【赤い手】意味が分かると怖い話

私の名前は、なつき。小学4年生

私の学校では、学校の噂話が最近流行っているようだ。

でも、私は怖い話が苦手だから、みんなが学校の噂話をしていると

いつも耳をふさいでしまう。

夏休み、友達の「あやみ」と「なな」と「なつき」で

お泊まり会をすることになった。集合場所はあやみの家。

私はその日はワクワクしていた。

そして、走ってあやみの家に向かった。

そしてあやみとななと私でたくさん遊んだ。

バーベキューもしたし、おいしかった〜。

あやみの家族も優しいし、

でも、あやみの母親と父親はなぜかあやみに対して厳しかった。

まぁ、あやみはお上品でクラスの人気者で、男子にもモテているから

きっと、お父さんとお母さんに厳しく育てられていたのだろうと思った。

そして、最後はあやみの部屋で寝ることになった。

その時ななが

「ねぇねぇ、ふたりとも、せっかく寝る前なんだから

　怖い話！しようよ！」

と案をだしてきた。あやみは

「えー！楽しそう！したい。したい。なつきもやろうよ！」

とわたしに話しかけてきた。でも私は

「私怖いの苦手なの知ってるでしょう？やりたくないよー！」

するとななが

「大丈夫そんなに怖くない話するから、ね？いいでしょ！」

と言ってきたので

「じゃあ、そんなに怖くないなら参加しても大丈夫だけど」

と言って参加してしまった。なながロウソクをともしながら

「ある、一人の男の子が料理をしていたそうだ。

　男の子は料理が苦手だったから

　頑張ってうまくなろうと思ったそうだ

　しかし数分してから

　男の子の手は真っ赤になっていたそうだ。

　なんででしょ！」

と私達に問いかけてきた。あやみは

「魚をさばく料理だったから！」

と言っていた。私は適当に

「指を包丁で、きっちゃたから？」

と言った。そのあと、なながロウソクの火を消した。

すこし鳥肌がたつ、そのあと明るい声で

「気分てんかんに、トマトジュースをのんでいたからでしたぁ！」

と笑いながら答えた。私とあやみは爆笑しながら

「もぉ！ななってば、怖い話じゃないじゃん！」

と3人で笑っていた。

そして11時ごろ私達は眠りについた。そこから深夜2時ごろ

「ねぇ！ねぇ！ってば起きてよ！」

と、ななの声がした。私はねぼけながら

「なぁに？」

と返事をすると、

「あやみがいないの！」

と言っていた。私は

「トイレでも言ってるんじゃない？」

というと

「私もトイレのドアの前でよんでみたんだけど返事がないから

ちがうよ」

と言っていた。私達はあやみの家のリビングの方をいくと、

あやみが立っていた。しかも電気はなぜかついていない。

「あやみ！」

と私達は、あやみに近づいた。その時カーペットに違和感があった。

カーペットは少しなんだかスライムみたいにグチャグチャしていた。

でも、それより私は、あやみに

「あやみ！どうしたの？こんなところで！」

とあやみに話しかけた。その時あやみの手には赤い液体がついていた。

発狂する直前にななが笑いながら

「もう、あやみったら、さっきわたしが話した話のマネして

　手に絵の具なんてつけちゃって、ドッキリしたかったんでしょ？」

と笑っていた。私も安心した。でもあやみは

にやにやしていた。しかもカーペットの違和感も気持ち悪かった。