絶対敵対メチャキライヤー
>>51
ぬーん「…君達にそんなことが合ったなんて…」
らくがき「…。あ、そういえばうみな達に来てもらわないと。」
メヒラキ「おおおおおいいいいい!うみなああああたちいいいいきてええ」
ヤミ「うるさ。」
うみな「はーい…うるさい。」
メヒラキ「ごめーん…」
さくら「…。さ、話ってなに?」
ひまり「なんとなく察してますが」
闇氷「…。お前らにも何かあるんだろ?あんな平和そうな世界で恨みをたまたま知ったなんてありえないからな。」
うみな「っ…」
氷河「…。でも、うみなから話すのは酷な気がするんだ。だから、事実確認で来てもらった。」
さくら「…。わかった。」
ひまり「分かりました…。で、誰が話すの?」
ぬーん「私だよ。1番知ってるからね。ま、最初は私達が出会った経緯を話すよ。」
長くなるので一旦切ります!
>>52
ぬーん「まず、うみなの家はお金持ちの家で、両親は完璧主義だったんだ。でも、うみなには能力が開花しなかった。いわゆる、無能力だったんだ。」
氷河(一人称が私になってる…?)
うみな「…。」
ぬーん「で、それを両親は嫌い、うみなに暴力を振ったんだ。中学一年に進級したとき、無能力のせいで両親に殴られて、学校ではいじめられた。それを見た私は、どうすることもできなかったの…。理由は、私自身に世界を変える力が無かったんだ。」
氷河「…え?」
ぬーん「でも、放っておくことはできなかった。だから、最初にうみなの心に住む場所を作った。こうしたらうみなの支えになることができるかもって思ってね。そしてここの説明は省くけど、色々あって楽園で海菜ができて、私は海菜と出会ったんだ。」
闇氷「その色々が気になるんだが…。」
ぬーん「まあ、あんまり本題とは関係はないけど、うみながいじめられたことによって、新たな感情みたいなのの具現化が出てきて、それが海菜なんだと思う。」
氷河「…。で、恨みっていうのはどんな恨み?」
ぬーん「それはね…」
>>53
ぬーん「それは、両親に対する恨みなんだ。うみなが高校一年生になるとき、あ、その時にひまりが養子として来たんだっけ?まあ、さくらとひまりの恨みの話とかもあるけど、とりあえずうみなだ。」
氷河「二人もそうなの…?」
さくらひまり「…コクッ」
ぬーん「で、高校一年生、うみなは琥珀の空へと私の力によって飛ばされる。とある世界へ行ってほしかったからね。うみなは当然困惑。でも、私が目の前にゲートを出したんだよ。適当へのね。そしてらくがき達に出会うんだ。らくがきはその時に救われてる状態だから、うみなを救うように試行錯誤したんだ。でも、見つからなかった。そして次の日、学校へ一学期の終業式に参加するため学校へ向かうと、いじめてきたヤツがうみなを殴る。その衝動でうみなはその子を消えろと望んでその子は灰になって消滅。両親はその瞬間を見て、こう思った。」
氷河「…ゴクリ」
ぬーん「創造の能力をうみなは持っている。でも、それは制御できていない、フリーな状態。だから、世界征服もできてしまうんじゃないか?ってね。両親はうみなのことを操るために、うみなの中にあった楽園を見つけ、そこをお金のチカラで入り込み、占領した。海菜は捕まり、保存されていた過去のうみなも、うみなの喜怒哀楽の具現体も捕まった。そして、利用されていた。で、その時にはらくがきとは少し仲良くなってたんだ。でも、急に目の前でうみなが消えた。両親がうみな本体を支配するために。うみなは捕まり、部屋の奥底に閉じ込められた。そして異変に気付いたらくがき達は私と出会う。私はその時に両親に追い出されて琥珀の空で過ごしてて、3人と出会ったんだ。」
一旦切ります!
>>54
ぬーん「3人は私に助けを求めた。実際に助けはできなかったけど、楽園に入れることはできた。だから、楽園に入れたんだ。そして、様々なうみなと向き合い、戦うことになった。最後のうみな、海菜に立ち向かう。でも、海菜は強力だった。そして、”僕は”ある力に目覚めた。海菜を越える力、創造主、守護神の力に。僕は急いで海菜に立ち向かった。海菜は、僕の力で洗脳が解け、両親達はうみなを盾にした。放心状態のうみなをね。そして、僕もうみなに攻撃が当たってはまずいと思い、攻撃を躊躇した。そしたら、らくがきが僕の手を引っ張って、らくがきはうみなに”起きろ”って何回も言い続けた。僕の手を強く握りしめて、何かを待つようにね。何回も起きろと言うらくがきの声がうみなの頭に響いたのか、うみなは目を開ける。そこには、本当のうみな、ハイライトのついたうみながいた。その一瞬のスキをついて、らくがきは僕にこういった。早く!って。僕は急いで攻撃の準備をした。でも、両親はうみなが生きてることを確認したのか、逃げてしまった。と、こんな感じ。出会った経緯と、恨む経緯を教えた。」
闇氷「…。恨みの内容は?」
ぬーん「説明はしなっけど、うみなの妹、さくらとひまりは親に○されたこと、生活を狂わせたこと、創造を利用してることでうみなは両親を恨んでる。」
氷河「…。じゃあ、さくらとひまりは両親に○されたから恨んでるの?」
ぬーん「それもあるけど、ほかもある。」
さくらとひまり「ギロッ」
ぬーん「で、でも、言わない。二人が嫌らしいからね。」
うみな「…。私も、本当は、他にも恨みがあるんだけど、言わない。言いたくない…。ごめん」
氷河「大丈夫だよ。」
ぬーん「…。質問はある?さくらとひまりの恨みについては一切話さないけど。」
>>55
氷河『ぬーんさんの一人称が私になってたのは気になるけど…』
「…いや、これ以上は聞かないでおく。私は人の感情に疎い。だから、下手に質問をすれば傷をまた抉ると思うからね。」
『それに、うみなさん達の事も分からなくない。私は親とかのいざこざは無いけど、学校では色々あったし…』
闇氷「…どうすんだよ、この空気…」
氷河「いや、どうするって言われてなぁ…悪いっていうか、話の発端のはこっちからだけど…」
さくら「…ん?今、何か後ろに…」
氷河「ウェ!?こ、怖い事言わないでくださいよ…こんなんでもビビりなんですから…」
『そういえばこの部屋、雪さんの髪飾りとかおいてたな…いや、まさかね…』
闇氷「フン。とりあえず、下へ行こうぜ。主の事だ、この間にまた何か作ってるだろ。」
ー居間ー
水刃「あっ、戻ってきたのね。…えーと…」
闇氷「…主、またなんか作ったんだろ?」
水刃「あ…バレてた?」
闇氷「何年同じくだりをやってると思ってんだよ…」
水刃「さっきのクッキーまた作ったの。味のバリエーションを色々試してたらすごい量になっちゃったけど…」
氷河「いや、どれだけ作ったの…」
水刃「そういえばぬーんさん達、今、夜だけど…どうするの?宿に泊まるのならそう言ってくれればいつでもいいけど…」
>>56
ぬーん「あー…どーする?」
ラヴ「お言葉に甘えてみよーよ♡」
らくがき「大丈夫なのか?」
うみな「部屋に問題がないなら泊まりたいっ!」
さくら「んー…。まあ、泊めても問題がないなら泊まりたいかな」
ヴァンパイア「ねー、血は?ここにはないでしょー?」
海菜「あー…しょーがないなあ、ここにもし血が置いてなかったら私の飲んでいいよ。」
ヴァンパイア「マジ⁉海菜の血美味しいから嬉しー!」
海菜「なかったら、ね?」
ヴァンパイア「ウグっ」
ツギハギ「んー…みんな泊まりたい?」
みんな「…まあ、邪魔じゃないなら…」
ツギハギ「そうか…。んー、まあ、僕も泊まりたいし…。どうでしょう、泊まっても、大丈夫でしょうか…?」
>>57
水刃「もちろん大丈夫よ!分かったわ!じゃあ、二階の部屋を使って!あぁでも、2−1から2−3までの部屋は使わないでね。他の子達の部屋なの。」
ツギハギ「他の子?僕らとはまた別の人がいるんですか?」
水刃「えぇ。今はいないけどね。4人でお出かけに行ってるらしいわ。他は自由に使ってもらってもいいわ。」
ヴァンパイア「ねぇ、血は置いてありますか!?」
水刃「いやー…血は置いてないわね…」
ヴァンパイア「ちぇ〜…」
氷河「まぁ、ゆっくり休んでってさ。自分はちょっと蒼凪山に行ってくるよ。」
