私は誰だっけ 三話

1 2023/10/06 18:04

ー夢ー

あれ?ここはどこ?

...そうか。私倒れてっ

今は廊下にいたはず...

家の鍵あけてたんだった...

誰か助けてくれるかなー...なんて。

私のことは誰も助けない。

私はいらない意存在だから

皆私の事忘れたらいいのに

そしたら楽になれるでしょ?

なのに、私の事覚えてくれる人がいる

なんでなんだろう

私なんて皆から忘れられて

過去も、これからも一人なはずだったのに

『...い...ん!』

誰?誰かの声がする。

『宵...!』

『宵瀬さん!』

誰?誰なの?

起きたらいいの?

起きないとっ!

ー現実ー

拓哉「あ、起きた」

義弥「宵瀬、大丈夫か?」

星来「うん。ちょっと倒れただけ」

亮真「ちょっとって...」

星来「今日は亮真もいるんだね」

亮真「天気悪くないからね」

光英「とりあえず寝てなよ」

星来「え、でも色々とあるし」

義弥「寝なくてもいいからまず、家の鍵は閉めろ!」

星来「え、あ、うん。」

拓哉「宵瀬さん、ほんとにわかってる?」

星来「うん」

星来「あと、下の名前で呼んでよ。

   家族と一緒にされてるようでなんか嫌」

亮真「いいの?」

星来「うん」

四人「ならいいか」

星来「今何時?時間大丈夫なの?」

四人「あ、、、」

光英「今、二十二時」

星来「泊っていきな」

亮真「ちょっと待って星来ちゃん!」

義弥「流石に男四人と女一人はなぁ」

光英「ちょっとねー」

星来「どういうこと?」

拓哉「さぁ?僕もわかんない」

光英「星来が気にしないならいいんじゃない?」

義弥「いいか?」

星来「うん。別に私は平気だから」

亮真「なら泊まらせてもらうね」

星来「うん」

星来「お風呂はそこの角曲がって三番目のドア」

拓哉「それは星来ちゃんが最初に入ってきなよ」

星来「いいの?」

光英「いいよいいよ」

亮真「もちろん」

星来「分かった。先に布団の準備してもいい?」

四人「俺/僕も手伝う!」

星来「ありがとう」

星来「布団一枚足りない」

四人「噓でしょ!?」

星来「誰かひとり私のベット使いな

   私は床で寝るから」

四人「それはダメ」

星来「じゃあ一緒に」

四人「星来がいいっていうならそれがありがたい」

星来「私にじゃんけんで勝った人が一緒に寝るね」

皆 「最初はグーじゃんけんポイ!」

星来「✊」

光英「✌」

義弥「✌」

亮真「✋」

拓哉「✌」

亮真「あ、勝っちゃった」

義弥「亮真、変なことするなよ」

亮真「しないよ!絶対」

星来「決まったことだしお風呂入ってくる」

四人「行ってらー」

ー全員がお風呂入り終わってー

星来「じゃあみんなおやすみ」

三人「おやすみー」

星来「亮真行くよ」

亮真「え、あ、うん」

星来「じゃあ電気消すね」

亮真「あ、りがとう」

星来「亮真、もしかして頭痛い?」

亮真「え、っとちょっとだけ、ね」

星来「ちょっとじゃないでしょ、早く寝な」

亮真「うん。」

星来「、、、暖かいほうが眠れる?」

亮真「うん。多分ね」

星来「じゃあ、、、」

「ギュッ」

亮真「へ?」

星来「え?暖かい方が眠れるって」

亮真「ふつう、毛布とかじゃない?」

星来「うん。だけど毛布ある部屋光英が寝てるし」

亮真「あ、そっか」

星来「じゃあ、おやすみ」

亮真「おやすみ」

いいねを贈ろう
いいね
1

このトピックは、名前 @IDを設定してる人のみコメントできます → 設定する(かんたんです)
画像・吹き出し

タグ:

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する
その他2023/10/06 18:04:06 [通報] [非表示] フォローする
TTツイートしよう!
TTツイートする

拡散用



まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?
画像・吹き出し
タグ:

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する