【小説】無題・1

【あなたは青雲中学・高等学校に通う中学1年生です。兄の幼馴染である生徒会長にいつもおちょくられていました】

おーい！弟くーん！

何さ！そんな嫌そーな顔してさぁ？なんか嫌なことあった感じ？…『あなたは会長と鉢合わせて最悪の気分ですが？と言った』ハッハッハ！

面白いこと言うね！私これでも学校のアイドルだよ？『あなたは明らかに嫌な顔をする』

そんな人にぃ〜朝からぁ〜話しかけられるなんてぇ〜幸運だと思いませんかぁ〜？『あなたは無視をすることに決めた』…ちょっとは反応しなさいよ！全く…あ、それと放課後に生徒会室きてね〜仕事頼みたいからさ！『あなたはそっぽを向いている』生徒会でもないのに悪いけどさぁ？頼まれてよ！ね！あとでケーキ奢るからさ！『あなたはケーキ奢ってくれるなら…と了承する』…ありがと！

【放課後】

なんですか？これから仕事があるんですけど…ちょっと引っ張んないで！やめ…いい加減にしなさい！え？ちょっと痛い痛い！離して！ヤダァ！

あ！弟くん！『あなたは高校１年生の剣道部を追い払った』

弟くんありがとう…ほんとはめっちゃ怖かった！だってさ！生徒会長としての権威？みたいなの出さなきゃじゃん？だからさぁ〜すっごい疲れるの！癒しだよぉ〜『あなたは抱きついてきた生徒会長をあしらった』…チェ！いいもん！あ、そうだね。仕事片付けちゃおっか。そこのダンボール一緒に運んでくれない？『あなたは軽々と箱を持って運んだ』ありがと！その書類さ、５キロぐらいあったから持ってくの大変なんだよね。ほんと助かるわ！『あなたは会長も持ってくださいよ。と言った』あ、うんそうだね…持ってこうか！

【作業が終わる】

あー疲れたぁ！弟くん、お茶でもいかが？『あなたは欲しいと言った』じゃあ今持ってくるから待ってて…『あなたは生徒会室の高そうなソファーに腰掛ける』お待たせ！どうぞ！『あなたは出された麦茶を一気に飲んだ。すると視界が歪む…』やっと引っかかってくれた♡ずぅーっと好き好きアピールしてたのに気づかないんだから♡ニブニブ弟くん♡あたしが、君のお兄さんと絡んでた理由知りたい？それはね…弟くんがだーいすきだったから♡君のお兄さんのことは別に何にも思ってないよ♡そ・れ・に！お薬の影響とはいえ君を手に入れられたんだから！ほら昔みたいにおぶってあげるよ♡一緒に私のお家に帰ろうね♡ずっと愛してあげる♡

終わり