海菜「蒼凪山?」
氷河「うん。ここから北東にある山だよ。下は採掘場で、上は雪山になってるんだ。あそこの頂上、自分のお気に入りなんだ♪」
さくら「いい景色なの?」
氷河「んー、どっちかって言うと見晴らしがいいって感じかな。しかも、運がよかったら頂上で雲海が見れるんだ!」
うみな「雲海かぁ!いいね!」
氷河「まぁでも、そんなとこでも青鬼は度々出るけどね。まぁ、並のやつなら切り傷1つで凍結だけど。じゃ、楽しんでってね!」
>>58
ぬーん「ありがとうございます!」
うみな「えっと、まあ、部屋は組ごとに別れる?」
らくがき「それでいいと思う。まあ、部屋はこの辺でいいだろ。」
【3の1〜3の3】
ぬーん「あー、じゃあもう寝る準備しよっか。あ、お風呂ってどこ?」
氷河「あー、各部屋についてはいる。一応一階に大浴場がある。」
うみな「本当⁉そこ行きたい!」
闇氷「混浴だけどな」
メヒラキ「…。うん、各部屋にしよっか。」
ヤミ「…ああ。」
ヴァンパイア「ねー海菜!血!」
海菜「さあ?なんのことかな?」
ヴァンパイア「しらばっくれんな!ほら!首!」
海菜「うぇ〜。首につけてるチョーカーみたいなの外すの面倒だな~」
ヴァンパイア「やるって言ったの海菜じゃん!」
海菜「はいはい。ほれ、」
ヴァンパイア「!いただきます!!」
うみな「あー、なんでうちのオリズはこんなにも可愛いんだっ」
らくがき「おい、腐女子でてんぞ。」
うみな「あっ、やべっ」
海菜「んっ…。はい、おしまーい。」
ヴァンパイア「ええーー!もっと飲みたい!」
海菜「だーめ。体に悪い。」
ヴァンパイア「シュン…」
うみな「うぐあっっっ」
さくら「静かにしやがれください。」
うみな「あっはい」
氷河「んじゃ、おやすみー。」
ぬーん「おやすみー。」
そして深夜…。
この後は任せます!(おい。)
霞『りょーかい!任せてぇな!』
__________________________
ヤミ「…ん…ヤベ、起きた…今何時だ…?2時…?まだ到底起きる時間じゃ…ん?今、外に誰か…氷河?どこに行く気だ…?」
ーヤミさんが氷河を追いかける事数分。ー
ヤミ「ここは…ちょっと前に氷河が言ってた蒼凪山か…?あ、ヤベ、見失う!急がねぇと…」
氷河「うわぁ、風化が進んで脆いな…穴空いてるし…ま、私この姿でも短時間なら浮けるし…大した問題じゃないかな。」
ヤミ「この姿…?本来の姿があるのか…?俺も穴は空間移動で通れるしな…ってなんだあの大扉!?」
氷河「…さてと…おらっ!!…なぁんでこの扉は何度メンテナンスしてもすぐ建て付け悪くなんのかなぁ!?…しょうがない。カートリッジ使うか…」
ヤミ「カートリッジ?そういえば、自己紹介でカートリッジがどうの…って、勾玉付けたら姿が変わった!?あれが本来の姿なのか…!?」
美氷「さてと、[死花 美氷(しばな みひょう]の姿でちゃーっと開けますか。」
ヤミ「死花美氷…?姿ごとに名前が違うのか…?」
ギイイィィィィ…(扉の音)
ヤミ「って、もう扉が開いた!?あれだけ手こずってたってのに…扉が空いてから妙に寒いな…そういや、上は雪山って言ってたな…」
氷河「…やれやれ。カートリッジ様々だな…そういや、今美香さん達はどこ行ってるんだろ。まぁ、4人が楽しかったらいいけどさ。じゃ、頂上行きますかー。」
>>60
ヤミ「寒ぃ…ここ雪山とはいえ、寒すぎだろ…氷河は…どこだ…?まずい、吹雪で全く見えない…あれか…?いや違う、青鬼だ…!まずい、逃げ切れな」
パチッ(指パッチン)
ヤミ「…ん?」
氷河「一体いつからついて来てたのさ、ヤミさん。大丈夫か?」
ヤミ「氷河…!あぁ、大丈夫だ、問題な…」
氷河「問題おおありでしょ。顔色悪いよ。まぁ、ここの近くの洞穴に移動しよう。」
ー空間移動中…ー
氷河「さてと、これを使いますか。」
ヤミ「それは…カートリッジか?」
氷河「あれ、もしかして最初からついて来てたの?」
ヤミ「あぁ…一体なんなんだ、それは…?」
氷河「ちょっと待って。まずは火を付けてからね。」
ヤミ「さっきの…死花美氷だったか…?それとはまた別の姿だな…」
卓河「マジで最初から来てたんだな…まぁ、これは[火隱 卓河(ひがくれ たくが)]の姿だな。…さて、ささっと火をっと…」
ヤミ「すげぇな…たった少しの火でもここを暖かく出来るとはな…」
氷河「まぁ、このカートリッジは4つのカートリッジの中でも純粋な火力なら多分これが一番強いからね。火の温度もすごいんだよ。」
ヤミ「…質問、いいか?」
氷河「いいよ。何?」
>>61
ヤミ「まずは、そのカートリッジってのはなんなんだ?」
氷河「えぇと、まずは[一体の勾玉]ってので私をベースとして力を貸す人と合体する。んで、本気の戦闘データをこのデータのない勾玉に詰め込んたのが、カートリッジ。」
ヤミ「じ、情報量が多いな…ま、まぁある程度はわかった。4つあるってことは、4人と合体してるんだよな。」
氷河「そう。一体の勾玉は水色がベース、白色が力を貸す人がつけるんだけど、カートリッジは白色の所の色が変わるんだ。銀色のは[凍矢上(いてやがみ)ひろが]、黄金色のは[神雷(しんらい)たひが]、ピンク色のは[死花美氷]、赤色のがさっき使った[火隱卓河]のカートリッジだね。」
ヤミ「多いな…後、もう1ついいか?」
氷河「はいはい、なんでしょう?」
ヤミ「道中で言ってた[この姿]っての…それって本来の姿もあるってことだよな?」
氷河「マジで最初から聞いてたのな…正確には、全力を出してないって状態だけどな。ガチの本気で戦う時は、右目の眼帯を外す。…厨二病みたいだけどガチだからね?」
ヤミ「あぁ、それは分かってる。というか、お前は何でここに来たんだ?」
氷河「私は山頂に行って星を見に来たんだけど…ヤミさんはどうする?一緒に行く?もう夜遅いから宿に戻る?」
>>62
ヤミ「…。せっかく来たんだし、見る。」
氷河「そっか。じゃあ、見に行こ。」
ヤミ「おう。」
ーーーー
ヤミ「うわっ、すごい綺麗!」
氷河「でしょ?この山頂の星、すっごくキレイなんだよね〜」
ヤミ「…?何かいるか?」
氷河「?小動物ならたくさんいるけど…」
ヤミ「いつの間に森の主みたいに手なづけてっ⁉」
氷河「あはは〜」
ヤミ「いやいや、それよりも、何か小動物よりも大きい、禍々しいヤツが近くに寄ってきてる…」
氷河「っ⁉青鬼!?」
ヤミ「青鬼よりも、もっと強力な、ナニかがっっっ」
氷河「っ⁉」
続きお願いします!(すいません。)
>>63
氷河「おい待て、何で倒したこいつがいるんだよ!?」
ヤミ「倒したって、このバカでかいこの蜘蛛をか!?」
氷河「うん、やっぱり氷雪のナイフ1本じゃ足りなかったかな?」
ヤミ「氷雪のナイフってお前が持ってる武器か?」
氷河「うん、雪さんが使ってた青鬼特攻の刃だよ!つまり、あいつも言わずもがなって事!」
ヤミ「あれ青鬼なのか!?」
氷河「あぁ。完全に倒しきれなかったんならここでやるだけ!虫には炎!卓河のカートリッジを使う!」
ヤミ「あの巨体がなんとかなるもんか…?」
卓河「なんとかなるんだなぁ、それが!まぁでも、まずは邪魔な足を消さないとね!」
ヤミ「何か手伝える事はあるか?」
卓河「んー…じゃあ、無茶をしない程度にあいつの気を引いて欲しい。行けるか?」
ヤミ「あぁ。やれるだけやってみる。」
卓河「いいね!じゃあ、頼むぜ![炎弓・黄昏ノ弓]!」
ヤミ「何だそれ?両剣と弓が合体したような武器は…」
卓河「ヤミさんが言ったまんまの武器だよ。後、真ん中を切り離して短剣にする事も出来る。」
ヤミ「万能だな…」
卓河「さぁ、来るよ!構えて!」
>>64
ヤミ「っ…!この空間を応用して、相手に幻覚を見せるよ!」
卓河「ありがとう!」
ヤミ「っっ…!はっ!!」
卓河「すごっ、まんま私らじゃん…」
ヤミ「えへへ…!あっ、今!今がチャンスだよ!」
卓河「わかってる!」
蜘蛛青鬼の足を切り落とす
卓河「ふう、これで動けない。」
ヤミ「あとは…。心臓(?)を一突き?」
卓河「そうだね。でも、何回も刺しとかないと生き返っちゃうかも」
