【東方】【小説】雨を降らせろ!千亦ちゃん!第1話
「はぁ... 全然虹が出ないわね...」
そう力ない顔をして一人虚ろに一面晴れ渡る空を見あげるのは、市場の神様、天弓千亦。
チャックだらけの虹色の服とは対照的なまでに、彼女の心は曇っていた。
彼女は市場を開くことで信仰心を補充できる。(ついでに本人は楽しめる)すこし可笑しな神様だ。
彼女の好みかどうか、はたまた特別理由があるのか、さだかではないとは言え、市場は虹がある時にしか開かない。
しかし、とある八咫烏の活躍によって彼女の好む、虹を生み出す雨は降らなくなってしまった。晴れであることを好むであろう人間達や豊作の神らは、この現状に満足する他ないだろうが、彼女(や日に弱い吸血鬼)にとっては死活問題にしかならない。
とはいえ、この天候を変える術などもってのほか。
しかし、天候をなんとか変えられないだろうか、それについて考え抜いた末に行きついた答え...
それは...
ーーー
次回予告!
雨を降らせろ!千亦ちゃん!第2話
虹が出なくて困っている千亦!雨を降らせるために彼女が取った行動とは!?
カモンレインボー!
次回↓
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