浮気とかしちゃだめ！

”私、ずっと待ってたんだよ？これからはずーっと一緒だね”

私の名前は今村　夏樹。私は彼氏、坂田　尚人と遠距離恋愛をしている。でも、もうすぐ遠距離恋愛も終わりを告げる。

優菜「ねぇー夏樹！夏樹の彼氏ってさ浮気とかしないの？遠距離恋愛だとそういうの不安じゃない？」

夏樹「んー浮気しないと思うよ？私、尚人くんのこと信じてるから！」

優菜「まぁ、ならいいんだけど。ばいばーい！」

夏樹「うん、ばいばーい。」

浮気か…。尚人くんは浮気するのかな…。私以外の女の人を魅力的に思ったりするのかな…。

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尚人「夏樹ー‼やっと、会えた！もう、電話とかしてても会えないと不安になるんだね。浮気してない？」

夏樹「私も嬉しい。浮気なんてしないよ。」

尚人「良かった！家帰ろう！」

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夏樹「久しぶりに家の空気吸った～！一番落ち着く…」

尚人「もう、ご飯作ってあるよ。食べよう？」

夏樹「うん！ありがとう、尚人くん」

尚人・夏樹「いただきまーす！」

ピロン、ピロン

夏樹「通知めっちゃ来てるけど誰から？」

尚人「あぁ、えっと、社長だよ。きっと！」

夏樹「ふぅーん。」

尚人「疑ってんの？だるいんだけどｗｗ」

夏樹「じゃあ疑い晴らすためにスマホ見せて？」

尚人「はぁ？嫌に決まってんだろ？プライバシー！」

夏樹「あぁ、そう。ごちそうさま。もういらない。」

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尚人「おはよう！」

夏樹「おはよう、早く仕事行かないと間に合わないんじゃないの？」

尚人「あぁ、そうだね！いってきます！」

ガチャッ

夏樹「はぁ、観察しに行くか。私が何の仕事してるかも知らずに。」

尚人「ごめんね、由美ちゃん！遅くなって！」

由美「遅いよ～！なおくん！」

夏樹「やっぱ浮気してたんだ～！でも、私は尚人くんを愛してるから恨めないんだよなぁ～♥あんな可愛い子誰も恨めないか」

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尚人「今日仕事行った？」

夏樹「うん、行ったよ」

尚人「夏樹は何の仕事してんの？」

夏樹「人を幸せにする職業！」

尚人「へぇ～！そういえば夏樹は何でいつも洋服黒い服着ていくの？あと何でたまにケチャップみたいなの付けて帰ってくるの？」

夏樹「たまに絵の具飛ばしたりケチャップ飛ばしちゃうんだｗｗ」

尚人「大変だね！頑張ってね。」

夏樹「とでも言うと思った？」

尚人「え？」

夏樹「私の洋服が黒い理由？それは血が飛んでも目立たないようにするためだよ。ケチャップみたいなの付けて帰ってくる？人の返り血だよｗｗ」

尚人「え、まって。」

夏樹「困ってる姿も可愛いねっ♥それ言ってもまだ私の職業知りたい？”殺し屋”だよ」

尚人「俺の事、殺すの、、、？」

夏樹「浮気してたもんねー！浮気相手の足と腕と目は取ってきたよ。ほらｗｗ」

尚人「え、ぎゃあ‼‼」

夏樹「そんな驚くことないよ。あっ、驚いてるんじゃない？こんな汚いもの見せるなってね、ごめんね。」

尚人「え、、、、、、」

夏樹「はい！次は～尚人くんの番だよ！尚人くんには”タノシイコト”してあげるね？」

尚人「、、楽しいこと、、、？」

夏樹「３、２、１、、」

バンッバンッ

尚人「うっ…」

夏樹「私ずっと待ってたんだよ？これからはずーっと一緒だね」

バンッバンッ

夏樹「うっ…」

END💗