ヤミ「そうだな…。」
ぬーん「ふわぁぁ…。あれ?こんなとこで何してるの?」
ヤミ「!ぬーん!なんでここにっ⁉」
ぬーん「あー、起きちゃったから飛んで散歩してた。あ、君は、卓河くん?」
卓河「えっ、なんで分かって…」
ぬーん「いやあ、飛んで見てたんだよ〜。面白かったー」
ヤミ「いやじゃあ手伝えよ!」
ぬーん「ごめんって〜。」
蜘蛛青鬼が目覚める
ぬーん「あ、起きちゃった。もうずっと寝てて〜。」
ドォォォォン
ヤミ「ちょっと!やりすぎ、みんなが起きちゃう!」
卓河「おお…。でも森林はこわれてない…。」
ぬーん「加減はしたからね~。あ、技見たいから瀕死にしといた!技気になるな~」
卓河「ええ…?わざわざ技をみるために?」
ぬーん「うんっ!あ、やりたくなかったらいいよ!どうする?やる?やらない?」
>>65
卓河「…愚問だな。やらないって手はねぇんだよなぁ!」
ぬーん「おっ、いいね!バーンとやっちゃって!」
卓河「さぁ、仕上げだぜ!クリエイト!」
ヤミ「これは…結界?」
卓河「あぁ。私の炎は私が望まない限り余計なものは燃えないからなくてもいいんだが、防音を兼ねてね。さぁ、行くぜ!」
ぬーん「めっちゃ飛び上がった!?」
ヤミ「卓河の周りに青い炎が…!」
卓河「これで最後だ!」
ギリギリギリ…(弦を引き絞る音)
卓河「蒼炎朱雀!!」
ぬーん「うわぁ、蒼い火の鳥!?」
ヤミ「うおぉ、炎の渦が…って卓河!大丈夫か!?」
卓河「あぁ…うん…ちょっと待って、カートリッジ外す…」
氷河「いやー…やっぱりこの技の系統はかなり体力持ってかれるな…」
ヤミ「系統って事は…他にもあるのか?」
氷河「うん、ひろがのは[流星雨・白虎(りゅうせいう・びゃっこ)]、たひがのは[青龍氷雷(せいりゅうひょうらい)]、美氷のは[玄武冥斬(げんぶめいざん)]、卓河のはさっきの[蒼炎朱雀(そうえんすざく)]だね。」
ぬーん「全部に四神の名前があるね。」
氷河「うん。その名に冠する力を持ってるけど、その分消耗がすごいんだよ…」
ヤミ「なるほどな。じゃ、見るもんみたし、戻ろうぜ。」
氷河「だね。じゃあ、私の空間移動でさっと行くよ!」
>>66
宿にて
うみな「あーーー!帰ってきた!」
ぬーん「え?」
うみな「ちょっ、3人とも聞いて!なんと、なんと、らくがきが人間の姿になりましたああ!」
ぬーん「え、それって普通じゃなかったけ。」
さくら「ちっちっち。らくがき達は能力を使う必要の無い時以外に人間になれないんだ。」
らくがき「うん。メヒラキもだよ。なんでだ…?突然に人間の姿になって…」
ヤミ「あ、そういえば自然すぎたけど僕も人間の姿になってる…」
氷河「あっ、本当だ」
ぬーん「いやあ、守護神になってまだ数百年だから忘れてたw」
ひまり「正確には、数百年の間に色々ありすぎてこのことが覚えれてないんでしょ?私達が生まれる前の出来事がヤバすぎて」
ぬーん「そのとおおおおり!」
闇氷「あれ?なんでぬーんはらくがき達と同じ形なのにらくがきのままなんだ?」
ぬーん「ああ、それはね、僕はらくがきの種族ではないんだよ。似てるってだけ。」
闇氷「へぇ…(じゃあなんの種族なんだ…?)」
らくがき「人間の姿になれた理由ってなんなんだろうか…。」
メヒラキ「たしか…。2時から3時あたりだよね?」
ぬーん「あれ、丁度あの蜘蛛青鬼が出現したときじゃん」
闇氷「…。なあ、蜘蛛青鬼って倒しただろ?」
氷河「うん。でも、生きてた。さっき倒してきた。」
ツギハギ「ねえ、それってさ、誰かが生き返らしたんじゃないの?」
みんな「っ⁉」
続きよろしくでs((
>>67
氷河「さ、流石に復活はないと思うよ。」
『っていうか、そうであってほしい…』
「一般青鬼はおろか、あれ程の青鬼が復活したんなら気づけるし…」
闇氷「自意識過剰乙。」
氷河「別に自意識過剰ってわけじゃない!闇氷だって分かってるでしょ!」
闇氷「私が知る限り、そんな事ができそうな殲滅軍は見たことがねぇな。だが、もし新人を雇ってたら話は別かもしれんが、そんなやべー事が出来る奴はそうそうでねぇよ。」
氷河「やっぱり、ああいう巨体には青鬼特攻とはいえ、1本じゃ足りなかったかなぁ?それとも、小さい蜘蛛鬼がいてそれが成長したやつとか…?」
水刃「じゃあ、なんでらくがき君達が人間体になったのかしら…?」
氷河「う〜…あぁもう訳わかんねぇ!ちょっと頭冷やしてくる!」
うみな「あっ、氷河!」
闇氷「あー…そういや姉さんは都合の悪い青鬼の情報が来たら少し不機嫌になるんだよな。まぁ、過去の件も相まってるからだが。そこにらくがきらの人間化が入って来て頭がごっちゃになっちまったのかもな。…もとより姉さんは頭を使うの苦手な堅物だけどさ。」
水刃「…氷河ちゃんに聞かれてたらどうする気なのよ…」
闇氷「大丈夫だ。姉さんのやつ、もうとっくに蒼凪山に頭冷やしに行ってる。」
ヤミ「またあそこ行ったのか…?」
闇氷「ま、今の姉さんにとっては周りが雪山で寒いから物理的に頭を冷やせんじゃねぇか?ついでに出会い頭に青鬼をぶった斬ったりしてるかもな。…ま、ほっとくのもあれだし、私は姉さんの所へ行く。ついてくる奴はいるか?来るんなら主から上着を借りてけ。あいつは趣味で有り余るほどの服を作ってるからな。あ、前に言ったが、主ってのは水刃の事だぞ。」
>>68
うみな「じゃあ私も行く!」
海菜「じゃあ、オリズ達と夢達は私が守るよ」
ぬーん「僕も行くよ!」
らくがき達「僕/俺らも!」
夢「ねー!うみな行っちゃうの?」
海菜「んー、ちょっと我慢かな?」
夢「えー…。」
海菜「一応私同一人物だからね?」
夢「海菜はうみなじゃないから違うー。」
海菜「酷い」
ぬーん「ふっwんじゃあ、和んだところで行こっか。」
行く組「はーい」
闇氷「っと、その前に、服借りろよ?特にメヒラキは半袖半ズボンだし、らくがきも半ズボン、ぬーんに関してはらくがきの姿だが、裸みたいなもんだろ」
ぬーん「ひどっ!これでもちゃんと服着てるよ!」
闇氷(服…?)
さくら「ふっw」
闇氷「どした?さくら」
さくら「いや、心読んだんだけどさ、服…?は好きすぎるw分かるけどw」
闇氷「あ、読心術使えんのか…」
ぬーん「闇氷?」
闇氷「ふw」
ーーーーー
闇氷「よし、みんな服借りたな。じゃあ行くぞ」
行く組「おー!」
海菜「こっちは任せて。守っておくから!」
うみな「ありがとー!」
ーーーー山なう
続きお願いします!(人∀・)
>>69
闇氷「さて、行くとしますか。あぁそうそう、道中は中々に脆いから気をつけろよ。」
ヤミ「それは氷河についてった時に知ってる。」
うみな「そういえば、なんでヤミは氷河についてったの?」
ヤミ「どこ行くか気になっただけだ。特に理由はない。」
闇氷「なぁお前ら、ちょっとこの大扉を開けんの手伝ってくれねぇか?この大扉の先が雪山なんだけどさ、この大扉が何度メンテしても1日経ちゃ立て付けが悪くなんだよ。」
メヒラキ「オッケー!せーので行く?」
闇氷「それはお任せする。」
メヒラキ「じゃあ行くよー!」
全員「せーのっ!!」
ギイイィィィィ…
らくがき「うおっ!?」
メヒラキ「うわあぁ、めっちゃ雪が吹き込んでくる!」
ぬーん「あれ、僕らがいた時は吹雪いてなかったのに…」
闇氷「へぇ、珍しいな、蒼凪山が吹雪くのは。」
うみな「そうなの?」
闇氷「あぁ。雪が降ったり風が吹くのはよくあるが、何故か吹雪くことはめったにないんだ。…お前ら…行けるか?」
うみな「もっちろん!早く行こう!」
闇氷「うおぉ!?ちょちょ、急かすなって!はぐれんなよ!?」
>>70
メヒラキ「いや〜…。中々寒い…」
ぬーん「そーお?」
ヤミ「いや、炎出してるからだろ!僕らにもくれよ!」
うみな「ふううう、ぬーんの周りあったか〜動くストーブだあ」
ぬーん「誰が動くストーブだ」
闇氷「…?あれ、奥にナニかいる…?」
らくがき「…。人影と…。デカイドロドロしてそうなヤツ…。」
ヤミ「…。あれ、蜘蛛青鬼の気配と似てるな…。でも、隣の人間を襲ってない…。いい奴なのか?」
闇氷「いや…。あれは…!」
頼んだ!
