木漏れ日と一緒に(2)
一話↓
https://tohyotalk.com/question/525790
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「これから、どうするんですか?」
と、警察官。
「えぇっと...」
家庭科は、いつもオール5だ。
「一人暮らし、出来ます...」
「まぁ、高校一年生ですし、大丈夫でしょう。」
「...はい。」
「では、葬儀の方に話は移りますが...」
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あの出来事から五か月くらいは経っただろうか。
学校を辞め、アルバイトをしていた私に人生の転機が起こった。
「シュンさん、ありがとうね~今日はもういいわよ~~」
「あ、ハイ!お疲れさまでした!」
この生活にも慣れてきた、いつもの帰り道。
”ぴちょん...ぴちょん...”
ん?雨漏りかな?大変そう...
”ぺとぺとぺと...”
やだ...なんか近づいてくる...?
”どっしゃあああああああああっっ!!!”
「ひゃぁぁぁぁぁぁっ!!??」
私は、何かよくわからない、水のような物体に体を包まれていた。
でも、不思議と苦しくない。
「...なんて、考えてる場合じゃあないや!!」
水の膜の外側に手を伸ばした瞬間...
「?あれっ??」
ぶよぶよしていて、抜け出せない...
「ふんにゃあーーーっっ!!」
やっぱ無理だぁ...ぜぇはぁぜぇはぁ。(´Д`)ハァ…
あきらめかけて、居心地良いし、まぁいっか!と思っていたところ...
水の膜が、炎を上げて消滅していった!(蒸発!)
「わーーーっ!!燃える燃える燃えるぅぅ~~!!??」
「阿保か」
はにゃーーーーーーーーーーー⤴?
こいつが、水の膜で私を包んだ犯人!?(ひんやり気持ちよかったけど!)
「また私の邪魔するの?」
え!だれ!?
「私は瑞菜(みずな)。水の妖怪ってところかしら?」
こいつかよ(怒)
「お前懲りねぇなぁ、まったく。」
で、お前は??誰なん?
「あーー、助けてくれたのはすごくうれしいです。ありがとう。でも、誰ですか?」
「あ、御影です。お前は?」
あ、自分から名乗んなかったけど、失礼って思われなかったかな?
「夜桜シュンです!」
「ふーーん。って、あぁーっっ!!」
「どうしました?」
「あいつ、逃げやがった!!」
あっ!ほんとだ!
「というか、俺、あいつ(瑞菜)の被害者全員助けに行ってるけど、姿を見られたのはお前が初めてだよ」
「へぇ~~」
「よっぽど通力、あぁ別名霊力、な。が強いんだな...弱ったなぁ」
「なんで弱るの?」
あーーと、めんどくさそうな顔をして、
「姿を人間に見られたら、うっかり他人(ひと)に言わないようにさせるんだよ」
「え...私、死ぬの?」
「いや、そうじゃないんだ...」
えええええ!?!?まさかの方法っ!?
続く☆
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>>12
うんwww
わたしの小説も見てほしいなー!おもんないかもしんないけど・・
アドバイスしてほしい!
木漏れ日と一緒に(3)