チェンソーマン デンジ×レゼ(二次創作)題名『約束』第二話

12 2025/12/11 22:29

⚠️初見の方はまず一話をご覧くださいhttps://tohyotalk.com/question/807200 苦手な方はご了承をm(_ _)m

デンジは、レゼが渡してくれたサンドイッチを手に、数メートル離れた公園のベンチに腰を下ろした。食欲はあるはずなのに、紙袋に包まれたそれを開く手が震えていた。

「また、来てね!」

あの明るい声が頭の中でリフレインする。あれは本当に、人を殺してきた少女の声だったのか? デンジは混乱していた。もしあれが本物なら、自分は注文だけして逃げ出したことになる。

「馬鹿か俺は……」

デンジは急いでサンドイッチを食べ終え、キッチンカーへ引き返そうとした。しかし、角を曲がったところで足を止める。

もし、レゼが記憶喪失だとしたら? 下手に声をかけて、かつての自分の正体や、恐ろしい過去を思い出させてしまうのは、彼女にとって幸せなことなのだろうか?

デンジは決められなかった。

その日以来、デンジは毎日同じ時間に公園のベンチで待つようになった。目的は昼食ではない。キッチンカーが営業を終え、レゼが片付けをする姿を遠くから見守るためだった。

数日が経った梅雨の終わりのある日。デンジは意を決して、キッチンカーの営業終了間際に近づいた。

「あの……」

デンジの声に、レゼは顔を上げた。

「あ! この前のサンドイッチのお兄さん! 毎日公園で見かけてましたよ。今日はラストオーダーギリギリですね」

「えっと……この前は、ごめん。人違いだって言われたけど、やっぱりあんた、俺の知ってる奴に似てるんだ」

レゼは少し表情を曇らせた。

「そう言われても、私には本当に覚えがなくて……ごめんなさいごめんなさい」

初めて出会った時を思い出した。

「おう…。ただ、一つだけ聞きたいことがあんだけどよぉ」

デンジはポケットから、ボロボロになった小さな紙切れを取り出した。それは、レゼと初めて会った時にデンジがこっそりメモしていた、適当な喫茶店の名前と写真だった。

「これ、見覚えあるか?」

レゼは紙切れを受け取り、じっと見つめた。その緑色の瞳が、一瞬だけ、鋭い光を宿したように見えた。

「これ……」

レゼが言いかけたその時、空が急に暗くなり、激しい雷鳴と共に土砂降りの雨が降り出した。

「うわっ!」

レゼは慌ててキッチンカーの窓を閉め、デンジに言った。

「とりあえず、雨宿りしてください!」

デンジはレゼに促され、キッチンカーの小さな軒先に身を寄せた。二人の間に、張り詰めた沈黙が流れる。雨音だけが激しく響いていた。

「……ねえ、お兄さん」

レゼが静かに口を開いた。

「私、このメモのお店は知らないけど……雷の音を聞くと、すごく昔の嫌な記憶が蘇ってくるの」

彼女はデンジを見つめた。

「私、どこかで人を殺してた……そんな夢を見るんです」

デンジの心臓が跳ね上がった。

デンジは、レゼが記憶を取り戻すことを恐れつつも、彼女を一人で苦しませることはできなかった。

「……夢じゃないかもな」

デンジがそう呟いた瞬間、レゼの目が大きく見開かれた。彼女の頬に、雨とは違う一筋の雫が流れた。

「……私、あなたと、会ってた気がする…」

二人の距離は、雨音の中で急速に縮まっていった。

爆速でやったんで適当かも…

明日…ぐらい三話書きます!!

感想アドバイスお待ちしてますm(_ _)m

いいねを贈ろう
いいね
12

このトピックは、名前 @IDを設定してる人のみコメントできます → 設定する(かんたんです)
画像・吹き出し

タグ: チェンソーマンデン.. レゼ 二次創作 題名 約束

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する
アニメとゲーム2025/12/11 22:29:49 [通報] [非表示] フォローする
TTツイートしよう!
TTツイートする

拡散用



後何話続ければ良いんだ…


めっちゃ良い❢❢

この記憶喪失のお話めっちゃ好きです❢4話ぐらい続ければ丁度いいと思います❢


ありがとうございます_(._.)_


画像・吹き出し

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する