意味が分かると怖い話【ジュース】

あたしの名前は「鈴田　ふみか」30才。

あたしは、教師の仕事をしていた。

(はぁ・・。なんであたしが、ガキどもの担任なんだよ)

そして今日は理科の実験をしにいく予定だった。

「おい！ガキ！早く並べ！時間の無駄！」

生徒たちは

「は！はい！」

と返事をして急いで列にならんだ。

「おい、ガキ、お前ら並ぶのに10秒もかかってんぞ？」

と脅すと

「す、すみませんでした。次から気をつけます。」

と頭を下げた。それから理科室に向かった。

「はい。ガキどもさっさと教科書みて実験しろ！」

と怒鳴った。

それでもみんなは心配そうな顔をして実験しようとしない。

「てめぇら！いい加減にしろ！っさっさと実験しやがれ！」

と怒鳴った瞬間、生徒の【秋野　涼介】が

「先生のばーかｗ！」

と言って廊下に逃げ出した。

あたしはつい頭にきて、

「ごらああああああああああ！」

と追いかけた。

その間、生徒はちゃんと実験してたらしい。

「はぁぁ。やっと秋野しずかになった。」

とため息をついてから。

生徒の【杉原　あおい】が

「せ、先生。実験でジュース作ってみたんです。

よかったら飲んでみてください。」

と言ってきた。

「はぁぁ？お前ジュース作れとか言ってねーだろ？

教科書にもかいてねーぞ？」

と怒鳴ったら杉原が

「いや、そうなんですけど

　先生、秋野さんのことで怒ってたので

　リラックスしていただこうと思ってみんなで考えたんです。」

と言った。そして

「ふぅん」

と言ってジュースを飲んだ。

そういえば秋野はまだ帰らないのか？