【体操の先生】意味が分かると怖い話

私の名前は「前田　のの」小学4年生だ。

担任の岡本先生が

「はい、みんなー。体育館に行くよ〜」

と私達をよんでいた。

私は友達のいちかと二人で体育館へ行った。

すると隣のドアから体操の先生が来た。

名前は「山木　しょうこ」先生。

山木先生はみんなからとても好かれていた。

山木先生が

「はい！みんなー。体操始めるよ〜」

と私達に笑顔で言った

「はーい！」

私達は元気に挨拶をして、体操を始めた。

体操が終わったあとは体育の先生、

「竹田　じろう」先生が私達の前にやってきた。

竹田先生はみんなから嫌わている。理由は

山木先生にパワハラをしているからだ。

同じクラスの男の子が山木先生に竹田先生がパワハラを

しているところを目撃したようだ。

そして竹田先生は山木先生に

「山木！さっさと職員室へ行っとけ！ぶん殴るぞ？」

と叱っていた。山木先生は

「分かりました！」

と早歩きで職員室へ向かった。

私といちかは

「あれやばくない？」

「うんうん、ある意味大人の問題を押し付けられてる感じ」

と話し合っていた。

何分かしてチャイムが鳴った。

「はい！みんなおつかれー！」

と竹田先生の生意気な態度が出た。みんなはもちろん無視。

そしてみんあは早歩きで教室に行った。

私といちかも早歩きで教室に行った。

教室から帰ったあとはみんなが竹田先生の文句を言っていた。

「何あいつー山木先生に何してんのよ？」

「わかる～調子のってるよね？何？おつかれーって」

とざわざわしていた。

そして、家に帰る途中になんだか少しモヤモヤしていた。

「やっぱりこの状況やばいよね、、、どうしよう」

と独り言をつぶやいた。私も山木先生のためになにか役に立ちたいと

思っていたのだ。

そして8時ごろ

「あ！どうしよう！学校に携帯忘れた！」

家と学校は近いので急いで走って取りに帰った。

そして教室を確認したが見当たらなかった。

「体育館にあるのかなぁ？」

と思って体育館に足を踏み込むと

体育館は真っ暗だ。

「うわ、不気味」

思わず声が出た。でもすぐ近くに携帯がおいてあったので

急いで持って帰ろうとした時、後ろで

山木先生らしき人がフラフラと踊っていた。

私は

（山木先生、体操の練習してるんだ、、、、）

と思っていた。でもあまり体操しているようには思えなかった。

しかもなんだかロープらしきかげも見えた。それで私は

（ロープを使って体操してるのかな？）

体操をしている山木先生の後ろには誰かがいた。

でもその様子を見ているとなんだか怖くなって、

思いっきり走って家まで帰った。

次の日

山木先生が死んでいたらしい。ロープを首につるしていたんだって。

いちかが

「山木先生、いじめに耐えきれなくなって自殺しちゃったんだよ」

と涙を流して言っていた。私は

「きっとそうだとおもう、、、いや！！違うアレは自殺なんかじゃない！」