半島Maverick【file.1 異端者】

1 2024/04/23 23:41

ある半島に1人の異端者が住んでいた。

クラン「フヘヘヘヘヘヘヘヘ、今日も大改造祭りだぜぇ!」

奴の名はクラン、一言で言うなら開拓者だ。

ルラ「あんたってホントに魔改造すきよね。」

奴はルラ、クランの下積み自体からの親友の女。

クラン「たりめぇだ!あのクソ匠の目を覚まさせるのが願望なんだよ!」

元々2人は未来の某国で武器製造士の道を歩んでいたがクランは破門、ルラはクランを追って出て行った訳だ。

ルラ「でもそろそろ頃合いでしょ...3ヶ月もこんな生活して...帰ろうよ...」

クラン「帰りたきゃ自分1人で帰りゃいいさ、俺はどの道ここで1人を選ぶぜ」

ルラ「でもクランとは離れたくないよ...」

クラン「気色悪い奴...」

ルラ「あー!言ったなー!」

クラン「やめろって!頭ポコポコ叩くな!」

ルラ「アハハ!」

???「...お前らここで何やってんだ?」

クラン「あ?」

作業してる手を止める。

リンバ「お前!クランか⁉︎俺だよ!大学の先輩のリンバだよ!」

クラン「ん?ああ先輩かあ」

ルラ「え?何?クラン知り合いなの?」

クラン「ああ、この人はウチの大学の技術科の時の先輩だぜ」

リンバ「お前こんな半島で何やってんだ?」

ルラ「あの〜リンバさん、説明は私が、」

カクカクシカジカ(小説って便利〜

リンバ「つまりクランは製造士の道を破門して

今はここで武器を魔改造してると...」

ルラ「そういうことです」

リンバ「あーあクランお前やったなぁー」

クラン「別にいいじゃねぇですか!」

リンバ「そうだ!お前武器の腕は落ちてないだろうな?」

クラン「え?まぁ別に問題ありませんが?」

リンバ「じゃあ今度ウチの拠点来ないか?」

クラン「はい?」

リンバ「というのもこの前暴走ムーンナイトとかいう戦闘団体から勝負ふっかけられてよ、頼むよ」

クラン「そんなしょーもないことしませんよ」

リンバ「そうか〜じゃ帰るわ〜(泣)」

ルラ「ホントに行かなくていいの?」

クラン「俺は使うより作る方だ、昔より今を優先するタイプなんだよ俺は」

ルラ「うぅ...」

その刹那、ルラに電撃走る

ルラ「そっかーじゃあアンタの兄貴に頼んじゃおうかな〜」

クラン「ファ!?兄貴に!?」

ルラ「じゃそういうことで〜」

クラン「オイチョトマテ‼︎兄貴にはやめろ!」

ルラ「やーだよ」 

クランは作業着のままルラを追いかけてった

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