>>71
氷河「…ったく、こいつ…折角の蒼凪山のイメージに合わねえ奴だなっとに…」
ぬーん「あっ!!氷g」
闇氷「シッ!こういう時の姉さんには手出しはするな。手出しすんのは本当にやばくなった時だけだ。…状況は硬直してるみたいだが…」
氷河「その飛び道具は見切ってる!」
ヤミ「ナイフでそうさいした…!」
氷河『…!?闇氷達!?いつの間に来てたのか…!?まずい、あっちに被害が行く前にケリを付けないと…』
メヒラキ「あっ、なんか勾玉取り出した!」
闇氷「あれは…ひろがのカートリッジか!」
ひろが「白弓・暁ノ弓 効矢・凍結 銀漢!」
うみな「な、なんか色々早口で言ってたけど…」
闇氷「最初のは武器の名前、次が矢の効果、最後が技名だ。
ひろがの特徴は悪い効果を打ち消したり、なんかしらの効果をつける[矢]だ。ま、これは6割がサポート面だが、決して弱いわけじゃない。現にあいつを凍らせてるしな。」
氷河「さて、後は簡単。最初からこれをやったらよかったな…芯から砕けろぉ!!」
メヒラキ「氷塊投げて砕いちゃったよ…これで倒せてるのか…?」
闇氷「おぉ。カートリッジの姿でも青鬼特攻は健在だ。」
氷河「はぁ…一体いつからここに来てたのさ、闇氷達…」
>>73
ぬーん「えっへへ…」
らくがき「…。技決めた所から?かな」
メヒラキ「…。思ったんだけど、青鬼多くない?」
ヤミ「うん。僕もそう思う。」
闇氷「なあ、さっきの青鬼って倒したことあるか?」
氷河「えっと…。あんまりよく覚えてないけど、ある…、のかな?」
ぬーん「よおおし!なら僕が見てあげる!」
氷河「えっ?」
ぬーん「んんんん…!はっ!」
らくがき「あ、これさっきの青鬼だ…。」
ぬーん「倒した…。ね。」
メヒラキ「ん?何か言ってる…。」
ヤミ「…。ちょっと言葉を具現化する。」
ぬーん「おおっ!やっちゃえ!」
”転生魔法はやめとくよ”
うみな「転生魔法はやめとくよ…?」
”おっと…。言いすぎてしまった。君の記憶は消させてもらう”
闇氷「こんなやついたか?殲滅軍に。」
氷河「…。もしかして、記憶が闇氷も消されてるんじゃ…」
ぬーん「ねえっ!この人から強力な魔力を感じる!」
らくがき「なあ、もしかしてさ…。俺ら、らくがきから人間に変身したんじゃなくて、人間にさせられたんじゃ…?コイツに」
みんな「!」
うみな「たしかに、それなら戻らない理由にもなる…。それに、そんな魔法を使えるのは強力な魔力を持つ人だけ。」
ヤミ「…!なら、人間になった原因はコイツなのか…!」
メヒラキ「ねえ!青鬼がやけに多いのも、こいつが転生させたからじゃない?」
ヤミ「なら、こいつの能力は転生魔法…!」
コツコツ…
???「やあ、僕の話をしているようで。」
みんな「っ…!?」
???「あ、自己紹介の前に、宿は潰しておいた。海菜は…。1番しぶとかったけど、洗脳できるヤツがいて助かった。海菜達は洗脳済み。僕らの仲間さ。」
うみな「っ…!名を、名乗りなさいっ…!(睨み)」
名前はそちらで考えていただいてかまいません!お願いします!
>>74
リザレクト「僕はリザレクト。殲滅軍をさせてもらってるよ。」
氷河「…おい、そんな事してタダで済むと思ってんのか。」
リザレクト「初対面で『おい』はないんじゃないかい?君らは僕より弱いんだからさ。」
ぬーん「…なんだって?」
リザレクト「それに、この世界にもう氷結の剣士の能力を持ったものはいない。」
氷河『…ん?こいつ、さては…』
リザレクト「そこの水色髪の君は氷結の剣士を真似てるんだろうけど、正直、全く強く見えないね。」
氷河「…」
リザレクト「それに、後ろの数名もそんなに強く見えないね。」
氷河「……っ」
リザレクト「それに、君が真似してる氷結の剣士も正直強くないね。だって所詮、青神様に負ける雑魚なんだから。本当に弱いよね。アッハッハ!」
氷河「………おい!!」
闇氷「あ、マズイ。」
氷河「黙って聞いてりゃ…舐めた口聞きやがって…お前が…お前如きが…私の仲間を見下すんじゃねえぇぇ!!!」
闇氷「はぁ…あいつ、ただでさえピリピリしてる姉さんに禁句を言っちまった。」
ヤミ「禁句?」
闇氷「姉さんは仲間を貶されると、キレる。まぁ、それは誰もがそうだとは思うがな。それと、青鬼は神とか正しいとか、言われんのも地雷。何より、恩人である師匠を貶すのは1番やっちゃだめだ。あいつ、姉さんの地雷を全て踏んじまったんだよ…ましてや殲滅軍が言ったら効果は倍以上だ。…さて、私らはどうするか…こういう時の姉さんには下手に助太刀しねぇほうがいいし、洗脳された奴を戻しに行くか…?」
>>75
ぬーん「…、うん。ここは氷河に任せよ?あと、僕も弱いって言われたのは腹が立つなぁ…。」
うみな「…(怒)」
らくがき「あ、ちなみにこいつもすげえ怒ってる。理由は姉妹が傷ついたからだな。」
メヒラキ「あっ、うみな!先に進まないで!」
うみな「…。こっち、に皆がいる。あいつら、絶対に消す…」
ヤミ「っ…。闇氷、今はそっとしてあげて」
闇氷「おう…。」
夢「…。」
うみな「…。夢、戻って。」
夢「…。」
殲滅軍「そんなので術が解けるわけないだろう!!」
うみな「…。黙れ。」
殲滅軍「っ…!」
うみな「夢、戻って。」
夢「…。」ドオオオオオン
らくがき「う、うみな…。大丈夫か…?」
うみな「わかった。なら、これを見てもなお攻撃するんだ?」【夢に過去を見せてる】
夢「…っ、嫌、い、やぁ…」
うみな「ねえ、戻って?」
夢「い、やぁ…」ドサッ
ぬーん「夢っ!」
ヤミ「…。うみな、うみなは僕らが邪魔でしょ?だから、進みたいなら一人で行きな?」
うみな「…。わかった。」【ハイライトなしでヤミと夢を見下ろす】
闇氷「いいのか?」
ヤミ「うん。一旦、氷河のとこに行こっか?」
ぬーん「…。そうだね。」
氷河のとこに行きます!着いたところらへんからお願いします!(注文多くてすみません…)
>>76
闇氷「姉さん!そっちは大丈夫…うおっ!?」
らくがき「これは…結界か?」
氷河「こっちの手出しは不要。皆は洗脳を解除したり、その辺の殲滅軍を捻じ伏せといて。」
リザレクト「何余裕見せて強がっちゃってるのかなぁ!?」
氷河「うるせぇっ!!」
闇氷「…ま、そういうことらしい。…私は主の洗脳を解きに行く。お前らの行動は任せる。こっちにも手出しはすんなよ。」
ぬーん「あっ!闇氷!」
__________________________
闇氷「…フン。白けた目しちまってさ、主。ま、どうせ襲ってくんだろ?」
水刃「…」
闇氷「だろうな。その対の扇、[扇・風雪(おうぎ・ふうせつ)]だっけか?構えたって事は…そういう事だな?」
水刃「…」
闇氷「うおっ!?速ぇ…!!そういや、主って戦いこそはあんましねぇが、普通に強ぇんだよな…」
水刃「…」
闇氷「っ、風の斬撃…ゔっ!!」
[ちょっとした補足を入れます!
