(小説)「零れた物」(1)「希」

「ｳｫｫｫｫｫｫｵｫｫｵｫｫｫ!!!!!!!!!!」

いつも通り私はアイドルをやっている⋯これがいいのかなあ

「夢朝ちゃん!頑張れ!!」

＿ステージ終わった後＿

理沙「またあの月雨(つきあめ)さんセンターだってー」

あ⋯あの子、タオル貸してくれた理沙ちゃんだ⋯センター私嫌だなあ

みと「夢朝(むあさ)あいつ調子のってるよねー」

⋯私だってなりたくなかったよ⋯

＿他の子視点＿

優希(ゆき)「今日のむーちゃん可愛かったね!!!!あ、ついでにむーちゃん限定ファイル買ったね!!ぃよし!!!⋯⋯1人だったなあ」

私は井山優希!!!⋯⋯⋯ここで自己紹介しても意味ないなあ⋯あはは

「あーぁ⋯⋯」

今度私は転校する事になった⋯引っ越しで⋯友達の子ともバイバイかあ⋯

＿他の子目線＿

⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯

「どうしたらいいんやろうか⋯」

なんか口出たわ⋯

最近悩んでることがあってアイドルになるかならないかや

アイドルになったら両親の会社継げねえし、ならなかったらアイドルなれんし⋯なろうよって言われて友達からなあ

「本田凛」

このサインだめやなx⋯って何でアイドルになろうとしてるんや

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