【閲覧注意】【グロ小説】【苦手なら見るな】次回の小説の冒頭(グロ)を先行で公開

4 2023/08/25 12:45

※まだ制作途中の小説の一部分です。一部青少年に適さぬ刺激的な表現がありますので、お気をつけてご覧ください。

面妖な月が美しく輝く、暗闇の森の中。ある中年の男が、暗黒に染まり肌が落魄に爛れ、裂罅な傷が大量についた悪魔の様な生物に追われていた。足場不安定な森の中、血湧き肉踊る様に興奮した悪魔的生物は、脅威の速度で男を追いかけた。

「くそ…」

懐中電灯片手に悪魔的生物から逃走するなか、男の体力も精神的にも諦めかけていた。背後を振り返るも、悪魔的生物は惨めに堕ちたその肉体で追いかけていた。黎明が着々と迫るなか、中年の心は黎明な気分ではなくなっていた。

慇懃に、精励に、職場で身を粉にして担当の会議を無事終わらせた挙句、この様な結末が待っているとは、実に皮肉なものだった。そして、彼は曲がり角を利用して地面に寝っ転がり、目の前にある柱で鳴りを潜めた。悪魔的生物の歯軋りの様な、くちゃくちゃした音が聴こえる中、男は顔を少し出して一瞥した。

悪魔的生物は中年の居場所わからず、そのまま殺意溢れる醜い顔で走っていった。中年は胸を撫で下ろし、異常なまでに速かった心臓の鼓動と緊迫感を晴らした。そして、彼は安堵な表情に相好を崩した。眉間に皺を寄せ、着々と夜明けが迫ってきた空を見上げ、「これで終わった」と彼はつぶやいた。

溜息をつき、中年は振り向いて鞄を持ち、そのまま森から直様逃げようとした瞬間、手薬煉を引いていたのか、悪魔的生物が咆哮を鳴らして直立していた。

「ああああああああああああ」

恐怖に満ちた絶叫を上げると、悪魔的生物が勢いよく中年の頭を持ち上げると、中年の身体は上りだし、頭部を強く手で持って地面に突きつけた。中年の身体は凄まじく呆気なく破裂し、鮮血と贓物、骨が飛び散った。雑草の広がる地面に、大量の鮮血が飛び散り、その光景は地獄絵図だった。

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その他2023/08/25 12:45:35 [通報] [非表示] フォローする
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1: thita⇔ck @Thita_nia 2023/08/25 14:51:43 通報 非表示

表現力えぐい

続きが楽しみやぁ


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