半妖の夜叉姫 ハッピーな話になってたら第一話
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※アニメ、漫画と似ているところ有。独自解釈有
ある月食の夜、双子が生まれた。双子の名は「とわ」、「せつな」。 妖怪の父、殺生丸と人間の母、りんの間に生まれた半妖。 この話は、半妖の夜叉姫で、もしもとわがタイムスリップせずに、りんも銀鱗の呪詛にかからず、平和に暮らせてた世界線の話。
りん＝り 殺生丸＝殺 邪見＝じ 犬夜叉＝犬 かごめ＝か とわ＝と せつな＝せ もろは＝も 弥勒＝み 珊瑚＝さ 楓＝楓
で書いていく！
時は戦国時代、ある月食の夜、
楓「りん、よく頑張ったな」
り「楓様、」
か「りんちゃん頑張ったね！」
り「かごめ様も、ありがとう」
さ「ところで、名前は決まってるのかい？」
り「うん、とわとせつな」
か「いい名前だね！」
さ「いいと思うよ！」
そのとき、パサッ、という音とともに誰かが入ってきた。
り「殺生丸様！」
りんが起き上がる
か「誰よっ...って、殺生丸！？なんでここに」
じ「わしもおるぞ！」
殺「...」
り「...ｯ！」
りんを見て、殺生丸は、ｽｯと、殺生丸は双子を抱き上げた。
りんは、何か察した様子だ。
か「ちょっと殺生丸！何すんのよ！」
さ「殺生丸、あんた双子をどこへ連れて行く気だい！」
殺「...剛臆の試しだ」
か「剛臆って、」
スタスタと殺生丸はでていった。
か「あっ...行っちゃった」
り「殺生丸様、りんは信じております...」
りんはそう言ったのち、涙を流した。
出ていった殺生丸は、双子を連れてどこかへ向かっていた。すると、ヘビのような妖怪が現れた、女禍だ。
女禍「殺生丸、双子が生まれたそうだな、しかも半妖 その双子をよこせえええ！」
殺「...」
ｽﾊﾟｯという音ともに、殺生丸の緑色の鞭のような物で女禍の両腕が切り落とされた。
女禍「うぎゃああああああああああ」
女禍の声が響く。すると、女禍の腕から金と銀の真珠が飛んできた。それを殺生丸がキャッチ。
殺「...虹色真珠か、」
女禍「返せ... それは、禍一族の宝玉うううう！」
殺「違う、これは是露の涙。」
そう言って、殺生丸は飛び去っていった。
どこかの森についた殺生丸は、大きな木の下に双子を置いた。 そこに邪見も合流、
じ「殺生丸様、結界を張ります、これで当分は大丈夫でしょう ジャアアアアアアケンジャアアアアアケン結界！ﾊｱｱｱｱｱｲ！」
、という声で結界が張られた。
じ「...結界は完了しました いずれはりんも連れてまいりましょう」
殺「...」
木下に置いた双子の顔に殺生丸が金と銀の虹色真珠を近づけると、銀の虹色真珠は、とわの左目に、金の虹色真珠はせつなの右目に、それぞれ入っていった。
数ヶ月後
り「殺生丸様、りんもあの子達に会いたいです！」
殺「邪見...」
じ「！ かしこまりました！」
邪見は何か察した様子で、どこかへ行った。
り「あれ？邪見様はどこに行ったの？」
殺「...」
数分後、邪見は阿吽に乗って戻ってきた。
じ「りん、乗れ！」
り「はい！」
りんは阿吽に、殺生丸は飛び、邪見はモフモフにしがみついている。 何分か飛んでいると、とある森についた。
邪見と阿吽は大きな木の近くに着地した。殺生丸はどこかへ行った。
り「殺生丸様は？」
じ「あっ！帰ってきたぞ！おかえりなさいませ殺生丸様！」
殺「...りん」
り「...！？ 殺生丸様！」
りんの目には涙が浮かんでいる。
じ「りん、とわとせつなだ」
り「ｯ！...ありがとうっ、ございますｯ！...」
じ「ほれ、りん！」
りんの腕に双子が乗っかった。
り「うん、うんｯ...！会いたかっｯた！...」
と「ｱ~？」
せ「ﾝｰ！」
り「殺生丸様！邪見様！ありがとう！」
殺「...(笑っている)」
じ「(殺生丸様嬉しそう〜！)」
じ「ｸﾞｴ」
邪見は殺生丸に踏まれた。
殺「三人で過ごせ...」
り「はい！」
と「ｱｲ!」
せ「ｱｲ!」
数時間後
り「もう日が暮れちゃうね〜とわ〜せつな〜」
と「ｱ~!」
せ「ｳｰ!」
り「ふふっ、良かった！...でも、そろそろさよならだよ...」
と「ｱｱｱ！」
せ「ｲｲｲｲ！」
二人はまるでりんがどこにも行ってほしくないような言い方をしている。 そこに、殺生丸と邪見が戻ってきた
り「っ！殺生丸様！二人を楓様のところで育てたいです！」
殺「”まだ”だめだ、」
り「そうですか...」
と「ﾔｱｱｱｱｱｱｱ」
せ「ｷﾞｬｱｱｱｱ(泣いている)」
り「あぁ、泣いちゃった！どーするの、わからない！邪見様どうしたらいい？」
じ「抱っこしてあやしてやれ」
り「うん！」
数十分後
と「ｽｩｰ、ｽｩｰ」
せ「ｽｩｰ、ｽｩｰ」
双子の規則正しい寝息が聞こえてくる。
り「やっと泣き止んだ(汗)」
じ「それでは、帰るぞ」
り「はいっ...！」
数年後