【推しの子二次創作】「推しのB小町！」#1 陽東高校にて

こんちは！いろいろ待たせてすみません！最後にお知らせあります！じゃ，どぞ！

ルビー 「あ・な・た・のアイドル〜♪」

MEM 「サインはB！」

かな 「チュ！」

私は平賀麗。憧れはB小町。私の夢は，いつかB小町みたいなアイドルになること。それから，B小町に会うこと。そして，B小町の隣に立つこと。話変わるけど，私は陽東高校の試験に合格し，今日から新高校生活が始まった。そして教室に入った途端から…。

？？？ 「友達なろー！！」

麗 「うわっ！？」

椿 「私杉田椿！よろしくぅ！」

麗 「よ，よろしく…？」

椿 「名前は？好きなものは？」

麗 「え，えっと…。」

こんなテンション高いギャル初めてだわ！？

？？？ 「椿，攻めすぎると良くないから。」

椿 「あーごめん！『のどかっち』！」

長閑 「…初めまして，モデルの阿野長閑。よろしく。」

椿 「さっき君にやったみたいに友達になったんだー！」

椿ちゃんとは違いすぎて逆にクールすぎ！？てかもうグループ出来上がってるじゃん！？

椿 「そういえばさ，この前たまたま売ってた雑誌の表紙って，のどかっち？」

長閑 「あぁ，それ。うん。」

あなた方本当に私と同じ高1ですか！？

椿 「私はCMとかによく招待されるけど，これと言った職業はないよー？麗は？」

麗 「えっ！？」

ど，どうしよ！？そういえばここ，芸能学校だった！？今モデルもCM出演者もいる中で，「私は特に」なんて言えるわけがない！！

でも何も言わなかったらそれはそれで怪しまれるし…。やっぱり素直に言ったほうがいいか！？いやでも！！

椿 「麗？どした？」

麗 「ひ！？え，えっと…。…こ，これからいろんな仕事入ってくるかと…。今は特にこれといったものは…。」

言っちゃった！？え，マジ！？椿ちゃんのノリで言っちゃったよ！？どーしよ！？絶対嫌われる！！

椿 「へぇー！逆にいいなー，自由人でー。」

長閑 「…まぁ，いんじゃね？」

2人とも神ですかーっ！！！！

そして放課後…。

椿 「やっと終わったー！！今からカフェとか行く？」芸能人という警戒心ゼロやんけこの子！？

長閑 「いや，これから仕事が…。」流石すぎてもう何もいえない！？

麗 「わ，私もそろそろ帰ろうかな…。」あまりにも気まずすぎるって！？

椿 「そっか！じゃあ明日ね！バイバーイ！」やっぱ神かよーっ！！！！

麗 「ふぅ…。」

明日もあの状態が続くのかぁ…。私もそろそろ将来決めないとな…。…アイドルかぁ。

きっと私には，手を伸ばしても伸ばしても届かないんだろうな…。ルビーちゃん達，どうやって…。ちょっと調べてみるか。「B小町」っと…。

…『B小町のセンター アイ』…？誰だろう…。えーっとなになに？『伝説のアイドル・アイ ストーカーによって死亡』…！？『完璧なアイドルだった』…。『ライブ直前でファンの悲惨な声も』…。なんか，ルビーちゃんに似てる気がする…。見た目もライブ中の姿も…。ま，まさかそんなわけないよね…？……きっと，違う…。よね？

続く！