ソフィアチャンネルの六神が他の世界の幻想郷に幻想入りしたらどうなる?8話

博麗神社

ゼロムス「…?誰もいないぞ?」

魔理沙「おかしいな?いつもだったら霊夢がいるはずじゃ…」

霊夢?「あ!魔理沙!」

魔理沙「あ、霊夢お前どこに!」

霊夢?「…いやー!少しいざこざがあって異界に…そちらの方は?」

ゼロムス「……ゼロムス」

霊夢?「そうなの!よろしく、ゼロムスさん!」

魔理沙「…お前…本当に霊夢か…?」

霊夢?「…なんで?私は博麗霊夢だよ?」

魔理沙「…霊夢と口調が違う。霊夢は普段丁寧な言葉を話さない。」

ゼロムス「お前の気配も明らかにおかしい。能力があるとはいえ人間の気配じゃない」

魔理沙「…どうだ?偽物!!」

偽物霊夢「…やっぱりバレるか…魔理沙?」

魔理沙「魔符　イリュージョンスター!!」

ゼロムス「っ…!待て!」

魔理沙「…え?なん…」

偽物霊夢「陰陽宝玉」

魔理沙「うっ…!何…」

ゼロムス「グラビジャ!!」

偽物霊夢「悪いけど、さっさと死んでくれませんか?じゃないと女神様のご命令も…」

ゼロムス「…女神?」

魔理沙「知ってるのか!?」

ゼロムス「私が知っているのは…"女神ソフィア"と…"ヘカーティア"か?」

魔理沙「女神ソフィアは知らないが…ヘカーティアは…」

ゼロムス「…いや。恐らく地獄の女神だ。」

偽物霊夢「話させる暇は上げません。」

ゼロムス「…!撒かなければ…!」

魔理沙「だったら…あそこだ!」

ゼロムス「…山の上の…神社?」

魔理沙「あぁ!行くぜ!」

偽物霊夢「逃がしません…!」

魔理沙「恋符　マスタースパーク!!!」

偽物霊夢「うっ…!待ちなさい!!」

ゼロムス「早く行くぞ!」

魔理沙「あぁ!」

守矢神社

魔理沙「…誰もいない…」

ゼロムス「…話の続きをするか…」

魔理沙「そうだな!で、何でヘカーティア何だ?私達が知らない女神ソフィアじゃ…」

ゼロムス「いや。そもそも女神ソフィアにこんな事をするメリットが無い。」

魔理沙「…あ!そういえば霊夢、いざこざで"異界に"って…!」

ゼロムス「…やはり…地獄の女神か…」

魔理沙「…よし!月に行こうぜ!」

ゼロムス「そんな簡単に…」

魔理沙「まぁ!永琳とかに頼めば!」

アルテマパート

アルテマ「…えっと…諏訪子さんは…」

諏訪子「…何から話せば?」

霊夢「あんたの知ってる情報全部よ!」

諏訪子「さ、流石にそれは…」

霊夢「でも、そうでもしないと分からないの!」

アルテマ「まぁ、命が狙われない範囲で!」

諏訪子「…分かった…私は地獄の女神様…ヘカーティア様が怪しいと思ってる…」

霊夢「…なんで?」

諏訪子「最近月人達の動きが活発になってきてる…巫女だしわかるでしょ?」

霊夢「えぇ。最近は兎ばかり退治してるわよ。」

アルテマ「でも、それでは理由にならないのでは…」

諏訪子「そうだけど…何となく、嫌な予感が…」

霊夢「神の勘、ってやつなのかしら。…面倒ね」

アルテマ「……?」

諏訪子「とにかく、話せるのはここまで!」

アルテマ「じゃあ、神社に戻りますか?」

霊夢「そうしようかしら…やることも…」

諏訪子「あ!そうだ!これ」

霊夢「これは……紫からの手紙?」

諏訪子「そう!とにかく読んでみて!」

アルテマ「…えっと?」

霊夢へ

元気にしてた?突然だけど、地底に行って頂戴。

地底の奥深くには"畜生界の妖怪"がいる。最近畜生界は地獄と関わりを持とうとしてる。

火種は早めに消したほうが良いの。だから地底に行って"饕餮尤魔 "を倒してほしいの。お願いね。

紫より

霊夢「…あいつ簡単に…」

アルテマ「じゃあそこに行きましょう!」

霊夢「ちょっと!?話を聞いて!」