第2話 友達(1)
わにゃは教室に向かってずんずん歩いてゆく。
「よーし、ここか。開けるぞ!」
ガラガラガラ。
中に入ると、そこには沢山の生徒がいた。
だがしかし、わにゃに知ってる人はいなかった。
わにゃは、右を向いた。
(右見たらアイドル級の女の子!)
今度は、左を向いた。
(左見たらアイドル級の男の子!)
そこで、わにゃはこう思った。
(さすがこの学校。まあ僕もサッカー選手だから負けてられないからね!)
…と。
後ろから、女の子の声がした。
「ねえあれって…」
その時、わにゃはこう思った。
(絶対『サッカー選手のわにゃだ』っていうんでしょ。)
…と。
だがしかし、女の子は
「何もつけてないのいるんだけど…」
…と言いました。
わにゃは、えー!!ちがうの〜!!とがっかりしました。
確かに、女の子は頭に2つリボンを付けているが、わにゃはなにもつけていない。
そこで、(けっこうこのわにゃキツイな…)と思った。
また、女の子は喋りだした。
「突然声かけてごめんなさい!まずバックをしまいな?」と言いました。
わにゃは「ワカリマシタ…」と言って落ち込んでいる。
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