星のカービィWii小説(14)「スカイタワー」
「ふあー疲れたわい」
大王が早速音を上げた。
「上り始めたのはついさっきからだろうが」
実をいうとメタナイトのいう通りなのだが大王はもうバテテいた。
するとどこからか声が聞こえてきた。
「侵入者発見」
カービィたちは後ずさったが声を出した者はどこにも見当たらない。
そしたら急に誰かが目の前に現れて切りつけてきた!
「わああ!」
出てきた者はくぐもった声で喋った。
「我が名はツキカゲなり。敵から忍び戦う孤独なニンジャなり。」
「ふーん?」
ツキカゲの独特な喋り方にカービィは不思議に思った。
「見せてやる、我がチカラ!」
そういうとツキカゲは遠くからクナイしゅりけんを投げていた。
「何を言ってるかさっぱりわからんがとりあえず倒すぞ!」
大王はそういうとすばやく動き、一気に間合いを詰めた。
一方ツキカゲは焦った様子も見せない。
「ふふふ、愚かなり。」
ツキカゲは背負っている刀を振った。
「ぬおお?」
「なるほど、遠距離戦はクナイ、近距離は刀で戦うのだな。なかなかの隙の無さだ」
「キサマの解説はいらんわい!」
次はカービィが大王のように素早く動き、間合いを詰めた。
ツキカゲは刀を振ったがカービィには当たらなかった。
刀が当たらないギリギリの位置を把握していたのだ。
「そーれ!」
掛け声とともにカービィは吸い込みをした。
ツキカゲは宙に舞い、カービィの口の中に一直線。
するとカービィの姿が変わった。
「やった、あれぞニンジャカービィ!様々な忍術を使い敵を翻弄する強力なコピー能力!」
「だいじょうぶ、カービィ。おなか痛くない?」
「ううん、全然。それよりものすごいチカラがわいてくるぞ~!」
カービィは急に走り出した。
「わああ、待ってカービィ!」
四人は塔の道を走り出した。
途中で何度も敵にあったが全員カービィが蹴散らした。
「らくしょーらくしょー!このままぼくが全部敵を倒しちゃうぞ~。」
その声に応じたように先程の敵よりひときわ大きい敵が出てきた。
岩石の体を持つマウンデスだ。
マウンデスは何も言わずに突進攻撃をしてきた。
カービィたちはしっかり避けて攻撃を仕掛けた。
「クナイしゅりけん!」
「ぐりぐりハンマー!」
「メタ三連切り!」
「やりつき!」
マウンデスくらいの大きさでもこれくらいの攻撃を食らえば倒れるはずだが岩石の体のため、体が硬く攻撃が通りにくい。
するとマウンデスは回転しながら何度も浮いたり着地したりしてきた。
四人は避けているが体力のないワドルディの動きが鈍り始めた。
それを察したかのようにマウンデスはワドルディに威力の大きいプレス攻撃をしてきた。
ワドルディは避けきれずダウンしてしまった。
「よくもワドルディを・・・この~食らえ ばくれつデデデハンマーなげ!」
「デデデ大王に続いてカービィ、メタナイトも攻撃を加えた。
「シャトルループ!」
「はたきぎり~かえし4連!」
強力な三人の攻撃を食らってマウンデスは倒れた。
戦いが終わるとワドルディはゆっくりと目を開けた。
「戦い・・・終わったの?」
「うん!まだ上に登るけどワドルディ動ける?」
「だいじょうぶだよ」
「よし、それじゃあ行こう!」
四人はきれいなオレンジの夕焼けが見えるナッツヌーンの空の塔を登っていった
すかいたわーああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
>>7
じゃあ カービィは不思議におもいましたが…とかでいいんじゃない?(何様(´д`)