闇氷は斬撃を受け止めてる間に、水刃さんは闇氷の下半身に強風を集中して吹かせ、風圧で闇氷のバランスを崩しました。そして、闇氷はそのまま風に飛ばされて、その先にあった岩に体を強打しています。]
水刃「……」
[水刃さんは扇を振り上げて止めを刺そうとしてます。]
闇氷「っ…」
水刃「……!!」
闇氷「…捕まえたぜ…水刃…!!」
[闇氷は振ってきた扇を素手で受け止め、掴みました。当然、刃を掴んでる物なので、闇氷の手からは血が溢れ出ています。]
水刃「…!!…!!」
闇氷「つっ…!離さねぇよ!ぜってぇにな!!」
水刃「……!!!」
闇氷「っ…!!いい加減にしろよ!!!」
水刃「…!?」
闇氷「お前…殲滅軍にいいようにされて恥ずかしくねぇのかよ!?お前のそんな姿…雪が見たら失望するぞ!!」
水刃「…!!ユ…キ…」
闇氷「…!」
水刃「…闇氷…ちゃん…?」
闇氷「フン…やっと正気に戻ったか…やれやれだぜ…」
水刃「ち、ちょっと!手…!!」
闇氷「あぁ。これぐらいすぐに直せる。」
水刃「ご、ごめんね…操られてたとはいえ…」
闇氷「…謝んのはこっちの方だ。」
水刃「え?」
闇氷「主の武器、血だらけになっちまったじゃねぇか。それに関して謝りてぇ。」
水刃「あぁ、大丈夫よ!この武器錆びないから、洗えば取れるわよ!」
闇氷「血痕はそう簡単に取れねぇよ。さて、あいつらはどうしてるか…」
>>77
らくがき「おい、オリズ!目ぇ覚ませ!」
オリズ達「…。」
らくがき「なあっ!お前ら、大切なもん忘れんなよ!!」
オリズ達「…?」
らくがき「とぼけんな!なあ、パピルスは?モンスターは?」
オリズ達「っ…。」
ガスブラドオオオオオン
らくがき「っ…!これを…、”見ろ!”」【皆の大切なものを見せる】
オリズ「っ…!!はっ、」
らくがき「なあ、目を覚ましたか…?」
ツギハギ「ごめん…、すごいダメージくらっちゃったよね…」
ラヴ「回復するよ…」
らくがき(♡がついてない…よっぽど申し訳ないんだな…)
らくがき「大丈夫だ。戻ってよかった。」
オリズ「うわああああん…」
ーーーーー
メヒラキ「姫!起きて!姫!」
姫「…。」
メヒラキ「ねえっ、起きてよ…!」
姫「いらない。」
メヒラキ「いらない…?」
姫「消えろ」
メヒラキ「っ!?」避ける
メヒラキ「っ〜!時止めっ!」
メヒラキ「…。姫、辛かったんでしょ?周りに人がいなくって、寂しかったんでしょ?」
姫「…」ポロ 【涙がでる】
メヒラキ「もう居なくならない。ね?」
姫「うわああああん!!」
メヒラキ「っ!戻って来てくれた…!」
姫「寂しかったよおお!」
メヒラキ「よしよし。」
ーーー
ヤミ「なあ、咲、なんでお前…。喋らないんだ!」
咲「…」
ヤミ「あああああ!もういい!なら、この空間を見ろ!」
咲「…!?」
ヤミ「ほら!お前が幽霊になる瞬間だ!」
咲「や、やめっ…!」
ヤミ「っ…!お前には、やることが、あるだろっっ⁉このままだと一生成仏できないぞ!」
咲「うっ、うっ…」
ヤミ「だからっっ…!戻って来い!」
咲「…」ドサッ
ヤミ「…!戻ってる…!よかった…」
ーーーー
うみな「そこ、どけ。陽香、一月。」
一月「…。いいえ、無理です。」
陽香「私達は殲滅軍の味方。」
うみな「…。なら、一生そこで這いつくばってろ。」
双子「⁉」
うみな「封印、」
双子「っ…。」
うみな「まあ、みんなを忘れたお前らはあの双子じゃないよ。思い出したら…。らくがき達に伝えて。これ以上は近づくな。そのまま琥珀の空へぬーんと一緒に帰れって。」
双子「っ…。」
うみな「んじゃ、最後の関門は海菜か…。はは…wたまったもんじゃないな…」
ぬーん「うみな!」
長いので切ります
>>78
ぬーん「まさか、殲滅軍の存在をっっ⁉」
うみな「はっ、まさか。そんなことはしないよ。時空が歪む。」
ぬーん「…。でも、あいつは?」
うみな「絶対に消すよ。」
ぬーん「…。そか」
うみな「ぬーん、早く海菜が来るよ?皆と逃げな」
ぬーん「っ…wだめだよ。」
うみな「はあ??」
みんな(氷河以外)「自分達がいる。」
うみな「…。そっか、まあ、皆ならそうするか…。」
海菜「…。さあ、始めよう。」
うみな「っ…!さくらっ!ひまり!」
さくらひまり「…。」
海菜「ふふっwこの体、使いやすいなあw」
ぬーん「え…?」
海菜「あの村を消すまいと加減してたのかな?流石だなあw僕でも気づかなかったw」
うみな「…お前、リザレクトかっ…!」
海菜「おっとw僕を消そうとしたらこの子の体も消えちゃうよ?」
うみな「っ…!」
ぬーん「…。皆が必要。まず、あいつは海菜の力を最大限に使う。存在だって消そうとしてくる。だから、あいつと海菜を離さないと…」
闇氷「避け方は?」
うみな「…。0.1秒だけ発動に時間がある。その瞬間に避ける。以外にない。」
闇氷「油断したら一発で逝くのか…。」
うみな「くるよ…。」
皆「っ…!」
>>79
闇氷「速っ!!?今までの比じゃねぇ…!!そういや…リザレクトがここって言うか、海菜の体をのっとってるって事は…おい、姉さんは!?」
海菜(リザレクト)「あぁ、あの真似っ子雑魚水色の事?もうとっくに死んでるよ。」
全員「…!!?」
闇氷『…いや待てよ?…あぁ、そういうことか…姉さんのやりそうな事だ…』
ヤミ「クッ…攻撃したら海菜にもダメージが行く…どうする…?」
闇氷「あぶねぇ!!」
ヤミ「うわっ!?」
[闇氷はヤミを抱えて飛び下がりました。]
闇氷「大丈夫か?私がいうのもあれだが…考えんのもいいが、ぼーっとしてたらマジで消されんぞ。」
ヤミ「あ、あぁ…ありがとう。」
闇氷「礼はいい。取り敢えず避けまくんぞ!!」
海菜(リザレクト)「うーん…もうこれも飽きちゃったなぁ。そろそろお開きかな。」
うみな「…どういう意味?」
海菜(リザレクト)「もう、この村ごと消しちゃおうって事さ。君達とかこの体の事なんて知ったこっちゃないしね!それじゃあバイバイ、さようなら!アーッハッハッハ!!!」
「"フリーズクロック。"」
ぬーん「時間が…止まった!?」
うみな「メヒラキ、時間停止使った?」
メヒラキ「いや、僕じゃない!」
闇氷「この技は…あいつの技だ!」
カッ…カッ…
ぬーん「氷河…!?え、じゃあさっきの言葉は…」
闇氷「姉さんがあんな小物ごときに死ぬわけがない。姉さんお得意の[演技]だ。つまり、やられたふりをしてたって事だ。」
氷河「…時間をとめるというのは、空間を支配するという事。」
[ナイフで斬撃を一つ入れました。]
うみな「ちょっと!何で海菜に攻撃を…!!」
闇氷「大丈夫だ。黙ってみてろ。」
氷河「こんななんてことない斬撃も…」
[指を鳴らすと、一筋の青い線がうみなの前に出ました。]
氷河「空間を支配していればこの通り。さらに時間をずらしてやれば…」
[ナイフを振ると、たくさんの青い線が出ました。]
氷河「…種無し手品の、出来上がりさ。」
[指を鳴らすと、凍って止まった時や空間が動き出す。]
リザレクト「うわあああぁぁっ!!」
メヒラキ「分離した!」
うみな「海菜っ!!」
ヤミ「…あんだけ斬撃が当たったのに、その斬撃は全部リザレクトだけに行ってる…」
闇氷「その理由は、姉さんの刃の特性だな。」
一旦切りますー!
