とにかく逃げる! 25
私は慌ててその女の子に言った。
絵美「あ…あのっ!?」
??「ん?」
その女の子はゆっくりと後ろを向く。
??「貴方は?だぁれ?」
うっわぁ〜!
めちゃくちゃ可愛い子じゃぁん!
絵美「ちょっとこっち来て💦」
私は彼女の腕を引っ張る。
銀河は私の事をこれでもかと言う位な目で睨め付けてくる。
絵美「うっ」
私達は沢山走ったから息切れ状態。
でも、まだまだ走らないと!!
??「あのっ! 一体どう言う状況なんですか?」
絵美「いいから! 私の家に来て! 早く銀河から逃げないと!」
??「えぇ?」
女の子は渋々頷いて私の家まで来てくれた。
私の部屋の窓を見ると銀河がいた。
追いかけてきたの!?
急いで来てよかったぁ。
??「あの…えっーと?」
あ!そっか。この子に状況一つ教えずにそのまま連れて来ちゃった!
これはまずい気が…。
絵美「ご…ごめんなさい!急に連れて来ちゃって! 不安だよね…💦」
??「ううん…別に良いんだけど……。 何で銀河さんと一緒にいちゃダメだったの??」
絵美「…言わなきゃダメ…だよね。」
私は岬との出会いや上履きに画鋲を入れられたなどといろいろ教えた。
その子はその事がとてもショックだったみたいで結構な時間硬直していた。
??「え? そんな…優しい人だと信じてたのに…」
絵美「それは…私も。 私は絵美。 貴方は?」
??「え? 私はほのか。 よろしくね。」
絵美「よろしくお願いしまぁす。」
安心で力が抜けて来ちゃった。
ほのか「……」
絵美「……」
なんか…気まずい。
ピーンポーン
絵美のお母さん「絵美〜 お客さんよ〜」
「「…客!?」」
私達は顔を見合わせた。
客って…まさか!?
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次回へ続く。
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