷にいたんだ...

 ねぇ!咲夜は今どこにいるの?」

「うーん...じゃあ教えてあげる代わりに条件を上げる。

 私と一緒に異変解決をしてくれるかしら?」

「いへんかいけつ?何それ?」

「そのまま。幻想郷で度々起こる異変を解決するのよ。」

「めんどくさそ〜だけどやる。」

殺梨は嫌々条件を呑んだ。

そして、場所を案内してもらうことにした。

「フンフフーン♪楽しいな♪」

「黙りなさいよ。うるさいんだから。」

「はぁい...」

そんな感じの会話を交わしていると、紅い館が見えてきた。

「あったわ...紅魔館。地味に遠いのよね...」

「でかくない?」

「そうだな。」

正面にでかい門が見えてきた。

門番らしき人が寝ていたが、霊夢は構わず入ろうとした。

門に手を触れた時、門番らしき人が起きた。

「勝手に入ろうとしないでくださいよ。しかも知らない人を連れて。」

「ごめんなさいね。だけど咲夜に用事があるのよ。」

「それはいいですけど、その前に後ろにいる人が気になりますよ。」

門番らしき彼女は殺梨を指差してそう言った。

「私?私は美波川殺梨。あなたは一体誰かしら?」

「私は紅美鈴。ここ紅魔館の門番ですよ。」

「そうなんだ...」

殺梨は何か考えた後、美鈴の近くによってこう聞いた。

「ねぇ美鈴。十六夜雷って知ってるかしら?」

「ああ、咲夜さんの弟ですか?今雷さんならいますけど。」

「今、会わせて。」

「分かりました。」

美鈴はこう言って門を開けた。

だけど、その際こういった。

「問題は起こさないでくださいね。」

そう言い、美鈴は寝た。

「寝ちゃったんだけど。いいの?」

「いいでしょ。その代わり後で咲夜にしばかれるでしょうけどね。」

庭を進んでいる。

だが、広くてなかなかつかなかった。

その1秒後、なぜか紅魔館の中にいた。

「どういうこと?どうして中に...」

聞き覚えのある声が響いた。

「あれぇ?殺梨ちゃんじゃん♡」

「あんたは...」

続く

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タグ: 東方小説 バカ 一話

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アニメとゲーム2022/09/23 18:00:03 [通報] [非表示] フォローする
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東方はよく知らないけど小説を書くの上手ですね!!


>>1
ありがとうございます!

今はこれを継続させようと頑張っています!


>>2
頑張れ!!応援するよ!!


>>3
ありがとうございます!


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