>>80
闇氷「本来、姉さんの刃は青鬼特攻であって、人を斬るように作られてねぇ。だから、人に刃が当たった所で、すり抜けるだけだ。だが、姉さんが望めば、望んだ人を斬れるようになる。今回の場合、姉さんはリザレクトだけを斬るのを望んだから、海菜は切り傷1つもついてねぇって事だ。…ま、望んだ所でサツイを込めねぇとを致命傷にはならねぇが。」
リザレクト「な、なんで生きてるんだ…!?」
氷河「あんなんで死なないよ。倒れたのはただの演技だ。」
リザレクト「ふざけるな!そんな事は認めない!それならここでヤッてやる!!」
[リザレクトは斬撃を繰り出した。しかし、そこに氷河の姿はなく、氷河が付けていた眼帯だけが落ちて残っていた。]
メヒラキ「あれ?氷河は…?」
闇氷「姉さん、少し本気を出すな、これは。」
氷河「雪刀・氷華ノ剣」
リザレクト「…!!」
氷河「氷華一閃・散氷(ひょうかいっせん・ちりごおり)」
リザレクト「そ、その刀の名前…技…蒼い右目…!!まさか…まさか…!!」
氷河「今更気づいた?でも、お前が言う前に訂正しておく。私は氷結の剣士じゃない。…ただ…氷結の剣士の能力を継いだ、ただの刃使いだ。」
リザレクト「そんな…ありえない!あいつはもうずっと昔に死んでるんだ!そんな能力を持った奴がここまで生き残れるなんてあるはずが…!」
氷河「…お前の敗因は自分のその能力に溺れた事だ。宿を潰して皆を洗脳したり、海菜さんをのっとったのも、絶望感を高めるための演出だったんだろうけど、『どうせ何も出来ない』とタカをくくったその油断が隙を作った。
…お前は自分の心に負けたんだよ。」
リザレクト「だっ…黙れぇぇ!!」
氷河「はぁ…今更、もう全てが遅いよ。」
リザレクト「グフッ!?」
[リザレクトを蹴り飛ばして、真上に打ち上げました。]
氷河「…氷華零閃…」
[氷河はリザレクトの元へ飛び、斬撃が雪の結晶のような物を作っていく。そして、完成した模様を、真ん中から絶つ。]
氷河「…無情ノ氷。」
リザレクト「う…ぐ…そんな…バカな…」
氷河「…闇氷。後はいつも通り、任せた…」
ぬーん「氷河!」
闇氷「大丈夫だ。疲れて倒れただけだ。…本当にこいつ、無茶ばっかするよな…やられたふりしてたとはいえ、ダメージは中々だっただろうに…」
>>81
リザレクト「…今気がついた…その赫い左目…お前は…ラゼベルグ…かっ…!なぜ…死んだお前が…」
闇氷「…お前に言う筋合いはねぇよ。じゃ、終わらせるぜ。」
リザレクト「ま、待て!僕を消さないほうがいいよ!」
闇氷「…は?」
リザレクト「消した記憶がどんなのか、もう分からなくなっちゃうよ!それでもいいの」
闇氷「心底どうでもいい。」
リザレクト「なっ…!!」
闇氷「…もういいな?」
リザレクト「やめて…くれっ…!死ぬのだけは…嫌だ…ッ!」
闇氷「お前如きの命乞いが通ると思ってんのか?」
リザレクト「…!!」
闇氷「じゃあな、リザレクト。忘却・滅びの闇。」
リザレクト「あああああああッ!!!」
闇氷「フン…うるせぇ断末魔だぜ…」
水刃「おーい!」
闇氷「お、主。」
オリスズ「俺らもいるぜー!」
ぬーん「皆!」
水刃「ね、ねぇ闇氷ちゃん、氷河ちゃんに何があったの…?」
闇氷「カクカクシカジカ。」
水刃「なるほどね…じゃあ、とりあえず、宿に戻ろっか。居間はすごいことになってるけど、二階はそうでもないはずだから…」
闇氷「だな。じゃ、戻るか。」
>>82
うみな「まって…!さくらとひまりが…。」
皆「あ」
うみな「…。ちょっとぉ?」
皆「…」
うみな「…。はぁ…。ま、感謝するよ、皆!」
皆「…!」
うみな「まあ、私も取り乱しちゃったし…。って、それよりもさくらとひまり!」
闇氷「…なあらくがき…。うみなってもしかしてシスコン?」
らくがき「…。ノーコメント」
闇氷「…。まあ、あれは確定だなw」
ぬーん「ふっw」
闇氷「あっ、こんなこと言ったってこと内緒だぞ!?」
ぬーん「さあ?w」
闇氷「クッソ…」
さくらひまり「んぅ…」
うみな「!目覚ました!!うわああああ!!」
さくらひまり「うるさい」
うみな「ひっどい!」
海菜「…。ねえ、私のこと忘れないでね?」
皆「…」
海菜「消めt」
皆「ああああああああ!」
海菜「じょーだんだって〜。」
皆(海菜の冗談は冗談じゃねえ)
海菜「アハッ」
皆「ヒュッ」
ぬーん「さて、帰りますか〜…」
うみな「あ、帰る途中に悪いんだけどさ、よかったら家に来ない?」
皆「え?」
うみな「だって、もう宿はボロボロだし、青鬼も近づかないでしょ?だからついでにって…なんて…」
ぬーん「賛成っ!!あ、どうする?闇氷、氷河、水刃!」
>>83
闇氷「そうだな…だが、姉さんは気失ってるし…」
水刃「じゃあ、私は氷河ちゃんを連れて宿に戻るわ。闇氷ちゃんだけでもちょっと楽しんできたら?」
闇氷「え…いいのか?」
水刃「うん。宿の片付けもしなくちゃだし…」
闇氷「…片付け苦手なお前がか?」
水刃「流石にボロボロのまま放置は出来ないわよ!これでもあの宿のオーナーなんだから!あのままだったらひろし君達に説明つかないわよ…」
うみな「ひろし君達?」
水刃「あぁ、二階の2−1から2−3まで使わないでって言ったでしょ?その部屋、今出掛けてる4人が使ってるの。」
闇氷「私ら2人含めて6人、2人3部屋で使ってる。」
ぬーん「へぇ…じゃあ、闇氷だけ行くって事でOK?」
闇氷「あぁ。悪ぃな、主。」
水刃「いいのいいの!たまには羽休めも大事よ。」
闇氷『…一瞬、サンズの骨休めが浮かんだんだが…まぁ…いいか。』
「じゃあ、案内を頼むぜ。」
>>84
ぬーん(サンズの骨休めが浮かんだ…。あ、これ洗脳済みだ☆)
うみな「やったあああ!はやく、ぬーん!」
ぬーん「ヌッガッ。あ、う、うん」
うみな「楽しみだなあ!特に私達の家に招待するの!」
闇氷「私”達”…。海花日家か…」
さくら「あ、ちなみにらくがき達とも一緒だよ」
ひまり「うん!よく一緒に部屋で遊ぶんだ!」
闇氷「変なことしてないよな?」
らくがき「俺らはしねえよ…。ぬーんは知らんが」
ひまり「変なこと?」
闇氷「…いや、何でもない」
うみな「ほら!早速いこおおお!」
ーーーーー海花日家
うみな「へへへ〜。ここが我が家!」
闇氷「おお…。住宅街に紛れてるのかと思えばこんなに豪邸とは…」
うみな「まあ、親の金がほとんどだけどねwムカつくけど」
闇氷「…。あ、うみな達の部屋見たい!」
うみな「おっけええ!!でもその前に、好きな料理、言って?用意するから!おもてなしだよ!」
>>85
闇氷「料理?料理か…そこまで好き嫌いはしねぇが…そうだな…そんなに特段好きってのはねぇが…強いていうなら…[そば]だな。
私が姉さん側について間もない時、主が作ってくれたんだ。殲滅軍時代はろくな感情持ってなかったから料理への関心も全くなかったんだが、姉さん側についてからやっと食の偉大さに気づいたぜ。…っと、脱線しちまったな。ま、要は好きな料理はそばだ。後はそうめんとかも行ける。」
ひまり「麺類多いね。」
闇氷「あぁ。範囲広げたら麺類になるな。ただ、極端に辛かったり苦かったり、濃い味は好まねぇがな。ただし濃いのに関しては、つけ麺の麺つゆは別だ。…限度はあるが。」
『本当は魚介類(特に刺し身と寿司)も好きだが…魚捌く手間もかかるだろうし、最近値段高いし…出さないでおくか…あいや、そばも十分高ぇか…?』
霞『個人的な話ですが、母さんが仕事帰りに寄る事があるサ○ディに売ってる月見そばは100円と数十円らしいです。』
闇氷「ちなみに、デザートはかき氷が好きだ。シロップはいちごかコーラだな。私はあっさりした甘いのが好きだからな。甘ったるいのはNGだ。…これは余計だったか?まぁ、そんな感じだ。無理なら無理でいいが…」
霞『今回は短いです、すんません( −人−J)』
>>86
大丈夫です!今日は旅行に行ってまいります!
ぬーん「3人ともいけそ?」
さくら「うん!氷ならうみなに出してもらうよ!」
ひまり「蕎麦大好きだから作れるよ!」
さくら「んじゃ、蕎麦は家にあったし、シロップ買いに行ってくるー。」
うみなひまり「おっけー」
闇氷「えっ、本当に作ってくれるのか…。」
らくがき「ちなみに我々はすることn」
うみな「ん?部屋案内は?(圧)」
メヒラキ「…。はい、やります…」
うみな「よし。んじゃあ、らくがき達よろー」
らくがき達「りー」
ひまり「急にギャルみたいになるじゃん…」
うみな「これってギャルなの?」
ひまり「いや知らんがな」
ぬーん「草」
うみな「んじゃ、作るしよろしくー」
闇氷「おぉ…。」
らくがき「闇氷!行くぞー!」
闇氷「ちょっ、走るなて…って早⁉」
メヒラキ「早くしないとここ迷うよ!」
ヤミ「ちなみに被害者はいる模様」
闇氷「ちょっ、待ってくれ!」
ぬーん「はっやーwま、僕は飛ぶけどw」
ーーーその頃、うみな達は…からよろです!
>>87
霞『旅行か、いいね!楽しんできてね!』
__________________________
ーその頃うみな達はー
うみな「よーし、ちゃっちゃと作りますか!」
ひまり「量はどうしよう?並くらいでいいかな?」
うみな「それでいいと思うよ。下手に出しすぎてもあれだし。あっ、やくみはあったほうがいいかな?」
ひまり「やくみってわさびでしょ?辛いのは苦手って言ってたし、なくていいんじゃない?」
うみな「じゃあ、ネギはどうだろう?」
ひまり「まぁ、わさびよりはマシだし大丈夫だと思うよ。」
ー数分後ー
さくら「ただいまー。」
うみな「あっ、さくらお帰り!」
さくら「コーラはなかったからイチゴシロップ買ってきたよー。」
ひまり「ありがとう!闇氷に出すのが楽しみだね♪」
>>88
旅行楽しかったよ!!
