進撃の刃！？（２）

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ええええ！？巨人が日本に？いやそもそもなんで？「おい、遥斗、逃げるぞってええええ遥斗ぉぉぉ？」とここで遥斗のアニオタが発動して、引き寄せられるように巨人の方に向かっていく。「おい、遥斗、食われるぞ！」僕が叫んでも取り憑かれたように巨人の方に向かっている。と、シュルルルルル！一瞬大きな影のようなものが通り過ぎた気がした。次の瞬間、スパンッっという音とともに巨人が倒れた。眼の前にいたのは、立体機動装置を付けて、滅という文字の入った兵服を着た１５才くらいの若者が立っていた。「大丈夫？」といって微笑んでくれた青年に僕は、（いやかっこよすぎんだろ！なに今の！？かっこよ！ってなにあの服！日輪刀でうなじを削いだ！？ええええ！）て思って、思わず叫びそうになったが落ち着いて、「大丈夫です。」と答えた。すかさず僕は、「あの、僕と遥斗は事情があって家がないんですけど、どうしたらいいですか？」と自分でも意味がわからない質問をした。すると「じゃあ今日は藤の花の家紋の家に泊まるかい？」と言ってくれた。僕たちはそこへ向かうことにした。

道中、僕と遥斗はこの世界について色々聞いた。まず、この世界はいきなり白い光に包まれて、浅草寺にパラディ島を繋ぐトンネルができてしまったということ、鬼舞辻無惨が９つの巨人の力を手に入れて復活したということ、なにが原因かは分からないが、巨人は昼に、鬼は夜に出現して、鬼殺隊とパラディ島の３兵団が合併し、調査兵団、駐屯兵団、鬼殺兵団になったこと、鬼殺隊が認められて政府公認になったこと、鬼殺兵団の柱は炭治郎、善逸、伊之助、カナヲは共に日柱、鳴柱、獣柱、花柱になって、現在の柱は６人になったこと、旧型の立体機動装置と新型をかけ合わせて作られた鬼殺兵団専用の立体機動装置で戦っていること、これまでの出来事で歴史が変わってしまうことなどを教えてもらった。「なんで歴史が変わるなんて未来のことを知っているのですか？」と遥斗が聞いた。「それはね、2020年から来たからだよ」「なんでそのことを知っているんですか？」あれ？でも僕たちがいるのは２０２４年だぞ？と思い、「あと、今は2024年ですけど・・・」「そうだね。どうやら世界がおかしくなったみたいだ。僕はもう来て4年だから視界がアニメじゃなくて、現実に見えてきて麻痺しているんだよ。」そういえば今、僕が見ている世界はどこかアニメっぽい気がする。でもだんだんそうじゃない気も・・・ああややこしい。「とにかくどうしたらいいんですか？」「それは僕にもわからない。さあ、蓮、遥斗、今日はゆっくり休んで寝よう！僕は鬼殺兵団所属、階級乙、長谷川湊だ。よろしく。」こうして僕らの戦いの火蓋は切って落とされた・・・・はずだった。

続く！

３話・・・まだできてません(泣)

日常編https://tohyotalk.com/question/643796