私は誰だっけ prologue 一話

2 2023/10/06 18:02

星来「私って何?」

私は何だっけ?

あぁ、そうだ、、、

操り人形だったんだ

※実話です。(完璧な実話ではないよ)

一話

奪われて作られて

また奪われての繰り返し。

私は見えない糸で引っ張られて

操られる人形なんだ。

『貴方のためなのよ』を

そう解釈したのはいつだったかな。

小学五年生の時だから五年前だ。

お母さんはこうも言った。

『貴方は私の言うことを聞いていれば大丈夫なんだから』

 (あなたに自由は渡さない。私の所有物なんだから)

その時私は、、、どうしたんだっけ?

思い出せない何をしたのかも全部。

まあ、過去の事だし忘れたほうがいいかな。

でも、大切な何かを忘れている気がする。

いつか思い出すのかな私は。

ー外ー

私は学校に行っていない。

所謂いわゆる不登校というものだ。

今は冬休み。

私は久しぶりに外に出ている。

外と言っても日光に当たりたくないから夜に出ている。

??「宵瀬さん?」

??「え⁉宵瀬?どこどこ?」

星来「あ、、、」

私は小学生の時の友達四人に会った。

でも、名前が思い出せない。

忘れていた物って、この事だったのかな、、、

??「俺らの事覚えてる?」

星来「会った事あるんだけど、、、よく話したよね」

??「俺ら色々と相談されたよな」

??「されてたね」

光英「俺、光英こうえい!久しぶり!宵瀬」

拓哉「僕は拓哉たくや。久しぶりだね、宵瀬さん」

義弥「義弥よしや。久しぶり宵瀬!」

星来「久しぶり。皆」

光英「元気だったかー?」

星来「まあ。」

義弥「その反応は元気じゃない証拠だな」

拓哉「ホントに亮真りょうまと同じだね。宵瀬さんは」

星来「え?亮真って?」

三人「覚えてないの⁉」

星来「え、うん」

三人は私を見ると目を丸くしていた。

光英「宵瀬が一番仲良かった男の子だよ」

星来「そうなんだ。今はいないの?」

義弥「うん。あいつ頭痛くて今日いないんだよ」

拓哉「頭痛持ちは大変なんだねー」

星来「頭痛持ちなら、私と一緒じゃん」

光英「あはは、、、」

義弥「連絡先交換しようぜ。いつでも呼べるし遊べるだろ」

星来「うん。いいよ」

私達は連先を交換してそれぞれに別れた。

亮真君の連絡先も教えてもらった。

ー家ー

なんかメッセージ送ってみようかな。

もう寝るし無難におやすみでいいかな。

面倒くさいから個人〇インで

星来『おやすみ』

義弥『おやすみー』

光英『おやすみ』

拓哉『(つ∀-)オヤスミー』

亮真君はどうしよう。

寝てると悪いけど送っておくか

星来『おやすみ。お大事にね』

亮真『久しぶりだね。ありがとう。』

亮真『おやすみなさい』

返信はしてくれるんだ。

優しい、、、のかな。

いいねを贈ろう
いいね
2

このトピックは、名前 @IDを設定してる人のみコメントできます → 設定する(かんたんです)
画像・吹き出し

タグ:

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する
その他2023/10/06 18:02:10 [通報] [非表示] フォローする
TTツイートしよう!
TTツイートする

拡散用



まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?
画像・吹き出し
タグ:

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する