【参加型】Undefined histoire…? 17話

7 2024/04/14 11:49

ねぇまたトピ画バグったんだけど!!!

全てが登場人物の心情とかです。

あとすっごいパロディ。

参考:「顔のない花嫁」著 K・R・アレグザンダー

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𝕰𝖕𝖎𝖘𝖔𝖉𝖊 𝖘𝖊𝖛𝖊𝖓𝖙𝖊𝖊𝖓…?

小石に躓いた。

       足がもつれる

         周りに人は居ない

私は走る。

  息を切らして。

 怯えながら。

あいつらは

    すぐ

     そこに

      迫っているから。

歯ぎしりと

 床板が軋む音が聞こえる。

    異型の者の匂いがしてくる。

逃げ切るなんて無理だったんだ。

な ん で 、 学 校 で こ ん な 目 に 遭 う の ?

禁 忌 に 触 れ た か ら 何 ?

な ん で 。

私 も 寮 の 始 祖 の 一 人 で し ょ ?

裏 切 り 者 は お 前 ら だ 。

奔っても終りが見えないのは解ってた。

    眼の前に2つの鏡が現れた。

片方には墓が映っている。

      もう片方には緑青(ろくしょう)色の髪の知らない少女。

    鏡に映った見知らぬ少女は杖を振って鏡の中の墓を掘り起こした。

  中に入っているのは何なのか解っていた。

墓の中に居るのは私自身だ。

  心臓の鼓動が早くなる。

    嗚呼、上から迫っていた

あいつらが

  り

    て

      き

        た

けれど、それよりも先に、墓の中から私が出てくる。

白黒の髪も。色白の肌も。

そいつは私そっくりだった。

墓の中の私が目を開けた。

その瞬間、

墓に埋まった心臓も

私の心臓も

              

               

           

        

         

       

        

         

          

止まった。

*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆。*:・゚..。+:☆

「ああ、うん。それなんだけどね。心当たり、あるよ。

多分、立入禁止にされてる塔のとこにあると思う。」

白羽のその言葉を聞いて、寮の代表達はその塔へと向かう。

〜少女移動中〜

廃れてしまった塔に軽快なリズムの足音が聞こえる。

人の話し声も。

それは寮の代表達が付いた頃、直ぐに静寂へと戻った。

跡に残っていたのは、緑の旗が掛けられた扉。

鍵穴に刺さりっぱなしの美しい装飾の鍵。

それに、あの緑の魔法陣。

けれど、魔法陣は動かない。

随分前に書かれたような魔法陣。

黄色と黒の規制線。

白羽は一歩、一歩と前へと進む。

まるで此処のことを知っていたかのように。

そして鍵を回す。

鍵が抜けた。

魔力の籠もっている鍵が。

ドアの隙間から一瞬見えた、あのこの杖。

昔、あんなに頑張っていた、白黒の髪のあのこ。

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あとがき

なんかすっごい伏線貼られてた気がする。

             主

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