ぬーん「ここがうみなの部屋ー、で、向かいがさくらとひまり。」
闇氷「あれ、ぬーんの部屋は…」
ぬーん「僕は創造にいるから、ここには住んでないよ。」
闇氷「へぇ〜」
うみな「あー、いたいた。って、何勝手に女子部屋除いてっ…!」
闇氷「うわぁ…。グッズだらけ…」
うみな「引かないでよっ!あと、このグッズは寧々ちゃんと闇auなんだからっ!あと画材!!」
闇氷「へえ…」
さくら「ちょっとうみなー、遅いってー。あ、闇氷、かき氷と蕎麦できたよー。ネギっていけそ?薬味で入れてるんだけど…。苦手だった?」
>>89
闇氷「あぁ、ネギくらいなら行ける。…薬味ってわさびは入ってないよな?」
さくら「うん。わさびは入ってないよ。」
闇氷「それを聞いて安心した。じゃあ、行くか。」
ー移動中…ー
闇氷「…結構本格的だな。」
うみな「でしょ?食べてみて!」
闇氷「あぁ、じゃあ…いただきます。」
ひまり「どう?美味しい?」
闇氷「あぁ。めっちゃ美味いぜ!」
さくら「かき氷も忘れずにね。」
闇氷「わーってるっての! パクッ いやー、やっぱりかき氷は至高だぜ!」
ヤミ「…すごい満面の笑顔だな。」
闇氷「ハッ。ま、まぁ…美味かったぜ…」
らくがき「あっ、照れてる。」
闇氷「てっ、照れてねぇよ!」
ぬーん「笑った顔も可愛いのになぁ。」
闇氷「う、うるせぇ!余計な世話だ!」
メヒラキ「もう言動から分かるよ〜。満更でもないんでしょ?」
闇氷「うrrrrrrrrrrrっせぇよ!姉さんらにはこの一連の話言うなよ!?言ったらヘルライズをオーソライズしてプログライズするからな!?」
うみな「すごい巻舌するじゃん…それとさっきのヘルなんとかってなんだったの?」
闇氷「[クロハシ ヘルライズ]って調べたら出る!…んな事より、そろそろ宿に戻ろうぜ。そろそろ頃合いだろ。」
ぬーん「うーん、じゃあ、そうしようか。」
霞『帰宅時の会話はお願いします!m(_ _)m』
>>90
ぬーん「ただいまああああ」
水刃「おかえりなさーい」
らくがき「あれ、氷河は?」
水刃「今はお風呂よー。露天風呂。」
ヤミ「そんなのもあったな。」
メヒラキ「たしか…。混浴?」
うみな「私も露天風呂はいりたーい」
さくら「入ってきたら?同性でしょ?」
うみな「よし!ならみんなではいっちゃえええええ!」
らくがき「⁉え、え、男子も!?」
ひまり「…多分w」
うみな「当たり前だよ!ほら!」
オリズ「え、俺ら骨…」
うみな「骨でも男子でしょ?そっちの更衣室行きな?」
ラヴ「ちょちょ、僕は女性だってええええ」
うみな「嘘つくな!性別詐欺はやめい!」
ラヴ「うぅぅぅ…」
闇氷「…。あれ、これ私も入る感じ?」
うみな「うん!よっし、女子軍ゆくぞおおお!」
>>91
ー露天風呂ー
氷河「はぁ…やっぱり、一人風呂っていいねぇ…そういや、闇氷らはいつ帰ってくんだろ。確か、水刃さん曰くうみな家に行ってるって話だったけど…そろそろ帰ってきてたりするのかn」
うみな「突撃ー!!」
氷河「うわあああぁぁっ!!?何何何何何何!?何事っ!!?」
闇氷「どうしてこうなった…」
氷河「ちょっと闇氷!これどういう経緯なのさ!?」
闇氷「あぁ、さっき帰って来たんだが…結論から言って、うみなが発端だ…うみなが露天風呂入りたいって言って、さくらが同性だから行ってきたらっつったら、何を思ったのか、全員で入る事になった。…私はとばっちりだ。」
氷河「あ、あぁ…そうなのか…って事は、後から男子組も来る…って事?」
ひまり「うん…w」
氷河「何笑ってんの…ったく、この体に巻くタオル持ってきて正解だったよ…」
さくら「あっ、この時の氷河、髪くくってるんだね。」
氷河「あぁ、姉ちゃんほど長くないけど、一応。」
うみな「えっ、氷河ってお姉さんもいてたの!?」
氷河「まぁ、昔いた世界の方だけどな。もうずっとあってねぇなー…会うにもこの姿じゃあれだし…まぁ、取り敢えず入りなよ。」
>>92
うみな「わーい!」
さくら「飛び込んじゃだめでしょ!」
ひまり「ママ…」
さくら「ママじゃない!」
うみな「うっうっうっ」
ツギハギ「…。風呂なんて入ったことない…。掛け湯くらいしかしない…」
闇氷「そうか、骨だから皮膚とかを洗う必要もないのか…」
うみな「あー、いい湯だなあ」
らくがき「うぅ…。」
うみな「わぁお、らくがきくん人間のまま入ったのぉ?」
らくがき「ち、違っ、これは人間じゃないと…」
メヒラキ「人間じゃないと入れないようになってるんだよ」
ヤミ「しょうがない。」
ヴァンパイア「まあ俺らはスケルトンだからな。人間扱いなんだろ」
うみな「へぇ…」
氷河「やっぱこの温泉気持ちいねー。」
うみな「うん!月とかすっごい綺麗!」
氷河「ねえ、うみな。ちょっといい?」
うみな「ん?」
氷河「タオル、落ちそうだよ」
うみな「…ヘッ?(裏声)」
>>93
うみな「わあああああっ!!」
氷河「ちょ、耳元で叫ばないでくださいよ!」
うみな「ご、ごめーん…」
氷河「まぁ、そうなる理由もわかりますけど…じゃあ、自分はそろそろ上がりますね。」
ヴァンパイア「あっ、もう上がるのか?」
氷河「自分は皆が来る前にしばらく入っちゃってるからねー。これ以上入ってるとのぼせるかもしれないからね。じゃあ、のぼせない程度に、ごゆっくりー。」
メヒラキ「…行っちゃった。」
闇氷「ま、どうせアイツの事だ、恥ずかったんだろ。あいつ、1人が好きなくせにかまってちゃんだから面倒なんだよなぁ…」
ヤミ「本人いなくなった途端に愚痴言うじゃん…」
闇氷「たまにはこーいう毒抜きも必要なんだよ…」
ぬーん「それにしても、あの蒼凪山の時、いつも笑って話を聞いたりツッコんだりしてくれる氷河があんなに怒声を上げるとは思わなかったよ。」
闇氷「ま、因縁があるからな。こればかりはしゃーねぇよ。」
ー居間ー
水刃「ふぅ…やっと修復が終わってきたわ…」
氷河「お疲れです、水刃さん。手伝いますよ。」
水刃「あぁ、大丈夫よ!もう後数十分あれば終わるから!」
氷河「…そうですか。じゃあ、自分は部屋に行きますn」
水刃「リザレクトを闇氷ちゃんに倒させたのは、闇氷ちゃんの殲滅軍への復讐のためか、はたまた殲滅軍を手に掛けたくなかったのか…どっちなんです?…[霞ちゃん]。」
氷河「…霞なんて奴の気持ちなんざ知らねぇよ…私は雪原氷河。氷結の剣士の力を受け継いだ者。戦いを拒もうが、青鬼を討伐する…それ故、必然的に青鬼を崇めてる殲滅軍と戦わないといけないんだからさ…そいつがどんだけつらい過去を持っていようが…関係ねぇんだよ…」
水刃「…氷河ちゃん…」
霞『ちょっと重くなっちゃいましたが…お風呂上がりの所からお願いしますー!
( −人−;)』
>>94
うみな「はー、気持ちよかった!」
ぬーん「あー、これからどうする?」
らくがき「俺らはもう帰ってもいいけど…」
さくら「あははー…。そうは行かないみたい…」
ひまり「うん…w」
闇氷「?どうかしたのか?」
海菜「うんとね、ゲートが破壊された。」
氷河「え?」
うみな「げぇっ、まーたあの軍の仕業ぁ?」
闇氷「??あの軍って殲滅軍とは別の?」
うみな「うん。うちのとこの軍は楽園平和保護安心軍ってやつ。」
水刃「平和そうな名前ね…」
メヒラキ「んー、でも、言っちゃえば保誤かな?w」
ヤミ「うみな達を虐めて、うみなの親に協力をした軍団。」
氷河「え、なんでゲートが破壊されたの?もう一度出せないの?」
ぬーん「残念ながら一度出したゲートは収納できずに放置されるんだ。だからしっかり隠してたんだけど…。もしかして、バレた?」
うみな「もしかしなくたってバレてるでしょ。でも、私達の世界の方では透明を使って安心軍には絶対に見えないようにしてるんだ。」
さくら「…。もしかして、殲滅軍と手を組みやがった?」
氷河「安心軍と殲滅軍が…」
うみな「安心軍と殲滅軍から取り戻さないとなぁ、ゲートの魔力。」
>>95
氷河「…安心軍…か。とんだ詐欺ネームだな…」
闇氷「…姉さん?」
氷河「悪い。少し1人に…席を外させてくれ。」
水刃「あっ、氷河ちゃん!」
ヤミ「…氷河は3階に行ったな。前に行った部屋にいる。」
うみな「何で急に…?」
闇氷「多分、姉さんキレてるぜ。また殲滅軍が余計な事をしたからな。しかもその、略して安全軍だっけ?そんなヤベーやつ同士が手を組んじまったら流石の姉さんもイラつきまくるぜ。せめて、敵のいないこの空間だけでも、お前らにキレた顔は見せないように席を外したんだと思うぜ。」
ヤミ「…様子見に行ってくる。」
闇氷「あっ、やめたほうが…行っちまった…」
ぬーん「まぁ、ヤミも優しいからねー。所で闇氷、なんでやめたほうが良かったの?」
闇氷「さっきちょっと言ったが、姉さんは敵前ならまだしも、お前らの前でキレた顔とかを見せたくないんだ。心配されたくないからな。だから止めたんだが…言うのが遅かったな…」
ー3階ー
氷河「グズッ…なんでだよ…なんでこう来客が来てる時に限ってこんな事になるんだよ…!」
ヤミ「氷河…?お前、泣いて…」
氷河「ヤ、ヤミさん!?い、いや、泣いてなんか…なんか…」
ヤミ「もう顔に出てるぞ。」
氷河「うぅ…」
ヤミ「と、取り敢えず泣き止めよ。」
氷河「う…うん…」
ヤミ「…落ち着いたか?」
氷河「…うん…」
ヤミ「で、何で泣いてたんだ?」
氷河「…折角来てくれたのに…楽しくしてってほしかったのに…こんな事になって…不甲斐なくて…」
ヤミ「あーね…?」
氷河「…ごめん。心配させちゃったね。じゃあ、戻ろうか。取り敢えず、そのゲートの魔力だっけ?それを取り返すための手段とか考えないとね。」
ヤミ「…そうだな。さっさと戻るぜ。…ん?」
氷河「どうしました?」
ヤミ「…いや、多分気のせいだ。行こうぜ。」
氷河「うん!」
ヤミ『今、何か氷河とは違うがそれっぽい奴の気配がしたような…流石に気のせいか。』
>>97
ヤミ「ただいまー。」
氷河「ただいま。」
闇氷「姉さん、目少し赤いぞ?目薬指す?」
氷河「ん、ありがと。」
ぬーん「ねえ、まずはさ、ゲートのあったとこに行こうよ。そこに安心軍と殲滅軍の居場所の手がかりがあるかも!」
うみな「うん。そもそもアイツらがどこに居るか分かんないしね。」
氷河「そっか。居場所がまず分かってなかったな…」
らくがき「それで少し話してたんだが、飛んでいったほうが敵に会いづらいんじゃないかって話てて。瞬間移動とか空間移動は出来るけど、全員が海菜やヤミの腕とかを触るわけにいかないし…。」
メヒラキ「氷河と闇氷って飛べる?ここからはちょっと離れてて1時間くらい飛ばなきゃ行けないんだけど…。いけそう?」
>>98
闇氷「あぁ。行けるぜ。」
氷河「大丈夫だ、問題ない!」
闇氷「フラグにしか聞こえねぇのは気のせいか?」
氷河「美氷のカートリッジ使うから問題ない!」
闇氷「あぁ、それなら行けるか。」
『姉さんだってその姿でも飛べんのにさ…』
さくら「え、氷河そのままでも飛べるの?」
氷河「ウェ!?何で分かったの…?」
闇氷「さては…私の考えた事読んだな?」
さくら「うん。」
氷河「あぁ、さくらさんは読心術…だっけ?考えてる事が分かるんだったね。まぁ、この姿でも飛べるけど、本気出してない状態だとあまり長くは飛べないんだよね…大体2、30分くらい。」
ヤミ「それでも十分飛べるじゃねぇか…」
氷河「いや、1時間となると話は別だよ…30分の2倍だよ…?美氷のカートリッジの属性は念力…っていうのかな?サイコキネシスみたいな感じ。だから、これで問題ない!」
闇氷「色々端折ってる気がするが…まぁいいか。じゃ、表出るぞ。」
ー宿 外ー
美氷「よし!準備オッケーだよ!」
闇氷「宿は結界マシマシにしたし、なおかつ、[幻影の結界]を付けたから、前よりはマシだろ。」
メヒラキ「幻影の結界?」
闇氷「うーん…そうだな…いい例えが思いつかねぇし、まぁ、今私達は結界の中にいるから宿が見えるが、外に出たら宿が見えない。…的な?」
美氷「まぁ、説明は難しいわな…取り敢えず、ここでグダグダしててもしゃーないから、さっと行っちゃおっか!」
ぬーん「よーし、それじゃ時短ルートで行きますか!出遅れないでね!」
美氷「うえぇぇ!?速すぎでしょ!?ちょっ、待って待って!」
闇氷「ったく、せっかちだな…」
らくがき「ちょ、俺達も行こう!マジで置いてかれる!」
>>99
ぬーん「ぎゅううううういいいいいいいいいいんんん」
らくがき「待てって!人間の姿だと飛びづらいんだよ!」
ぬーん「らくがきの姿たに戻ればいいじゃん…」
メヒラキ「あ、」
ヤミ「確かに。でもついてこれるかな…?」
うみな「もぉぉぉ!!飛ぶのはやいて!!」
らくがき「いや漫画(魔界の主役は我々だ)読みながら言うことじゃないでしょ」
メヒラキ「あーもう、この姿は飛ぶときは使いづらいしやめやめ!らくがきに戻るよ!」
ヤミ「ちょっ…。うみな、おれらぬーんに着いてかないといけないからもし早すぎたらみんなを頼むぞ…」
うみな「だって、さくら。よろしくねー。」
さくら「人任せにすんなあああああ」
美氷「はっっっっや」
闇氷「ちょ、早く行かないとっ…」
ツギハギ「あー、大丈夫だよ。ゆっくりで。ボクがうみなに糸繋げておいたから。」
ヴァンパイア「それに海菜もいるから何かあったらテレポートできるしー。」
ーーーー 一方その頃
ぬーん「ぎゅううういいいいいん(スシタベタイ♪)」
らくがき「ぎゅううういいいいん(ハハッ)」
メヒラキ「ぎゅうういいいいん(パア)」
ヤミ「ぎゅういいいいいいいん(ワーイ)」
うみな「ぎゅうううううん(プロセカやって我々読んでっていう移動最高かよ。あ、東方異形形もあとでみよっかなー)」
>>100
美氷「なんだか向こうは楽しそうな気がするのは気のせいかな…」
海菜「ねーねー、美氷。」
美氷「うん?」
海菜「美氷の姿って氷河ちゃんともう1人が合体した姿なんだよね?誰と合体したのー?」
美氷「[赤水 美香(あかみず みか)]って人。あの人、体術がめっちゃ強いんだよ。それが影響したのか、能力よりも武器使ってガンガン攻めた方が強いっていうね(^^J)後、この姿でだけ、重量級の武器を使うね。」
海菜「えー!なに使うの?」
美氷「それは戦いの場で見せるよ。」
闇氷「まーたお前は言うの渋んなぁ…」
海菜「あぁ、美香の[美]と氷河の[氷]で[美氷]って事?」
美氷「あぁ、うん。そゆ事。ちなみに名字はなんとなく。」
闇氷「それならなんで[死花(しばな)]って名字になんだよ…ちゃんとある程度は意味考えてんだろ?」
美氷「まぁ、そうだけどさ…[死]は武器のイメージ?からで、[花]は技名とかからかな?武器の名前も、[華影花月(かえいかげつ)]って名前だし…」
闇氷「姉さんって無駄にかっけぇ名前つけるよな。」
美氷「一言余計だ。闇氷も人の事言えないでしょ?」
闇氷「んだとおい姉さん表出ろ。」
美氷「喧嘩はあとあと。こんなとこで体力の浪費は良くねぇよ。」
闇氷「チッ…まぁ、一理あるな。」
ー裏話ー
霞『ぬーんさんのセリフにあったスシタベタイ♪でしばらくツボった自分です。』
>>101
ありがとうwちなみにスシ食べたいって曲がユーチューブにあるからよかったら聞いてみてね!
ぬーん「Fuuuuuu!!」
らくがき「あ、着いたな。」
メヒラキ「人間戻るー?」
ヤミ「まあ、こっちのほうが特徴的だしこのままにしよ…」
うみな「アナタノイナイ♪ヨルハサミシクッテ♪」
さくら「いやスシ食べたい歌うな。」
うみな「あ、追いついたんだ。」
ひまり「はぁ、はぁ、お姉ちゃん速すぎるってえ…」
うみな「オモイダスッスッ♪」
さくら「いやうるせぇよ。Shut Up」
海菜「無駄に発音いいのムカつく。」
美氷「ここがゲートの場所?」
ぬーん「そうだよー!うーん、魔力は感じないから多分盗まれたんだろうねー。」
闇氷「盗まれた…。吸われたんじゃなく?」
らくがき「吸われたら微妙に1ミリくらいは魔力があるんだけど…。ぬーんが言うなら盗まれた方が正しいんじゃないか?」
ぬーん「いやぁ、そんな褒めんなよっ☆」
さくら「ウザぁ…。ってん?なーんか青鬼が大量発生!前の比じゃないよ!」
うみな「まあ今回は私らも手伝えるよ!」